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ブックマーク / kaikaji.hatenablog.com (7)

  • ウイグル人とナイフ - 梶ピエールのブログ

    http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/07/bb82_f6d7.html http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/07/post_f087.html 公式報道は中国公安がアパートで火器や爆弾を発見してはいないが何ものナイフを発見したことを主張している。しかし伝統的ウイグルナイフはウイグル居住地のどこにでも発見できるものであることを表記するべきである、そしてその種のナイフは一般的に文化的伝統的な目的の為に保持されるのであり、他者へのどのような危害の意思で保持されるのではない。 イリ事件のあった1997年夏、「危ないからやめとけ」という漢人たちの忠告を無視してふらっと新疆に旅行したことがあった。ウルムチからカシュガルまで、二泊三日で走るバスに乗っていたときのことだ。夜中の二時ごろだったろうか、すっかり深い眠りにおちていたところ、突

    ウイグル人とナイフ - 梶ピエールのブログ
    Ereni
    Ereni 2017/09/03
    2008 “そのうち彼らの一人がほとほと困り果てたような顔で「お兄さん、頼むから日本語でしゃべってくれないかな、僕たち中国語は上手くしゃべれないんだ」と懇願したので、そこで初めてはっと気づいた”
  • Voice12月号のケント・ギルバート氏の論説について - 梶ピエールのブログ

    2月10日発売の『Voice』3月号の「中国経済をどう見るのか」という特集に、他の識者とともに中国経済の見通しについての短い一文を寄稿しました。中国経済はデフレからの脱却を図るべきだが、為替制度がその足かせになっている、というこれまで繰り返してきた論点を述べています。他の方々がそろって国有企業改革などの供給側の要因を重視されているのに対し、私一人だけ金融政策と需要サイドの問題点を強調して「浮いている」感がありますが、日の失われた20年の経験を考えればデフレ状態のまま供給サイドの改革を急激に進めることのリスクは明らかだと思います。 さて、上記の一文を寄稿した後に気が付いたのですが(IRONNAに転載されていたためエゴサーチで引っかかった)、同じ『Voice』の12月号にケント・ギルバート氏が寄稿した一文の冒頭に、私が全く言ったり書いたりしていない内容のことをあたかも私の主張であるかのように

    Voice12月号のケント・ギルバート氏の論説について - 梶ピエールのブログ
  • 梶ピエールの備忘録。 - だめだこりゃ

    内田樹氏の『街場の中国論』が店頭に並んでいる。以前のブログでの記述からある程度予想できたことではあるが、はっきり言って全くお勧めできない内容である(よってリンクは貼らない)。「儒教圏のすすめ」「専門家批判」など、書の主張の是非についてはとりあえずおいておくとして、やはり看過できないのは事実関係についての記述の誤りだ。 このの中に具体的な歴史に関する記述はそれほど多くはないのだが、そのなかでも明らかにおかしい点が混じっており、読むとかえって混乱するので、中国に詳しくない人はまず読むべきではない。かといって中国に詳しい人間が読んでもそこから得られるものはほとんどないだろうけど。 最もひどいと感じたのは第二次世界大戦後の台湾に関する部分で、日の敗戦から二.二八事件とその後戒厳令の発令を経て国共内戦の終結、さらにその後の白色テロ、という基的な事実関係に関する知識があやふやなために支離滅裂と

    梶ピエールの備忘録。 - だめだこりゃ
    Ereni
    Ereni 2015/11/09
    2007.6.9 内田樹氏の『街場の中国論』
  • 戸籍改革における「噛み合わせ」の重要性 - 梶ピエールのブログ

    NHKBSドキュメンタリーWAVEの番組「1億人が漂流する〜中国・都市大改造の波紋〜」の再放送をビデオでみた。 先日四川省の農村と地方都市の都市化に着いて調査をしてきたところなので、非常に興味深かった。番組では河南省鄭州市における農民工に居住証を与える代わりにスラムから追い出して再開発を行うという改革を扱っていた。農民工にとっては、居住証を手に入れることは社会保障や教育などの権利を手にする一歩になるが、同時に保険料の負担も大きくなるのであえて居住証を取らない者も多い、という状況を番組は描いていた。 番組を見ながら、僕はこれは農民工の送り出しを行う地域と、受け入れを行う地域の改革が噛み合わないために生じている現象だな、と思った。どういうことか。農民と都市住民の間の社会保障や住宅に関する差別をなくすための戸籍改革は、四川省の農村のような農民工の送り出し地域でも同様に行われている。そして農民工に

