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本と文脈の遡及と形成に関するHebiのブックマーク (10)

  • 三浦瑠麗「シビリアンの戦争」書評 文民統制に恐ろしい問いかけ|好書好日

    ISBN: 9784000258647 発売⽇: 2012/10/01 サイズ: 20cm/258,82p 「軍の暴走」は当に起きるのか。シビリアン・コントロールはどのように行われ、現代デモクラシーにおける平和はどのように維持されるべきなのか。「シビリアンの戦争」の存在を指摘… シビリアンの戦争 デモクラシーが攻撃的になるとき [著]三浦瑠麗 書は、ぼくたちが慣れ親しんでいる軍や戦争に関する基的な考え方に大きな疑問をつきつける。従来の発想では、軍人は戦争大好きだとされる。だから平和を愛する文民が彼らの活動を常に監視し、抑えなくてはならない。これが文民統制(シビリアンコントロール)の発想だ。 でも近年の多くの戦争の実態はちがう、と著者は指摘する。軍人たちは、戦闘で真っ先に死傷する立場だ。だから勝算のない無意味な戦争にはきわめて慎重だ。むしろ文民たちのほうが、独裁政権打倒とか対テロとか、

    三浦瑠麗「シビリアンの戦争」書評 文民統制に恐ろしい問いかけ|好書好日
    Hebi
    Hebi 2012/12/19
    あー、徴兵経験があった方が「戦争やだ」ってなりやすいとか…平和教育や自虐史観がトラウマで右翼っぽくなっちゃうのと表裏一体?
  • 標語誕生! : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ワンフレーズの威力 ワンフレーズ・ポリティックスは、小泉政治の代名詞とされている。「自民党をぶっ壊す」から「郵政民営化は改革の丸」まで、その言葉が日政治を動かしたことはまちがいない。 しかし、ワンフレーズの大衆政治は何も平成の世に始まったわけではない。実際、「満洲は日の生命線」「暴支膺懲(ようちょう)」「欲しがりません勝つまでは」「進め一億火の玉だ」と国策標語を連ねるだけで、昭和戦前史はイメージできる。私たちの歴史理解も案外ワンフレーズ・ヒストリーではないだろうか。書では、こうした標語の系譜が募集実態、作成法、効果論まで体系的に論じられている。標語学の誕生を喜びたい。 「標語」は明治末年にモットーの訳語として新しく造られた言葉であり、宣伝語としての使用起源は史上初の総力戦、第1次大戦にある。わが国でも欧米の戦債募集ポスターとそのスローガンが研究された。今日では格言化している最古の公

    Hebi
    Hebi 2007/02/05
    >ワンフレーズの大衆政治は何も平成の世に始まったわけではない。
  • 日々雑感 ローマ人の物語

    史学雑誌「回顧と展望」に、おっ、と思うところがあったので採り上げてみる。歴史学の研究抜きに歴史を語る例のささやかな事例のひとつかもしれない。これをどうこう批判するよりも、歴史学はどうあるべきか、立ち止まって考えてしまう今日このごろ。自分たちこそ正統だ!では済まされない何かがあるような。 塩野七生『ローマ人の物語』(新潮社)について一言しておきたい。多くの研究者のこのに対する態度は、「あれは小説だからエンターテインメントとして読まれるぶんには結構」というものだろうが、書店や図書館ではこの歴史の棚に碗べられ、学生や市民講座の受講者から聞いたところでも、歴史書として読まれているようである。評者は既刊の全巻を通読してみたが、誤りや根拠のない断定が目に付き、ときには「聞き捨てならない」発言もある。こののもつ影響力の大きさを考えれば、「あれは小説だから」で済ませてしまうのではなく、一度きちんと

    Hebi
    Hebi 2006/12/27
    階段を上るための本の不在。「物語」の力をうまく生かした入門書が作れないものかという/歴史が解釈の問題でしかないなら、そのしばりの中でどういう手続きで信用性を担保しているかを面白く読ませて欲しいんだけど
  • DEATH NOTE - matakimika@hatenadiary.jp

