タグ

ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (28)

  • おれの田舎はDASH村 - 冒険野郎マクガイヤー

    もう放送から一週間近く経ってしまったが、やはり書いておこう。夕飯いながら『鉄腕DASH』を観てたら、山口達也が放射性物質防護服を着こんで汚染されたDASH村に赴き、せっせとひまわりの種を植えていて驚いた。全部無かったことにするのも可能だったのに、TOKIOも『鉄腕DASH』スタッフも、気でDASH村をやっていたんだなぁと感じ入ったよ。 参考リンク:『DASH村』 参考リンク:http://now2chblog.blog55.fc2.com/blog-entry-956.html まず驚くのは完全防備の放射性物質防護服で日の田園風景をうろつく、その絵ヅラだ。 DASH村は福島第一原発の北西25kmに位置している。3/14日に三号機が水蒸気爆発を起こしてから数日間、現地は北西の風が吹いていた。そして雨。里山に囲まれたDASH村には風にのった放射性物質が降り積もると共に、雨水に溶けたそれら

    おれの田舎はDASH村 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 「古代進を演じているキムタク」を演じるキムタク:『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 - 冒険野郎マクガイヤー@はてな

    ちょっとピークを過ぎた感もあるけれど、巷で噂の『スペヤマ』(あるいは『バトヤマ』)こと『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観た。 自分は世代的なものが理由か、「ガンダム」にはのめりこめても「ヤマト」には関心を抱けなくて、オタク第一世代が「ヤマト! ヤマト!」と興奮しているさまを冷めた目でみたりしていたのだけれども、そんな自分も一応基礎教養として観にいかなくてはならなきゃと思ったのだ。 感想を書くと……これまた巷の噂と同じになってしまうのだが、思ったほどクソじゃなかった。この一文に尽きる。 クソじゃなかった原因はなにかというと、佐藤嗣麻子が書く脚――徹底的にハリウッド映画を参考にした脚の構造なんじゃないかと思う。きっちり三幕構成。有名俳優全員に作られた見せ場。ショックガンのレベルやら「アイ・ハブ・コントロール」時の揺れやらを利用して、それなりに回収される伏線。『K-20 怪人二

    「古代進を演じているキムタク」を演じるキムタク:『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 - 冒険野郎マクガイヤー@はてな
    Doen
    Doen 2010/12/19
  • 『踊る』=平成ライダー説: 『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』 - 冒険野郎マクガイヤー

    自分はだいたい映画を週に一のペースで観ているわけですよ。一年に換算するとだいたい50くらい。一説によるとシネフィルと呼ばれる、或いは自称する為の最低ラインは年間100らしいので、中途半端な映画オタと考えてくれて間違いない。 そんな映画半可通が今まさにネタとして語りまくり、こき下ろし、ディスりまくる映画といえば『踊る大捜査線 THE MOVIE3』だ。 だが、自分はこの映画、というかこのシリーズ、結構好きなんだよね。 カネよりも時間が惜しいので、基的にどう考えてもつまらなさそうな映画は観ないと決めている。だから『アマルフィ』も『ALWAYS』も未だに観てないし、将来観る気も無いし、『DRAGONBALL:EVOLUTION』を観るくらいならば、アニメの方の映画版*1を観た方が良い、というスタンスだ。そんな自分が何故『踊る大捜査線 THE MOVIE』を観るのかというと、やっぱり、面白

    『踊る』=平成ライダー説: 『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • ヴィカス、お前は神にも悪魔にもなれる!:『第9地区』 - 冒険野郎マクガイヤー

    District 9 [DVD] [Import] 『第9地区』を観たのだが、期待以上の面白さだった。この映画、色んな人が熱く語ってるのも分かるわー。 まずさ、どうみてもクリーチャーで外骨格で子どもとか襲いそうな宇宙人が、南アフリカの難民キャンプで地球人に蔑まれているという発想が良い。我々が宇宙人に夢中になるのはそれを通して地球人のことが――自分たちのことが理解できるからなのだが、ショッカーの改造人間失敗作みたいなディストリクト星人*1が地球を侵略するかと思いきや、宇宙船の中で息も絶え絶え、難民キャンプで20年も困窮に喘いでいるという皮肉たっぷりな構図の時点でもう100点をつけたい。 しかもこのディストリクト星人が、石原慎太郎がホームレスをダンボールハウスから追い出すみたいな理由で、上から目線丸出しの小役人に住んでるバラックから追い出されるんだよね。「SFは絵だねえ」という宇宙軍大元帥の有

