前に太陽電池で携帯を充電させる装置を作った時、生まれて初めてハンダというものに触った。 なんだこのハンダごてに吸い込まれるようにして溶けてゆくハンダは。抵抗というものを知らないのか。 そして溶接部分に垂らしたハンダの銀色に光るぷるぷるといじらしい姿。 流線型が好きな私は一発で参ってしまった。 こんな形のアクセサリー、欲しい。 という流れるような経緯で、アクセサリー作りに挑戦です。 (佐倉 美穂) 紙粘土で型作り 液体状のハンダはそう思うように形を作ってくれない。熱いし液体だし丸まるし。 なので、今回の工作は型にハンダを流し込んで作る方法にした。 その鋳型には紙粘土をチョイス。油粘土ではハンダの熱で溶けてしまうかと思っての選択だ。 しかし粘土。触らなくなって久しい。 今回使用するのは「軽い紙粘土」。ただ安かっただけなのだが、持って驚いた。本当に軽いのだ。そのふわふわ感、はんぺんの如し。