2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…
たまたま吉本隆明『マス・イメージ論』が手元にあるので、大塚英志が割と近年の彼の総括である『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』や『教養としての〈まんが・アニメ〉 講談社現代新書』などで少女漫画の通史を作成する際に用いる〈内面〉モデルの成立について少し書いてみる。『マス・イメージ論』の最終章「語相論」が大塚の引用元にあたるのだが、実際に読んでみると、事実の羅列ばかりでそれに大きな意味づけがされていない文章であることがわかる。ただし、一読してはっきりと分かるのは、この場合、吉本は大枠では画像と言語の関係について考えていて、その中で、〈画像と言語が平準〉であるつげ義春、大友克洋、岡田史子、そして〈言語が微分化されている〉山岸凉子、萩尾望都、そして高野文子というグループを作っている。大塚は、吉本の権威と、この文章の着眼点と、そしてその主張の薄さをうまく利用して自分のオリジナルの論を組み立てている。
大塚英志は最近色々な著作や対談で作家の舞城王太郎に言及している。具体的にどういうところに言及しているかというと、「共通語への志向」ということになるらしい。この指摘については僕は舞城の作品を読んでいなかったこともあってなかなか理解できなかったのだが、たまたまこの間読んだ舞城の『阿修羅ガール』の中にそれらしき箇所があった。作中に登場する《天の声》という2ちゃんねるをモチーフにした巨大匿名掲示板の書き込みが延々4ページにわたって描写される箇所である。 「鬼発見記念カキコ」「馬鹿ども!中学生を手当たり次第に車で轢くな!マジです。旧甲州街道大騒ぎ。シャレんなんね〜」「俺も見た。女の子の足片方潰れてた。今調布は超危険地帯。放たれたのは神か悪魔か綾辻行人か!」「誰だ綾辻行人って。つーか記念カキコです」「あ、マジで中学生轢かれてる。ははは」「工房です。厨房に刺されました。厨房殲滅してください。つーか病院ど
うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
ボクはヒステリーを見るとヒステリーを起こしてしまう程ヒステリー嫌い。ギー!ボクのヒステリー嫌いを成形した事件の事。まとめきれなかったから長いよ! ホラー黄金期 アメリカで「13日の金曜日」が公開された80年代初頭以降『安く作れて大きく儲かる』スラッシャーホラー映画は大量生産され、日本にも輸入された。まだ小学生だったボクがスラッシャーホラーの洗礼を受けるのはもう少し後。テレビの映画番組での放映が始まってから。 それまでの「エクソシスト」や「オーメン」の様にもったいぶった展開や、ハマーホラーの様に陰気なオッサンが古城で高笑いする様な古めかしさの無い、オッパイをプルプルさせたネエちゃんがモリで威勢よく串刺しになり、ナタで首をはねられた。 84年の初頭に公開された「死霊のはらわた」が決定打となり、さらにアダルトビデオ台頭によるビデオ業界の好景気とソフト不足が後押しし、ホラー映画/スプラッタムービー
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自己紹介 lepantoh(以下lep):名前が二つある人は、魂が二つあると言います。そこで今日は対談形式で、岩瀬坪野さんとのインタビュー形式で話を進めていきたいと思います。 岩瀬(以下岩):こんばんは「夢見る学生」岩瀬です。好きな名前が2つあるキャラはイティハーサの一狼太/那智です。読者の皆様よろしくおねがいします。 lep:しょっぱなから微妙すぎるネタですが。さて、lepantohと岩瀬は同一人物なのですよね。 岩:はい。 lep:はてなでid取ったときは、idで呼び合うって知らなかったので、名前っぽくない変なidにしたんですけど。 岩:こっちは逆にmixi登録用の名前でしたね。それがなぜか便宜上の名前になっていきました。こっちの名前の方が社交用なので心なしか丁寧……なはずです。 lep:あれですね。一人語りにも増して痛々しい行為ですが。 岩:なんとなくそんな気はしてたけど、でも、これ
