英Economist誌「An open-source shot in the arm?」が面白い。タイトルにオープンソースとあるが、ソフトウェアの話ではなく、製薬の世界でのオープンソース的な新しい動きの話である。オープンイノベーションに興味のある方には是非お薦めしたい。知的で実に面白い記事だ。 営利目的ではできない研究をカバー 製薬の研究開発に莫大なカネがかかることはよく知られている。しかしカネがかかり過ぎるということは、その投資が回収できそうな領域の研究開発しか進まないということを意味する。経済性という観点から、本来行われるべき研究が行われなくなっている。そこに登場した概念が、製薬研究におけるオープンソース的協力なのだというのが、この記事のポイントである。オープンソースと製薬という2つのキーワードから、ゲノム解析やバイオインフォマティクスにおけるソフトウェアの話だと思った方も多いかもしれ
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