■劣勢解散/福本ヒデさん(「ザ・ニュースペーパー」) 小泉さんの「郵政=優勢解散」に引き換え、麻生さんは厳しい支持率の中で、なんとか自分の手で解散を成し遂げたという感じ。安倍さんと麻生さんを演じていますが、同じ低支持率でも、安倍さんは次々大臣が問題を起こし、年金問題も発覚するなど、どこか被害者的。一方、麻生さんは自分で失言をしたり、読み間違いをしたり、と自ら招いた加害者感があった。 ■ごめんね解散/上杉隆さん(ジャーナリスト) 小泉純一郎元首相が郵政解散で勝利をおさめたあと、安倍、福田、麻生と、権力闘争に慣れていない人気頼みのひ弱な二世、三世の首相が続き、自民党の弱体化を加速させた。麻生さんは、いつかもっと支持率が上がるのではと期待し、タイミングをつかめないまま、最悪の状況で解散した。両院議員懇談会では、反省しおわびをしたが、議員の士気は下がる一方だ。 ■やぶれかぶれのなんとでもな
真夏の戦いに向けて麻生首相が決断した衆院解散をどうみるか。各界の人たちに名付けてもらった。 ■しっぺ返し解散/反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さん 自民党は前回総選挙で大勝して以降、「みんなが我慢して今を乗り切れば、企業が成長し、生活は自然によくなる」と言ってきた。しかし、国民は生活保護の母子加算廃止、後期高齢者医療制度、派遣切り問題などで痛みを強いられっぱなしだ。みんなが自分の将来に不安を抱き、政権への批判が大きく膨らむ中で解散せざるを得なくなったのは末期的。痛みに耐えてきた国民が、自民党にしっぺ返しをした形だ。 ■南極物語解散/経済アナリストの森永卓郎さん 南極に置き去りにされた自民党議員たちは、民意の猛吹雪の中、次々に凍死していく。救助を試みる南極観測船(自民党)もあきらめるほかない。結局、生き残るのは毛並みのいいタロ(麻生太郎首相)とジロ(小泉元首相の後継の進次郎氏)。今
結局、グダグダと不況に対して無策なまま年を越す事になった麻生政権だが、先頃地元では衝撃的な出来事が起きた。地方の一選挙に過ぎないので、あまり知られてはいないだろうが、今後の政局を先取る事になると思われるので、ちょいと取り上げる。 出来事というのは、地元志太地域の焼津市長選挙。 民主系・清水氏が当選/焼津市長選 http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000812220008 自民党系と民主党系の、いずれも無所属新顔の前県議同士の一騎打ちとなった焼津市長選は、21日投票、即日開票された。清水泰氏(64)=民主党県連推薦=が八木健次氏(74)=自民党県連推薦=を破り、初当選した。当日有権者は11万5374人。投票率は51・65%(前回は無投票、前々回49・18%)だった この選挙の何が衝撃的か、というと、焼津市、というのは保守王国
洞爺湖サミットが無事終わっても、内閣支持率にはまったく影響ないことが明らかになった。自民党と民主党の支持率も、拮抗した状態が続いている。与野党の支持率が1年もの間並んだままだという事態は、戦後の政党政治の歴史で初めての経験である。ともかく一度は政権交代を起こしてみようというのが民意であろう。 その意味では、民主党は政権獲得に向けて、かつてない好機に遭遇している。この好機を生かすために不可欠なのが、小沢一郎代表の改造である。世論調査では、次の政権は民主党中心が望ましいという意見が多数であるが、首相には福田康夫自民党総裁と小沢代表のどちらがふさわしいかという問いに対しては、小沢を推す声は少数となっている(『朝日新聞』、7月15日朝刊)。 9月の代表選挙では小沢再選がほぼ確実である。民主党には小沢以外に首相候補はいない。しかし、その小沢に対する国民の期待が今ひとつ盛り上がらない。民主党にとって、
ガソリン税の上乗せ法案の衆院再議決を受けて、朝日新聞社が4月30日夜から5月1日夜にかけて実施した全国緊急世論調査(電話)によると、上乗せの復活に「賛成」は22%、「反対」は66%だった。福田内閣の支持率は20%で、発足以来最低だった前回4月19、20日調査の25%からさらに下落した。不支持は59%(前回60%)だった。 政党支持率でも自民が24%(同26%)、民主が28%(同22%)と逆転した。民主が自民を上回るのは、安倍内閣時代だった参院選後の昨年8月以来だ。「いま投票するとしたら」として聞いた衆院選比例区の投票先でも、民主が39%で自民の22%に大差をつけた。今年2月の時点では、投票先は民主32%、自民30%で接近していた。民主は弱いとされてきた女性の支持が増えている。 政府・与党は今回の再議決に続き、ガソリン税を道路整備に使うための法案も再議決で成立させる方針だが、これについて
週刊新潮の新年号で櫻井よしこ女史が断じていた。 「私は、早く総選挙になってほしいと思います。日本は自民党の福田政権のためにあるわけではないのですから。選挙で自民党が政権を失えばそれもいいと思います。」 『週刊新潮』’08年1 月3日・10日号 拡大版]日本ルネッサンス 第295回 【新春対談】 櫻井よしこ vs 高杉良 まあ櫻井先生は小泉政権には批判的で、安倍政権は支持していたけど、基本的に政権と距離を置く人なのでこういう判断に至ってもおかしくないが、あの自民党マンセーの保守おばさんのクライン孝子*1まで 「総選挙で一度自民党が負けて小沢政権ができ、その運営に国民が真に失望する(かどうかわかりませんが)というプロセスを辿るのがいいとも思ったりします。」 http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=119209&log=20080107 等と言っている。
理由はなんであれ、無責任のそしりは免れまい。安倍晋三首相が唐突に退陣を表明した。参院選の歴史的惨敗にも続投させた自民と公明の政権与党の責任は重大だ。
安倍総理の施政方針演説を聞いたが、もう安倍晋三は辞める気であろう。参院選後に辞任しなかったのは、単に負けて辞めるのが格好悪いので、辞めるタイミングとして避けただけでは?総理の椅子に拘っているわけでもなさそうだ。インド洋上で給油が可能な法律が否決された直後に辞職し、国際貢献に命を賭けた総理として称えられたいのであろう。 あと自民党の問題も大きい。政治とカネに関する不祥事が相次ぎ、内閣改造後に一時的に盛り返した支持率もすぐに降下し、再浮上のきっかけさえ掴めない状況だ。とても総選挙に挑める状況にない。 残された手段は内閣が成果を挙げて解散に打つのではなく、何となく人気が集まりそうな内閣を作って期待感を寄せ集め、その期待感だけで勝負すること。今までの常識ではあり得ない選択肢だが、もうこれしかないのではないか? 麻生選挙管理内閣では、人気のある議員ばかり集めたパンダ内閣を作り、すぐに衆議院を解散する
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