保険金不払い問題のもみ消しをはかる生命保険業界の大掛かりな政界工作事件が永田町を揺るがしています。菅直人内閣は自民党政権時代に起きたことだとして傍観しています。足元に問題はないのか。 2008年の一通の会合案内があります。 「衆議院議員 ○○○○先生 先にご内諾をいただいております懇談会を下記の通り開催致したく存じます。 日時 6月24日(火) 場所 「よしはし」(港区赤坂1・5・25) 業界側出席者 住友生命保険相互会社調査広報部長 第一生命保険相互会社調査部長 明治安田生命保険相互会社調査部課長 日本生命保険相互会社調査部長」 案内先の衆院議員は現在、菅内閣の主要閣僚の一人。会合当時、野党だった民主党で保険業法を所管する衆院財務金融委員会理事でした。 同会合の3週間前、同年6月3日には、会合幹事役の日本生命常務執行役員ら3人を議員側が、銀座8丁目のホテルコムズ銀座内の中華料理店に招待し