群馬県桐生市から栃木県足尾町まで、1本のローカル線がのびています。「わたらせ渓谷鐵道」 。 足尾銅山華やかなりし頃、1911年に足尾鉄道として開業、その後国有化・JR民営化。そして銅山の衰退により1989年に第3セクターの路線となり、今に至っています。 と、旅番組のように始まる今回。地元の桐生市民だった私は、その通称 「わたけい」 の存在を知ってはいたが、乗る機会のないまま今まで来た。 そんなある日、1通の招待状が届いた。超ローカル線 「わたけい」 を、お座敷列車が走るという。では、行ってみやしょう!(阿藤風) (乙幡 啓子) 11時・大間々駅集合 招待状といっても、ある日突然謎の書簡が舞い込んだわけではない。桐生在住の知人が事務局長を務める 「2015年の公共交通をつくる会」 が、わたらせ渓谷鐵道のお座敷列車 「サロン・ド・わたらせ」 を借り切って市民列車を運行するというので、参加表明を