その中で、3人は自発的に戦闘に参加していた。このたびの帰国の理由は詳しい聴取を待たなければ分からないが、ドイツでのテロを画策しているわけではなく、おそらく戦闘の修羅場に疲れ、夢破れ、戻ってきた可能性が高いようだと報道されている。 その5日前の9月1日に、米軍によってアル・シャバブの指導者が殺されたことと3人の帰国は無関係ではないとも言われる。多くのテロを実行し、米国のウォンテッドのリストの最上位にいた指導者が米軍の空爆でやられ、アル・シャバブは現在、混乱しており、3人はその混乱に乗じて組織を離れたのではないかという。 名前から見ると、1人はアブドゥルサラム、もう1人はアブドゥラーなので、この2人はアラブ系移民であることは確実だ(苗字は伏せられている)。もう1人はStevenだが、これも移民である可能性は高い。ドイツ人の「シュテファン」なら、スペルはvではなく、fかphを使うことの方が多い。
![欧州に蒔かれたイスラム過激派のタネ 反省しない西側諸国と狂信的なジハード戦士が迷い込んだ袋小路 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/69e3c867f1abcc5ca1ea2774945f8c301564a3c6/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F4%2F-%2Fimg_14dce4f71edb1070121a1f8f2b4d0161103915.jpg)