    ヴィカス、お前は神にも悪魔にもなれる!:『第9地区』 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2010/04/14
  • 岡田斗司夫のひとり夜話6 その2 - 冒険野郎マクガイヤー

    (前回の続きです) ノート術:左ページについて ノート術、左ページが難しいとよく言われる。右ページには論理的なことを書くわけだが、左ページにもついつい論理的なものを書いてしまう、と。確かに難しいかもしれない。 大阪芸術大学で客員教授をやっているのだが、そこの学部長である小池一夫が「人を惹きつける技術」という新書を出した。そのの中で、マンガを書こうという人間は毎日三つキャラを描け! と書いていた。一年続ければ確実にキャラ力が上がる、と。 人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方- (講談社+α新書) そういうわけで、ノートの左ページにもキャラを三人描くのが良いと思う。 それで、右ページに描いたことをやらせたり、ツッコミを言わせたりする。とにかく何かやらせる。 同時に、三人の間の関係性みたいなものを台詞で書く。ヒヨコを描いて卵を描けば、ひよこのリアクションを

    岡田斗司夫のひとり夜話6 その2 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 『グラン・トリノ』から学べるもの、学ぶべきこと、学ばない人 - 冒険野郎マクガイヤー

    映画を観たり、小説やマンガを読んだ感想として、自分はよく「面白かった」とか「感動した」とかいう言葉を使う。 他人の感想やブログやTwitterなんかでもそのような言葉を使う人は多いのだけれど、その「面白かった」とか「感動した」って具体的にどういうことなのだろうか。 自分にとっての「面白かった」や「感動した」は、例えば映画を観る前と後とで自分の一部が決定的に変わるような何かを受け取ってしまった場合のようなことをいう。フィクションのせいで自分の心の一部がリアルに変質したようなことをいう。それがフィクションの、というか物語の面白さだと思う。 これは映画小説やマンガを愛する人にとって自明のことで、わざわざ口に出したりこうやって文章にするまでもないことだと考えていたのだが、そういうわけでもなかったんだな、と思ってしまうことがあった。 グラン・トリノ [DVD] あのさ、去年公開された『グラン・トリ

    『グラン・トリノ』から学べるもの、学ぶべきこと、学ばない人 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2010/01/21
  • 日本オタク大賞2009 - 冒険野郎マクガイヤー

    しっかりチケットをゲットできたので、今年もオタク大賞に行ってきた。例年通りのオタ的バカ話の連続で楽しかったよ。やっぱりオタク大賞はお笑いイベントだな。 ただ、例年はCS放送があったのだが、今回は大人の事情により無し、その代わり、今月末にニコニコ動画のロフトプラスワンチャンネルにて放送されるのだという。CSよりもこっちの方が観易いって人が多いかもしれないな。 ロフトチャンネル - ニコニコチャンネル:社会・言論 登壇したのは司会の藤津亮太、東海村原八、志田英邦、前田久、奈良崎コロスケ、鶴岡法斎の6人。 今年も、まず各出演者がそれぞれ選んだ2009年のトピックについて皆で語り、その後大賞を決めるという進行だった。 いつも通り、自分にとってもの凄く面白かったり、印象的だったものについてメモとしてまとめたい。 私なりのバイアスがかかったまとめ方なのでご注意を。特に、発言の時系列はかなり変えている。

    日本オタク大賞2009 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2010/01/16
  • 「岡田斗司夫の ひとり夜話2」その2 - 冒険野郎マクガイヤー

    前回の続きです ガンダムの話-1 僕は勝間和代を「師匠」と呼ぶほど尊敬しているのだが、この前出した新書「目立つ力」のオビに驚いた。 目立つ力 (小学館101新書 49) インターネットにつながっていると、私は、まるで機動戦士ガンダムでアムロがモビルスーツを操っているような気分になります。インターネットを自己表現に使わない人生など、私にはもう考えられません。ぜひ、みなさんもこの感覚を一刻も早く共有し、あなたも人生のモビルスーツを手に入れて下さい ついに勝間さんが俺たちをターゲットにしてきた!(笑) 勝間さんのこれまでのターゲットは女性、それも理屈民族の女性だった。しかし、それも飽和状態に達してきた。そこで「自己実現」や「豊かさ」を「モビルスーツ」に置き換えることで、女性向けのを俺たち向けにアレンジしてきた。多分、編集者がアドバイスしたのではなかろうか? これは勝間さんにとってのイメージチェ

