子宮 頸 ( けい ) がんワクチン接種後、痛みなどの症状が残った患者らでつくる「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は30日、記者会見を開き、国とワクチンを製造販売する2社を相手取った損害賠償訴訟を起こす方針を明らかにした。 全国で原告を募り、今夏にも東京、名古屋、大阪、福岡の4地裁に集団提訴する。 弁護団によると、現時点で、運動障害や体の痛み、視力障害などが残る10~20歳代の女性12人が原告に加わる意向という。国には問題のあるワクチンの製造販売を承認して接種を勧めた責任、企業にはワクチンを製造した責任があるとして、被害救済と再発防止を求めるとしている。 訴訟への参加を決め、会見に出席した山梨県の高校2年女子(17)は、5年前の接種後、全身の痛みや手足のしびれに襲われたという。通院が続き、学校も休みがちで、「学校でやりたいことも諦めなければならずつらい。国や製薬会社は責任を取ってほしい
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