インターネットのほとんどの初心者向けに書かれたと宣言されたコンテンツは、想定すべき初心者のペルソナを失っている。初心者向けの記事は、「これは(俺が想定する都合のいい初心者には)わかりやすい」であり、「実在する初心者」の方を向いていない。習熟すると初心者の気持ちがわからなくなるから、構造的な問題もあるんだけど、それにしても、と思うケースが技術者界隈には本当に多い。 初心者向けと銘打った発表をして、似たようなコミュニティから「わかるわかる、そう説明するよね」的な同意を得られることに満足して終わっているだけで、実際には誰も救っていないの、本当に滑稽だと思う。当人の自己満足と、コミュニティから賞賛を得る以上の価値がない。ネタでやってるケースだけでなく、本気で初心者のつまづきに理解があるよ的な前振りから、突然理解に困る技術的な飛躍が行われるの、やられる方はかなり迷惑で、しかし自分の頭が悪いのを認めた