  • 「岡田斗司夫の ひとり夜話2」その1 - 冒険野郎マクガイヤー

    もう先週のことになるのだが、「岡田斗司夫の ひとり夜話2」に行ってきた。 今回は第一回とうって変わって延長に延長を繰り返した結果、丸々半分が熱いガンダム話という、以前やっていた「遺言」イベントを思い起こさせる内容だった。や、こういうのを待っていたよ。映像こそ使わなかったものの、話の合間に岡田斗司夫がタイミングよく絵や写真をモニターに写し、笑いを増幅させていたのが印象的だった。 ちなみに第一回の内容のまとめと感想は↓の通り。 「岡田斗司夫のひとり夜話」その1 - 冒険野郎マクガイヤー@はてな 以下、いつものように印象に残ったことを中心にメモとしてまとめたい。いつも通り、岡田斗司夫が言った内容そのままではなく、私なりのバイアスがかかったまとめ方なのでご注意を。括弧内は私の感想。質疑応答は上手くメモできなかったので、印象に残ったもののみをまとめる。 理屈民族 前回のイベント後に気づいたのだが、世

    「岡田斗司夫の ひとり夜話2」その1 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 小泉ウルトラマンキング問題について - 冒険野郎マクガイヤー

    公開日がライダーと完全にカブっている「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」であるが、ウルトラマンキングの声を小泉純一郎元首相が演じることがアナウンスされた。 http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200910130035.html これってウルトラ・シリーズの根幹を揺るがしかねない大問題だと思うんだよ、私はさ。でも、ググってみても特に大騒ぎしてる人は見当たらないので、私が大騒ぎするぞ。 ウルトラヒーローシリーズ11 ウルトラマンキング NEWパッケージ そもそも過去にウルトラマンキングの声をアテた声優は二人いた。マスオさんやジャムおじさんで御馴染み増岡弘、そしてガーゴイルや冬月コウゾウ役で平野耕太から「キヨムー」と仇名をつけられた清川元夢。増岡弘は73才、キヨムーは74才。二人とも大ベテランで、演技力は言わずもがなだ。 Koizumi―小泉純一郎写真集

    小泉ウルトラマンキング問題について - 冒険野郎マクガイヤー
  • オタク大賞R5〜オタクはつらいよ・望郷編〜2009年のロボットアニメ その4 2009年8〜9月のオタクニュース - 冒険野郎マクガイヤー

    (前回の続きです) ラブプラス発売 ラブプラス (前田)快調にハマっています!楽しいというより生活が変わります。「クラナド」が人生、「ドリームクラブ」が夢だとしたら、「ラブプラス」は生活ですよ!(笑) 一時期当に入手困難だったらしく2chに「ラブプラス」難民のスレとかあった。○○に何入荷!みたいなデマまで踊っていた。 スケジュールが400日までしかない。400日経つとどうなるのか?最初に戻るのか?これが終わらないラブソングなのか?これがゲーム的リアリズムか?俺達は終わらないラブプラスを延々と繰り返すのか?「ラブプラス2:ビューティフルドリーマー」に期待(笑)。 実写版ヤマト (藤津)期待しているというより、お付き合いしなきゃいけない何かだと思う。初詣とかハレー彗星みたいな(笑)。 高島礼子*1が作るカクテルに期待(笑)。 森雪は時代錯誤的なヒロイン。あの時点でもちょっと古かった。実写版

    オタク大賞R5〜オタクはつらいよ・望郷編〜2009年のロボットアニメ その4 2009年8〜9月のオタクニュース - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/10/16
  • 「岡田斗司夫のひとり夜話」その2 - 冒険野郎マクガイヤー

    (前回の続きです) せつない話-1 中一〜中三までギターを持ち歩いていた。当時、好きになった女の子の自宅の横が空き地で、土管が積んであった。……笑うなよ(笑)。おれだって恥ずかしいんだよ!! どういうことかというと、ついこの前まで、僕の人生の一大テーマは「格好良い」だった。それも、さっきテレビで観たような「格好良さ」。 小学生の時は軍歌が大好きだった。フォークみたいなものは軟弱だと思っていた。でも姉の机の上に置いてあったフォークの歌詞カードを見て考えが変わった。全部、「〜そういうものなのです」なんて具合に終わる歌詞で、なんて格好良いんだ!おれも中村雅俊みたいなアニキが欲しい!と思った。 当時、近くの神社でトランペットを吹いている兄ちゃんがいた。それも「なんて格好良いんだ!」と思った。 トランペットだと二番煎じになるのでギターにした。サイモン&ガーファンクルみたいな曲を弾こう!と考えた。 た

    「岡田斗司夫のひとり夜話」その2 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 「岡田斗司夫のひとり夜話」その1 - 冒険野郎マクガイヤー