    全部読んだ。おもしろかった。 デスノートは第一部の評判がよく、第二部はあまり評判がよくない。たぶん第二部は「第一部よりおもしろくない」から批判されがちなのだろう。L というキャラクタが引っ張っていた部分と、あと L と月の相対による両キャラクタのマッシャップ感が良いという話だったろうか。 というかこの「第一部」「第二部」って区分けは公式のものだったのかな、それともなし崩し的なものだったのか。単行読むぶんには別に第○部みたいに切り分けられてはいなかったので、よくわからなくなった。連載誌上ではどう説明されていたのかな。 おれが L が死ぬ第一部まででなく第二部まで買ってもいいかなと思ったのは、先に(第二部のまんなからへんである)10 巻だけを読んで「あれ、この巻読んでるぶんにはけっこうおもしろいな、第二部も(評判からすると)意外といいかんじなんじゃ」と思ったからだった。で、どのへんでそう思っ

    DEATH NOTE - matakimika@hatenadiary.jp
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    Hebi 2006/12/09
    そこでカラスノエンドウが出てくるところが!
  • 後天性無気力症候群-「ラノベの杜」さん、DB検索機能を追加!

    ライトノベル全般の新刊情報サイト「ラノベの杜」さんで刊行データ検索サービスが始まりました。私も微力ながら電撃文庫やファミ通文庫のデータ提供という形で協力させて頂きました。 これ凄いんです!なにしろライトノベルの既刊1万点以上の刊行情報を検索できるのです。 こうしたデータベース構築の試みはこれまでもありまして、「お気楽読書倶楽部 日々是好日!」さんというサイト(消滅)でもかなりの規模のものを作られていた例があります。最近では[Lightnovel_Wiki] さん、「ラノベ電波発信局 」さんも作られていますね。私自身もとある文庫の電子目録というのを作って色々実験しています。が、今回の「ラノベの杜」さんのデータベースは主要なレーベルの創刊時からの刊行情報をほぼ網羅しており、恐らくWeb上のライトノベル界隈では空前の規模です。ついにライトノベル電子目録の夢が実現しました。感慨深いものがあります(

    後天性無気力症候群-「ラノベの杜」さん、DB検索機能を追加!
    Hebi
    Hebi 2006/05/14
    継承可能性は大事だよなぁ。出版系ニュースサイトが生まれては消えてきた現実を考えると。
  • ブロガーのための三部作 : 404 Blog Not Found

    2006年03月19日20:20 カテゴリ書評/画評/品評Blogosphere ブロガーのための三部作 これを見て、この三部作を改めて紹介せずにはいられない。 高校生のための- 梅田 卓夫 ・ 清水 良典 ・ 服部 左右一 ・ 松川 由博 jkondoの日記 - 興味を持ったことだけでも相手に伝える褒めるとか立派な意見を言う、とかまで行かなくても、「面白かった」とか、さらに言えば「読んだ」とかだけでも相手に伝えることに価値があるよなあ。うち「高校生のための文章読」は以前のentryで紹介したことがあった。が、これは繰り返して紹介するだけの価値がある一節なので再び引用させていただく。 「高校生のための文章読」pp.208 良い文章とは 自分にしか書けないことを だれが読んでもわかるように書いた文章 単純な「禿同」とか「氏ね」という反応は、確かに2.は満たしてはいる。しかし1.を満たして

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    Hebi 2006/03/19
    うははそこでその本!/そういうことは分かった上で、それが上手くできなくて、反応できずに黙ってしまう人の背を押そうとしたのが件の近藤エントリだと思ったんですが…。
  • 人生の夕映え - 愚智提衡而立治之至也

    新版『図書館の発見』を特徴付ける3つの志向として,先ほども挙げた宗教的な信念,党派的な発言,そして自説への妄執を指摘しておく. 「宗教的な信念」とは,公共図書館および書籍を物神化し,読書(もしくはその背景としての教養主義)を絶対善とし無謬なものとする姿勢を指す.例えば,次のような箇所.「図書館へ入ったとき,誰でも,に囲まれた空間のすがすがしい空気に,背筋の伸びる思いがするのではないだろうか」(14頁)僕はこの箇所まで読み進んで,思わずを放り出して読むのをやめようかと思ったくらい恥ずかしかったことを告白する.ここにあるのは,もはや読書を絶対的な「善」とし,その価値を煽動する宗教指導者の姿に他ならない. あまりにも「人」に寄りかかりすぎている司書への評価にしても,同様である.前川の言(105頁以降)に従えば,目録も分類もインターネットも知らなくても,専門職としての「図書館司書」は成立し,務

