国重要文化財のJR門司港駅の駅舎(北九州市門司区)が10日、補修・復元工事を終えて全面開業した。建設された1914(大正3)年当時のクラシックな姿に生まれ変わった駅を見ようと、多くの人が訪れた。 駅前広場で記念式典があり、JR九州の青柳俊彦社長が「大正時代の優雅な姿をお披露目しようと、6年半の工事をへて素晴らしい駅になった。末永く愛されることを願う」とあいさつ。福岡出身で鉄道ファンのタモリさんら来賓とテープカットをして祝った。 木造一部2階建ての駅舎は老…
出発式でテープカットする「ことでん貸切乗車団」の佐羽内勇太代表(左)やことでんの真鍋康正社長(右)ら=高松市仏生山町のことでん仏生山駅で、小川和久撮影 高松琴平電気鉄道(ことでん=高松市)が京浜急行電鉄(東京都)から買い取った1080形2両が製造から60年を迎え、赤いラッピングを施した「還暦の赤い電車」に姿を変えて市内を走っている。インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を使って鉄道ファンが費用を集め、当時のデザインを再現。このほど出発式が開かれ、大勢のファンや市民が訪れた。【小川和久】 車両は1988年に京浜急行電鉄から買い取って以来、琴平線で運行。ことでんは路線ごとに車両を色分けしており、これまで車体は白色と黄色で塗装されていた。
自治体…婚姻届の特設窓口、神社仏閣…記念の限定御朱印、結婚式場…プラン・フェアPR 「新元号」祝賀ムード
【日光】玩具メーカー「トミーテック」(壬生町)の人気シリーズ「鉄道むすめ」のキャラクターに、東武鬼怒川線のSL「大樹(たいじゅ)」機関士の「大桑(おおくわ)じゅり」が加わった。SL大樹の記念乗車証などに活用されるほか、23日に鬼怒川温泉駅前広場で開かれる「東武鉄道むすめ&SL大樹スプリングフェスタ」でデビューイベントが行われる。 鉄道むすめは全国の鉄道事業者の制服を着た女性キャラクターで、大桑じゅりは89人目。東武鬼怒川線の大桑駅と大樹の「じゅ」から名付けられた。鬼怒川温泉にちなんだキャラクターには、東武鉄道の特急スペーシア車掌「鬼怒川みやび」もいる。 同フェスタは(問)市観光協会0288・22・1525、鉄道に関することは(問)東武鉄道お客さまセンター03・5962・0102。
昨年7月の西日本豪雨で被災し、不通となっていたJR筑豊線の桂川(桂川町)-原田(筑紫野市)間が9日、再開した。西日本豪雨での同社管内の不通区間は全て解消された。沿線の上穂波駅(飯塚市)では記念イベントが開かれ、住民ら約100人が約8カ月ぶりの再開を祝った。 原田線として親しまれる同区間は、豪雨で盛り土が崩れるなど計39カ所で被害を受け、運転を見合わせていた。今月8日までバスで代替輸送を行っていた。 地元の筑穂ライオンズクラブ(田代隆博会長)は、「地域にとって欠かすことのできない路線。住民と再開を祝いたい」と、イベントを企画。この日、JR九州の協力で臨時列車が運行され、近くの障害者支援施設「あかね園」の利用者が太鼓を披露する中、同駅で停車した。田代会長らがテープカットした後、上穂波小5年の田中佑果さん(11)の合図で動きだし、原田駅を目指した。 参加した内野小6年渡辺真悠香さん(12)、5年
列車は直方駅(直方市)から行橋駅(行橋市)まで3時間20分かけてゆっくりめぐる。この日は短縮コースとして、途中の金田駅(福智町)から出発した。 地元食材をふんだんに使った料理は6品。福岡市の人気レストラン「ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ」オーナーシェフの福山剛さんが監修する。1品目のオードブル「ことことボックス」の後に提供される新タマネギのジュレは、直方市のタマネギで作られる。タラとふきのとうのフリットは、衣に竹炭を練り込み石炭をイメージ。メーンの和牛ホホ肉の煮込みはドリアと一緒に提供され、デザートは田川市発祥のチロルチョコをイメージしたガトーショコラだ。ドリンクも、「福智☆リッチビール」や英彦山サイダーなど地元産をそろえる。食材や料理の内容は季節によって変えていくという。 車窓からは、二本煙突や竪坑櫓(たてこうやぐら)、香春岳など田川地区のシンボルが望める。普段なにげなく見ている
高知県安芸郡東洋町と徳島県海陽町を結ぶ阿佐海岸鉄道・阿佐東線(8・5キロ)に導入予定の線路と道路を走れる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」が9日、同線宍喰駅(海陽町久保)で公開された。沿線で盛んなサーフィンをイメージし、青を基調にした愛称は「未来への波乗り」。阿佐鉄は2020年度から3台運行する計画で、残り2台は19年度中の完成を目指す。 DMVは阿佐東地域の活性化などを目的に徳島・高知両県や沿線自治体の関係者らでつくる協議会が総事業費10億円で導入を計画。鉄路は甲浦駅―JR四国牟岐線・阿波海南駅間の運行としている。...
