シリーズ:これからの美術館を考える(8) コレクション/キュレーション/鑑賞の関係を再構築しよう5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第8回は、和歌山県立近代美術館教育普及課学芸員・青木加苗が美術館におけるコレクション、キューレション、そして鑑賞の関係を再考する。 文=青木加苗 和歌山県立近代美術館 出典=ウィキメディア・コモンズ (663highland, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons) 「これからの美術館」は制度によってつくられるのではない 筆者はこのシリーズ「これからの美術館を考える」を、一読者として眺めていた。「眺めて」と思わず
![シリーズ:これからの美術館を考える(8) コレクション/キュレーション/鑑賞の関係を再構築しよう|MAGAZINE | 美術手帖](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/509e3295f932b62713799b318a1909f41efbbd33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbt.imgix.net%2Fmagazine%2F18928%2Fmain%2F1543492699309_83e8f8043cd30c5a11ab938f0f3b7111.jpg%3Fauto%3Dformat%26fm%3Djpg%26w%3D1920%26h%3D1080%26fit%3Dmax%26v%3D20)