    人生の夕映え - 愚智提衡而立治之至也
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    Hebi 2006/02/06
    ○○学と党派性は不可分なのかなぁ…純技術的な領域はともかく人文的要素が入ったとたんに専門知識はいきぐるしい人間関係抜きでは語れなくなる。
  • [書評]事故のてんまつ(臼井吉見): 極東ブログ

    高校生のころ読もうと思って機会を逸したままだったで、それから三〇年して読むという感じだ。話はノーベル賞作家川端康成の自殺を追ったフィクションだが、かなりの部分は事実ではあるのだろう。内容の紹介がてら帯を引用するが、あまり釣りの文言とは言えない。 72歳で自ら命を絶ったノーベル賞作家の、死の前の半年間を描いて、一生涯抱きつづけていた哀しみの根源をたどり、その人と文学に新しい光をあてた力作中編小説。 当初雑誌「展望」(一九七七年五月号)に掲載されすぐ単行として出版(三〇日付け)されたものの、川端家から販売差止めの民事訴訟を受け、絶版となった。臼井が謝罪し、八月一六日、和解が成立した。 日文学史研究の上でも貴重な資料ではあるが、「エーゲ海に捧ぐ」(参照)などと同じく、当時ベストセラーとなったこともあり、現代でも古書の入手はたやすく、価格も千円程度である。ネットの古書店でも簡単に見つかるので

    Hebi
    Hebi 2006/01/16
    うははははエキサイトブックスの連載みたいだ。貴重な先達がいたもんです。近代文学の素養があってネットジャーゴンも使いこなす熟年ブロガー。
  • 戦略思考の本質を探る二冊――しかし戦略思考を超える必要もある [絵文録ことのは]2005/12/30

    民主党ブロガー懇談会のときに、[R30]さんが「10月31日の参加者の方々には、課題図書としてこの9月に出たばかりの野中郁次郎ほか著『戦略の質――戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』というを挙げておきたい。書評は後ほど。当日、ちゃんとこれを読んで原稿用紙2枚以内に感想をまとめてくること」と書いていたので、当日紀伊国屋で購入し、国会図書館の入り口の椅子に座って読み始めたのだった。 自分自身、戦略とか戦術は大好きで、PCゲームでも、やりこんだといえば「信長の野望」「天下統一」「大戦略」といった戦略・戦術シミュレーション系のものばかり。最近のオンラインゲームならオリジナルシナリオも作れる「戦国史」がオススメ。という人間なので、こういうはもともと大好きなのである。 読んでみてすぐにわかったが、これはブロガーじゃなくて民主党議員さんの必読書という意味だった。『戦略の質』は、劣勢に追い込まれた側が

    Hebi
    Hebi 2005/12/31
    数年後には書籍の全文検索に追いつかれると思うので、どっちかっていうと全文検索前提でメタデータを蓄積した方が、と思う>ネットに資料がないが、書籍ならある、という場合も、ネットに最初に紹介すればいい。
  • 2004-09-24

    フランソワーズ・サガンが金曜日オンフレールの病院で死亡と、近親者が発表。 DERNIERE MINUTE - URGENT : 20h16 - Françoise Sagan est décédée Françoise Sagan est morte vendredi à l'hôpital de Honfleur, selon son entourage (AFP). ル・モンドの臨時ニュース ◆「フランソワーズ・サガン」、はてなキーワードにない。 → 「サガン」でとりあえず簡単に作成。ファンの方に増補求む。 ◆TV5が用いているAFPの記事が、伝記的にもよくまとまっているので、以下にほぼ全訳。途中から調べるのが面倒になって作品の邦訳題を省略。 小説家フランソワーズ・サガン氏、金曜日、オンフレールで逝去 La romancière Françoise Sagan est décédée

    2004-09-24
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