    23日にロフトプラスワンで行なわれた「岡田斗司夫のひとり夜話」に行ってきた。 以前、ロフトプラスワンで行なわれた「遺言」や一回のみ行なわれた「寝言」イベントは大変面白くて、続きを楽しみにしていたのだ。 ただ、今回の「岡田斗司夫のひとり夜話」は若干印象の異なるイベントだった。以前はトークに熱くなりすぎて事前に用意したレジュメを消化できないことなんて当たり前だったのだが、今回は時間が押しているとみるやすぐに軌道修正。休憩時間に流す音楽の選曲に凝ったり、皆で替え歌を合唱する時間をとったりと、DVD化や後述する東京ドームでのイベント開催も視野に入れたかのような内容だった。 以下、いつものように印象に残ったことを中心にメモとしてまとめるが、いつも通り岡田斗司夫が言った内容そのままというよりは、自分なりにこう理解した、というまとめ方なのでご注意を。括弧内は私の感想だ。 事前に配布・回収した質問票を使用

    「岡田斗司夫のひとり夜話」その1 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 最後の武器、それは東映動画スピリッツ:「サマーウォーズ」 - 冒険野郎マクガイヤー

    べ、別に細田守監督のことが好きってわけじゃないんだからね!「ぼくらのウォーゲーム!」や「どれみと魔女をやめた魔女」でヤラれちゃったなんてことないんだから!「ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」に「ハウル」降板騒動を反映させたなんて、つまんないこと言ってんじゃないわよ!!「時をかける少女」だって、仕方なく劇場で三回観た後DVD買ってあげただけなんだから!か、勘違いしないでよ!! ……というわけで「サマーウォーズ」観てきた。面白かった。やっぱりさ、敢えて「嫁」と書くけれども、嫁の親戚ってのは「他者」なわけですな。で、その「他者」が、主人公の努力やコミットや生き様や志で、だんだんと「仲間」や「家族」になっていくところが感動的なんですな。そして、それは現代というか近代的な感動であるとも思う。 ちょっと気になったのは視点の不統一だ。この映画、童貞主人公が好きな女の子の家族にコミットすることでオトナに

    最後の武器、それは東映動画スピリッツ:「サマーウォーズ」 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/08/11
  • 笑福亭鶴瓶が真実を吐露する時、世界は崩壊する:「ディア・ドクター」 - 冒険野郎マクガイヤー

    「サマーウォーズ」とか「山形スクリーム」とか「ボルト」とか「コネクテッド」とか「セントアンナの奇跡」とか、今週は観たい映画が一杯なのだが、上映館と自分の自由時間の都合がつかないので、とりあえず公開終了間近っぽい「ディア・ドクター」を観た。……この出来で、監督は35才らしい。西川美和天才だわー、邦画の将来は彼女がいれば安泰だわー、終わり……では芸が無いので駄文を綴ってみたい。 キャスティング手法の一つで、タイプキャストというのがある。シュワルツェネッガーの演じる役はいつも軍人や元軍人や特殊部隊員ばかり*1とか、アンソニー・ホプキンスの演じる役は孤独で偏屈な老人やレクター博士ばかり、というあれだ。勿論、シュワルツェネッガーがインテリ弁護士やマイホームパパを演じたり、アンソニー・ホプキンスが熱血漢を演じる面白さもあるが、それはタイプキャストの対極にある、いわゆるミスマッチの面白さというやつだ。

    笑福亭鶴瓶が真実を吐露する時、世界は崩壊する:「ディア・ドクター」 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/08/06
  • 墓場まで持って逝きたい:「定本コロコロ爆伝!! 1977-2009」 - 冒険野郎マクガイヤー

    かつて、私にとって三種の神器とは、ファミコンとミニ四駆とビックリマンのヘッドのことであった。全てのホビーは勝負と友情のコミュニケーション・ツールであったし、全てのマンガが新しい世界への入り口だった。藤子不二雄両人と高橋名人は今でも私にとっての「神」であり続けているし、どんなにゴーマンをかまされようとも小林よしのりに絶対的な悪印象を抱けないでいる。 そんな価値観を持つに至った理由は、小学生の頃コロコロの読者であったという一点に尽きる。特に現在二十代後半から三十代の方には、程度は違えど同じような価値観の持ち主が多いのではなかろうか。 や、ライバル雑誌であるボンボンもきっちりチェックしていたし、友人が次々とコロコロを「元服」していく中、中学生になっても買い続けていたのだが。さすがに高校生になると屋で買うのが恥ずかしくて恥ずかしくて、わざとエロやエロマンガと一緒に買ったりしたのも今となっては良