徳島県と高知県を結ぶ阿佐東線を運営する阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)と徳島県は9日、線路と道路を両方走れるデュアル・モード・ビークル(DMV)の車両を海陽町の宍喰駅で公開した。2020年にJR四国牟岐線阿波海南駅(海陽町)と阿佐東線甲浦駅(高知県東洋町)の間で世界初の本格営業を目指している。
北海道函館市の第三セクター、道南いさりび鉄道は9日、開業3周年を記念して「おでん列車」を運行した。沿線住民でつくる地域応援隊が初めて企画。約30人が参加し、地元産の具材をふんだんに使った熱々のおでんを楽しんだ。 同社の観光列車「ながまれ海峡号」を赤ちょうちんなどで飾り付けし、函館-木古内(木古内町)を走った。途中、津軽海峡と函館山を車窓から一望できるスポットに停車。弁当箱に詰めて配られたおでんは、具材に特産を生かしたいか天やカキのもち巾着、ホッキ貝入りのだし巻き卵、ツブ貝など工夫がいっぱいで、乗客たちは絶景を見ながら味わった。 同社は北海道新幹線が開通した2016年3月、JR江差線を引き継いで開業し、函館市と木古内町の37・8キロを結ぶ。経営が厳しく、観光列車の促進などで収益拡大を図ってきた。
3月16日から営業運転を開始する西武鉄道の新型特急車両、001系「Laview(ラビュー)」が注目を集めている。建築家の妹島和世氏をはじめ鉄道業界外のクリエイターを起用した斬新なデザインが話題になっている。 しかし建築家がデザインした鉄道車両はこれが初めてではないことは、鉄道に詳しい方であれば承知しているだろう。最近では昨年営業運転を開始した、小田急電鉄ロマンスカーGSE70000形がある。こちらは岡部憲明アーキテクチャーネットワークが関わっている。 デザイン審査の意義 筆者は2013年度から計5回、グッドデザイン賞の審査委員を務め、昨年度のグッドデザイン金賞に輝いた小田急70000形をはじめ、さまざまな鉄道車両や施設にほかのモビリティ関連の審査対象とともに対面してきた。
大分県臼杵市は14日のホワイトデーに合わせ、JR臼杵駅とJR上臼杵駅のホームにある「♡(すき)」入りの駅名標を、バレンタインデー仕様からホワイトデー仕様に切り替える。市が2017年から取り組む観光プロモーション「う♡プロジェクト」の一環だ。 市はハートマークを使って「恋愛」に関するイメージアップを図り、「恋愛の聖地」としての知名度アップも狙っている。多くの人に臼杵に訪れてもらい、さらにSNSなどでも発信してもらえるよう工夫を重ねてきた。 現在、両駅の駅名標には赤いハートを天使が弓矢で狙う絵柄が入っているが、13日夕に新しい絵柄に切り替える予定だ。どのような絵柄となるかは、その時まで明らかにされない。 臼杵駅では14日午前7時か…
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チャギントン電車、バージョンアップ――。和歌山電鉄は9日、英国で人気の鉄道アニメ「チャギントン」のキャラクターのデザインを、外観だけではなく車両の内装にも施した新たなラッピング電車の運行を始めた。同社の親会社の岡山電気軌道(岡山市)が16日からチャギントン電車を運行するPRの一環。 和歌山電鉄は昨年10月以降、外観をチャギントンのキャラクターでラッピングした電車を運行している。今回は車両の中も改装してバージョンアップ。座席はアニメのキャラクター「ウィルソン」と「ブルースター」のイラストをあしらったオリジナルシートで、床面には「ココ」や「ハンゾー」などのシールが貼られている。 この日、伊太祈曽駅(和歌山市)で一般公開があり、地元の認定こども園しょうぶこども園と愛友保育所の園児ら約50人が乗車した。しょうぶこども園の井上陽葵ちゃん(6)は「ブルースター」が好きだという。「シートがかわいくて楽し
グランドオープン前夜祭でライトアップされた門司港駅を背にライブ演奏するジャズミュージシャン=北九州市門司区で2019年3月9日午後7時33分、上入来尚撮影 1914(大正3)年建築のJR門司港駅(北九州市門司区)が10日、6年以上に及ぶ保存改修工事を終えて「グランドオープン」する。9日は前夜祭としてライトアップの点灯式があった。カウントダウンの合図で点灯されると、105年前の創建当時の姿に復元された重厚な木造2階建て駅舎が照らし出され、幻想的な雰囲気…
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