喪ゲ女: 俺僕女懺悔室 http://mogeonna.seesaa.net/article/22616179.html このスレの書き込みはドラマ『電車男』にでてきた2ちゃんねらーたちの声で読みたい! 現在はあまり見られないようなぐらいに2chジャーゴンを華麗に駆使した文章が多いので。 あまりに恐ろしい被害報告の数々にガクブル。俺女は、女性を運命の女性だといってナンパするという偏見が植え込まれそうだ。 このすごい思いこみをする妄想力を見ていると、1980年代に流行った前世の仲間を探す少女たち*1を彷彿させる。雑誌ムーの読者同士の交流コーナーで、1983年頃から前世の仲間を探す投稿が登場し、1987年にはかなりの量になり、1988年に編集部がこうした手紙を掲載しなくなるようになるまで、流行った現象だ。『ぼくの地球を守って』(日渡早紀)はこの現象をモチーフにして描かれたものだが、読者が漫画を
■『時をかける少女』とアイドル はてなブックマークで『時をかける少女』がアニメ化されるというのを知って思ったことなど。 http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/ 筒井康隆の原作にほとんど似つかわしくないほどヒロインが快活に設定されている。というより、かなり書き換えられているっぽい。名前も変えられているし。キャラの説明はこうなっている。 あるきっかけから「今」から過去に遡ってやり直せる力、タイムリープ能力を持ってしまった紺野真琴は、ひとたびその使い方を覚えると、何の躊躇も無く日常の些細な不満や欲望に費やしてしまいます。 大好きなものはいくらでも食べられるし、いやなトラブルも即解決! ばら色の日々のはずだったのですが…。 アニメーション版はこれまでになく、アクティヴで前向き。主人公、紺野真琴が初夏の町並みを、文字通り駆け抜けていく爽快な青春映画です。 『時をかける
大塚英志の『子供流離譚』をいま読んでいる途中なのだが、ここで書かれていることはいまの社会にもまったく言えるように思う。それで最近流行の*1「子供を守る」ことに関して、本書を参考にして少し書いてみようと思う。 最近立て続けに幼い子供が犠牲となる事件が起こったのは事実である。朝日新聞が「子供を守る」などという特集を組んだりもして、地域でいかに子供を守るかということが大きく話題になったが、僕は正直に言ってその風潮にあまり好意的にはなれない。別に僕は子供を守ることそのものに対して異議を申し立てたいわけではないが、大きく盛り上がった「子供を守れ」の声はやはりどこか過敏であり、異常さを持っているように思う。 そもそも、大人たちは「子供」という存在に対してどういう視線を投げかけているのだろうかということが気になる。そのことを考える手がかりとして、酒鬼薔薇事件のあたりから延々と繰り返されている少年犯罪の「
聞き手(宇野)構成(faira) ――今回の書評は、本来予定していた大塚英志『初心者のための「文学」』ではなくて、劇作家・宮沢章夫の講義録になったんだけれど、どうして変更したの? 時間がないということで僕の聞き書きにもなったし、負担を負う側から質問したい。 いや、それは大したことではなくて、余り最近小説を読んでいないから。あと、大塚さんが『初心者のための「文学」』で論じた大江健三郎の小説『芽むしり仔撃ち』について調査をしたら、レアな資料かもしれないものに突き当たったので、ちょっとネタ自体寝かして熟成したくなって。 本当は、今回の稲葉振一郎さんインタビューに強く関わることだったので、大塚さんが現在展開している議論には一通り目を通したから、書評も書きやすいかなと思うんですよ。 でも、今回は、その大塚さんの『「おたく」の精神史』をサブテキストにした東大での講義をね、扱うべきかと思って。 ――『「
更新期の文学 作者: 大塚英志出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (23件) を見る 大塚英志の『更新期の文学』によると、アメリカで開発された小説用のプロット作成ソフトに「Dramatica」というのがあり、それを用いれば素人でもそれなりのストーリーを備えた作品が書けるようになるという。 ネットで評判になったアプリケーションには、既成作家の文体を模倣作成してくれるソフトがあるらしく、これを使えば宇能鴻一郎ふうのポルノ小説ぐらいは簡単に作れるという。 そのことから類推して大塚英志は「夏目漱石も大江健三郎も中上健次もアプリケーションひとつで書けてしまうし、小説の作者というものに意味がなくなる」と語るわけですが、この失笑モノのヨタ話をどう受けとればいいか。 本気でそう言っているのだとしたら、大塚英志は文体はテク
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