    墓場まで持って逝きたい:「定本コロコロ爆伝!! 1977-2009」 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/06/11
  • トンデモ本大賞2009 - 冒険野郎マクガイヤー

    「学会に行く」と宣言してトンデモ大賞に行ってきたのだが、面白かったよ。 まず、今年も増量された「と学会エクストラ」。お馴染み新田五郎のマンガネタやチンコ文房具ネタが面白かった。でも、明木茂夫教授の「近年の地理の教科書や地図帳で中国の地名・人名がカタカナ表記になっており、しかも不統一」というネタは、笑えるというよりもシビアな社会問題だと思った。「漢字は日韓国、ベトナムでも使用されていて、各国で発音は違えども表記が同一であることがアジアの絆ではないか」という結びは、最早お笑いでは無かった。流石だ。 もう一つ。今年は唐沢俊一の弟子、というか編集スタッフの一人である大内明日香の著作「すべてのオタク小説家になれる」がノミネートされるという、ある種スキャンダラスな事件があったのだな。すべてのオタク小説家になれる!大内明日香 おすすめ平均 買ったら損 心構えと意欲が沸きます 無価値 またまた馬

    Doen
    Doen 2009/06/08
  • 奴隷の青春:「遭難フリーター」 - 冒険野郎マクガイヤー

    嫁が実家に帰ったので、以前から気になっていた「遭難フリーター」を観てきた。面白かった。 この面白さは科学者が顕微鏡を覗いて「実に面白い」と呟くようなそれではなく、私や、私の友人や、私の子供達が同じような状況に至ることに思いを巡らせてしまうような、当事者意識を強烈に突きつけてくる面白さだ。 全編市販のビデオ撮影、制作費3万円、編集期間2ヶ月のセルフドキュメンタリーという事前情報を聞いて、学生の課題みたいなものを観せられたらかなわんなーなんて思ってたのだが、そのような不安は杞憂だった。この映画、結構良く出来ている。特に編集と校正は小賢しいと思える所すらある程で、初監督作とは思えないくらいだ。プロデューサーとして土屋豊、アドバイザーとして雨宮処凛の名前が入っているが、監督以外の関与*1も意外に大きいのかもしれない。 どういうところが面白いのかというと、まず岩淵弘樹自身の派遣労働者としてのリアルラ

    奴隷の青春:「遭難フリーター」 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 殺人事件とやましさ - 冒険野郎マクガイヤー

    半年くらい前だろうか、とあるブログだかミクシィだかに印象的な記述があった。ブログ主は加藤智大のアキバ殺傷事件にそれなりのショックを受け、それなりの共感を感じたのだが、それよりも印象的だったのは周囲の反応だという。殺人は絶対にいけないが気持ちは分かると一定の理解や共感を示す者達と、あんなキチガイの心情に共感できるところなど一欠片もないと完全否定する者達、真っ二つに分かれたという。これで敵と味方が分かった、とそのブログ主は書いていた。確認の為にもう一度読みたいと、今そのブログを検索してみたのだが、残念ながら発見できなかった。 そんなことを思い出したのは鈴木邦男の「失敗の愛国心」を読んだからだ。鈴木はこのの中で、自分が右翼になったきっかけは、17才の頃に起きた浅沼委員長刺殺事件だと書いている。 失敗の愛国心 (よりみちパン!セ 34) (よりみちパン!セ) 鈴木 邦男 その時、「臨時ニュース」

    殺人事件とやましさ - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/02/07
  • 天上TENGA唯我独尊:オタク大賞2008 - 冒険野郎マクガイヤー

    ついに唐沢俊一も審査員から降り、第一世代が全く居なくなった日オタク大賞*1。今年はニコニコ動画にアップされる映像だけ観ても満足かなと思ったのだが、ローソンに行ったらまだチケットを売っていたので買ってしまった。例年は10日前になるともう売り切れになっていたのだがなぁ。 ちなみに昨年の感想は以下。 http://blog.livedoor.jp/macgyer/archives/51209702.html 結論から書くと、世代交代がなされた故か、なんか普通の賞になってしまったという感じもあるのだが、上の世代が居なくなった為か審査員全員のキャラが際立ち、トークイベントとしては面白かった。 以下、自分にとって面白かったポイントのみをメモとしてまとめる。勿論文章にする時点で私のバイアスがかかっており、一部ニュアンスが異なるところがあるかもしれないが、今年もきちんとCSで放送されるので気になる人は

    天上TENGA唯我独尊:オタク大賞2008 - 冒険野郎マクガイヤー
    Doen
    Doen 2009/01/13