2018年12月14日、沖縄・辺野古にて普天間基地移設工事の土砂投入が強行された。過去2度の沖縄知事選挙で辺野古移設反対を掲げた知事(2014年:故・翁長雄志氏、2018年:玉城デニー氏)が連続当選したにも関わらず、政府は沖縄県民の民意を完全に踏みにじった形だ。 時を同じくして、東京・永田町の首相官邸でも似た光景が繰り広げられていた。同日午前の菅官房長官の定例記者会見は辺野古土砂投入に関する質問が集中した。しかし、たった1人だけ明らかに不当な扱いを受ける記者がいた。その記者は、東京新聞・望月衣塑子氏。 本記事では、この記者会見における望月記者に対する菅長官の対応を「回答に費やした時間」と「回答内容」に着目して視覚化していく。 ※菅官房長官の望月記者への対応はもはや差別の領域に達していると筆者は考えており、「差別話法」と命名し、これまでも視覚化に取り組んできた。(参照:筆者のnote」) ま
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