留学生「惨状知った」 平和大学に346人参加被爆者の話聞く 長崎大 2009年11月15日 00:48 カテゴリー:九州 > 長崎 長崎平和大学で被爆者の体験講話に聞き入る留学生 県内の各大学で今秋から学ぶ留学生に、被爆の惨状を知ってもらう「長崎平和大学」が14日、長崎市文教町の長崎大で開かれた。県内の7大学から17カ国、346人の留学生が参加。被爆者から話を聞き、市内を巡った。 講演で、長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長(80)が被爆時に負った背中のやけどの写真を見せ「核と人類は共存できない。被爆者が安心できるよう核廃絶の声を全国に広めたい」と語った。午後からは平和公園や原爆資料館などを見学した。 中国から長崎外国語大に留学した卜巳(ボクミ)さん(20)は「谷口さんが今まで平和を訴えてきた強い意志に感動した。私たちも平和を守りたいと思う」と話した。=2009/11/15付