パレスチナのガザ地区で拡大するイスラエル軍の軍事作戦をめぐって、ネタニヤフ首相は、ガザ地区全域の掌握を目指すと述べ、さらに攻撃を強める構えを示しました。イスラエル軍による激しい空爆や地上作戦では19日にかけても130人以上の死者が出ていて、住民の犠牲が増え続けています。 イスラエル軍が今月16日からガザ地区での軍事作戦を拡大する中、ネタニヤフ首相は19日、ビデオ声明を公開し「ガザ地区全域を支配する。これがわれわれがやろうとしていることだ」と述べ、地区全域の掌握を目指して、さらに攻撃を強める構えを示しました。 こうした中、イスラエル軍は地上部隊を作戦上の要衝に展開するとともに、イスラム組織ハマスの拠点など160か所以上を空爆したと発表しました。 一方、ガザ地区の保健当局は19日、過去24時間に136人が死亡したとしていて、住民の犠牲がさらに増え続けています。 またイスラエルは、ことし3月から
