いつもスマイリーの活動を応援いただきありがとうございます。 スマイリーの片木です。 本日のNHKおはよう日本で臍帯血医療の問題について出演しました。 http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/08/0810.html 臍帯血医療は白血病などの治療にはすでに承認されていますが、一方で効果が確認されていないがんや美容医療に治療として用いている(厚労省が求める手続きを踏んでいない)悪質なクリニック等が先日摘発されたばかりです。 http://www.nhk.or.jp/nc11-news/digest/20170628/index.html 当会にも臍帯血医療を受けてみたいという患者さんの相談もあったことから思いを率直に伝えさせていただきました。 患者さんたちのなかには、抗がん剤治療でも「必ず治るとはいわれない(治るのか不安)」ことや「副作用への強い不安」な
乾燥した季節に鼻血がよく出るというお子さんがいますが、今の季節も活動的になり外遊びで鼻をぶつけて鼻血が出ることがあります。他にも、花粉症や風邪やアレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れていてちょっとした刺激で出ることもあるし、特に原因が思い当たらないときも鼻血が出ることもあります。かさぶたができて出血が止まり、そのかさぶたを本人が気にして触ったり、くしゃみをした拍子にまたかさぶたが取れたりして数日間、鼻血が続くこともありますね。「最近、毎日鼻血が出るんです」と心配そうに子どもを外来受診に連れてくるお母さんもいますが、数分で止まれば問題ありません。 鼻のどこから血が出ることが多いでしょうか。鼻の内側は鼻粘膜という粘膜で覆われていて、大きなゴミを取るために毛が生えてフィルターの役割をしています。左右の鼻の穴の間は鼻中隔と呼ばれる鼻粘膜の壁ですが、この鼻中隔の入口から1cmくらい入ったところは血管が特に
まあ、様々な利権もあり、治療を一般医療従事者(Community-Based Nonspecialist Providers:PrimaryCareの医師やNP看護師)に任せるには異論もあるでしょうが、編集長としては、この優れた治療を急いで広範囲の方に提供するには、良いアイデアだと思います。 日本にとっても非常にCost effectiveなApproachなのではないか・・と思います。少なくとも津川先生のような方がMeritを定量化して下さると良いですね・・ 以下、International Liver Congress (ILC) 2016からの報告 /////////////////////////////////////////////////// Sarah Kattakuzhy, MD Expansion of Treatment for Hepatitis C Virus I
ここが知りたい! 高齢者診療のエビデンス 高齢者は複数の疾患,加齢に伴うさまざまな身体的・精神的症状を有するため,治療ガイドラインをそのまま適応することは患者の不利益になりかねません。併存疾患や余命,ADL,価値観などを考慮した治療ゴールを設定し,治療方針を決めていくことが重要です。本連載では,より良い治療を提供するために“高齢者診療のエビデンス”を検証し,各疾患へのアプローチを紹介します(老年医学のエキスパートたちによる,リレー連載の形でお届けします)。 [第17回]サルコペニアとフレイル,評価と治療法は? 許 智栄(アドベンチストメディカルセンター 家庭医療科) (前回よりつづく) 症例 高血圧および両膝変形性関節症の79歳女性。最近やや体重減少があり,体力の衰えを訴えるようになっていた。検診にて乳がんがみつかり,専門医に手術を勧められたが,手術に耐えられるのか心配でかかりつけ医の
未来の医療として、遠隔診療があるとは思いませんか? 遠隔診療はPCやスマホの画面を通して、直接会うことができない患者さんとリアルタイムにつながって診察することができる診療スタイルです。 元々遠隔診療は1997年(平成9年)に厚生労働省から通知が出て、直接会わなくても診察をしていいとされました。その後、その1997年(平成9年)の通知が2003年(平成15年)・2011年(平成23年)と改正されていました。 このような遠隔診療の変遷の中、2015年8月10日に医療業界で「遠隔診療が解禁された!」というニュースが踊りました。 「遠隔診療が解禁」という言葉だけ一人歩きをしていて、正しく解釈をされていない場合があるのでしっかり話をしたいと思います。 元々遠隔診療は1997年からしてもよく、しかし通知には「例示」と言うものも書かれていたため、通知に書かれていた疾患でしか遠隔診療はできないと考えられて
(c)Getty Images ※画像はイメージです 83歳女性: 腰痛が時々ある以外は健康で既往歴はない。先日、町の健康診断で血液検査を受けたところ、医療機関への受診を勧められ「何か病気があるのではないか」と心配であるという。 持参した血液データではヘモグロビン11.2g/dLで、"貧血"という記載がある... 検査で「要受診」となっても、検査介入... …続きを読むにはログイン
【interview】 “孤立の病”依存症,社会に居場所はあるか 松本 俊彦氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部 部長)に聞く 依存症が疑われる患者を診る機会は,専門科以外にもプライマリ・ケアや救急医療の現場では少なからずあるだろう。依存症の問題は,アルコールやたばこ,市販薬から違法薬物に至るまで多岐にわたり,「commonな疾患」とも言える。しかし,どう対処し介入すればよいか不安を抱える方も多いのではないか。本紙では,これまでに薬物依存症の治療プログラムの開発を手掛け,今年1月には「薬物報道ガイドライン」の作成にかかわるなど,「薬物依存症は病気」ととらえることの重要性を訴える松本氏に,依存症の患者を診る際の具体的な方策について,最近のトピックとともに聞いた。 ――「薬物依存症は病気」と見ることは,医療者には当然欠かせない視点ではないでしょうか。 松本 医療者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く