    戸籍改革における「噛み合わせ」の重要性 - 梶ピエールのブログ
    Ereni
    Ereni 2015/07/08
    2014.9 梶谷さん 農民戸籍、都市戸籍
  • お仕事のお知らせ - 梶ピエールのブログ

    2月3日発売の、『週刊東洋経済』2月8日号のコラム「中国動態」に寄稿しました。今回は、先日北京の自宅で公安当局によって拘束された、中央民族大学副教授で、ウイグル人と漢人の交流を目指したウェブサイト「ウイグル・オンライン(現在閉鎖中)」の主催者としても知られるイリハム・トフティ氏の言論活動について書いています。 イリハム氏の拘束については日でも様々なメディアが伝えており、その多くは「習近平政権による少数民族ウイグル人に対する抑圧的姿勢」の現れ、というスタンスで報道しているように思えます。もちろんそういった側面があることは否定できません。が、僕自身はそれよりも、イリハム氏が「ウイグル・オンライン」で展開してきた言論活動において、現行の中国の体制と憲法の枠組みを尊重し、憲法や法律で保障されているはずの言論や宗教活動の自由を訴える姿勢を明確にしていたことを重視したいと思います。つまり、自らの言論

    お仕事のお知らせ - 梶ピエールのブログ
    Ereni
    Ereni 2014/03/07
    言論活動が「違法」なものとならないよう細心の注意を払っていたイリハム・トフティ氏が(略)「国家分裂」を企てたとして罪に問われるようなことがあれば(略)中国国内で言論活動を行う知識人に降りかかってくる問題
  • 2006-06-21

    6月20日付のNYTでニコラス・クリストフ(中国名は紀思道)が、中国のネット規制についてのコラムを書いている(下記リンクは有料)。 In China It's ******* vs. Netizens その主張は「中国当局は必死になってネット規制を強化しようとしているが、いまや1億2000万人に達し真実を求める中国ネチズンを全て押さえ込むのは不可能だろう」という定番の見解といっていいもので、まあ特に面白いものではない。 ただちょっと面白いのは、「ネットの規制がどこまで厳密に行われているか」を試す実験台として、彼自身が中文のブログを解説して当局の規制に引っかかりそうな内容のエントリを次々に発表していることだ。 続きを読む さっき試してみたら新浪網のブログの方も既に削除されていますた。中国のネチズンが勝利する日はまだまだ遠そうでつ。

    2006-06-21
    Ereni
    Ereni 2006/06/26
    NYTニコラス・クリストフ ネット規制問題、真実を求める市民vs.それを規制しようとする当局、という構図からだけでなく、大多数の市民にとっての「見たくない現実」を政府がいわば「代行」して隠してあげるという側面
  • 「陳さん」外遊に対するアメリカのメディアの反応 - 梶ピエールのブログ

    さて、何回も書いているように僕はニューヨーク・タイムズをいつも愛読している。米紙では批判的なものも含めて中国関係の記事が圧倒的に充実しているためだ。最近では司教任命をめぐるバチカンと北京政府の角逐について関係者への豊富なインタヴューに基づいた非常に重厚な記事を配信している。こういった現地での徹底した取材に基づく報道は恐らく他紙の追随を許さないものだろう。 しかし、一つ困ったことがある。台湾関連の記事が非常に少ないのだ。 台湾といえば陳水扁総統がリビアなどへの「電撃訪問」を含む長期外遊を終えたばかりだが、この件については日でも産経新聞をはじめかなりの量の報道がなされている。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/taiwan/ もちろん各華字紙はスタンスはどうあれ一連の外遊を大きく取り上げている。 ところが、'Chen sui-bian'でNYTのサイ

    「陳さん」外遊に対するアメリカのメディアの反応 - 梶ピエールのブログ
    Ereni
    Ereni 2006/05/22
    アメリカ、台湾報道事情
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