任期満了に伴う県知事選は8日投開票し、無所属新人で元副知事の阿部守一氏(49)=民主、社民、国民新推薦=が36万2千票余を獲得し、ともに無所属新人で前副知事の腰原愛正氏(63)、前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)を破り、初当選した。阿部氏と腰原氏の差は5021票(0・55ポイント)で、戦後の県知事選では最も小差となる大接戦だった。投票率は52・70%で、前回選(65・98%)を13・28ポイント下回り、過去最低となった。 1期目の村井仁知事(73)が引退を表明し、県政の新たな針路が問われた選挙で、県民は行政改革の徹底などを掲げた阿部氏を選んだ。 7月の参院選後、初の大型地方選となり、民主党が阿部氏、自民党が腰原氏を全面支援。幹部や閣僚を応援に投入した民主は、参院選大敗からの態勢立て直しに一定の手応えを得た。自民は来春の統一地方選もにらみ、戦略の再構築を迫られそうだ。 有効投票数
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