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大塚英志に関するImamuのブックマーク (186)

  • 【寄稿】連載第2回:柳田國男で読む主権者教育 『郷土生活の研究法』を読む/内省する社会/大塚英志 - atプラスweb

    柳田國男は自分の学問を規定する時、好んで「反省」や「内省」ということばを使う。「自己内部の省察」という言い方もするが、意味は同じだ。自分らのあり方を省察するという意味での「反省」を万人のものとしたのは、言うなれば近代の功績である。後述するように、柳田は「省察は近代の傾向」という言い方でこのことを指摘してもいる。 事実、省察は明治30年代、一種の流行であった。明治36年(1903年)5月22日、華厳の滝で投身自殺をしたのは慶大生・藤村操だが、彼が傍らの木の皮を剥がし書き残した遺言「厳頭之感」が、内的な煩悶であることからその死をめぐる議論は社会現象化し、「省察」の流行ぶりを物語っている。それより前、明治29年、田山花袋と島崎藤村は自作の抒情詩の原稿を華厳の滝の前で朗吟し、原稿を滝壷に放り精神を捧げたという逸話も残る。彼らは松岡(柳田)國男とともに合同詩集『抒情詩』を刊行するが、近代の青年たちに

    【寄稿】連載第2回:柳田國男で読む主権者教育 『郷土生活の研究法』を読む/内省する社会/大塚英志 - atプラスweb
  • N高等学校・大塚英志氏によるものがたり創作の授業を実施。『N予備校』などで視聴可能

    カドカワが開校した学校法人角川ドワンゴ学園“N高等学校(N高)”は、iOS/Android用学習アプリ『N予備校』で、2月21日より大塚英志氏による“ものがたり創作授業”を特別授業として実施します。 N高では、高校卒業資格取得のための授業やレポート提出をネットで行うことで、自分がやりたい勉強の時間を増やせるため、生徒が空いた時間に受けることができるネット課外授業を『N予備校』で提供しています。 『N予備校』は、各業界のプロフェッショナル講師陣による大学受験コース、プログラミング、文芸小説ゲーム、アニメ、ファッション、美容などの多種多様なカリキュラムを、リアルタイムで双方向の授業として受けることができる点が特長です。 今回、新たに設けられた特別授業では、ものがたりの創作を教える数々の実用書の著者でもある大塚英志氏を講師に迎え、オリジナルストーリーの作り方を授業します。 アプリ『N予備校』で

    N高等学校・大塚英志氏によるものがたり創作の授業を実施。『N予備校』などで視聴可能
  • 【書評】「陰謀史観」がいかに政府の意思決定に作用したか

    書評】『終戦と近衛上奏文 アジア・太平洋戦争と共産主義陰謀説』/新谷卓・著/彩流社/4500円+税 【評者】大塚英志(まんが原作者) ポストファクトの時代の助走としてあったのは陰謀史観の公然化である。トランプの主張に地球温暖化中国陰謀説などの「陰謀史観」が多く紛れ込んでいるが、日でもヤフーニュースのコメントなどで「サヨク」の「勢力」が「反日」的陰謀によって蠢いているかのようにしばしば語られている。SNSが世論を形成する時代には政権選択にまで反映する。 書は「大東亜戦争」は、軍や政府に潜入した共産主義者が、戦争による疲弊に乗じて共産主義革命を起こそうとしたものだ、だから「国体」の変更を求めない英米との終戦を探るべきだという近衛文麿の敗戦直前の上奏文の背景にある「陰謀史観」成立の経緯と、何よりその「史観」がいかに戦時下の軍や政府の意思決定や事件の要因として作用したかを丹念に追う。 陰謀史

    【書評】「陰謀史観」がいかに政府の意思決定に作用したか
    Imamu
    Imamu 2017/02/05
    「「事実」を信じようとしない時代に必要なのは陰謀史観が陰謀史観であることの論破でなく、それがいかに現実に対し作用してしまうかを知ることだ」
  • 東京新聞:感情化する社会 大塚英志 著  :Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

    トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 感情化する社会 大塚英志 著   Tweet 2016年12月4日 ◆「つぶやき」と「文学」の距離 [評者]仲俣暁生=文芸評論家 インターネット上のSNSで日々つぶやかれている言葉や、天皇が生前退位への意向を語った「おことば」への国民による圧倒的な支持と、現在の「文学」の言葉とは、いったいどのような関係にあるのか。書はこれらを「感情化」というキーワードで分析する。「社会論」と「文学論」の二部構成をとりつつも、社会と文学(あるいは政治と文学)との間のリンケージが失われたことを、あくまでも「文学」の問題としてとらえているのだ。 感情化という主題は、社会論としてはひとまず「感情労働」の問題として扱われる。これが「物語労働」という概念を介して文学論へとブリッジされる際のキーワードは、ネット上の

    東京新聞:感情化する社会 大塚英志 著  :Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)
    Imamu
    Imamu 2016/12/04
    評者 仲俣暁生
  • 【寄稿】連載第1回:柳田國男で読む主権者教育 『青年と学問』を読む/柳田國男と日本国憲法/大塚英志 - atプラスweb

    民俗学者として一般に知られる柳田國男は、その晩年である1960年5月、公的な場(といってもそれは彼が多感な少年期を過ごした村からそう遠くない場所での小さな集まりだった)で「日民俗学の退廃を悲しむ」と題する講演をおこなったとされている。柳田の「最終講演」として語られるものである。実際にはこの後も小さな集まりで話をした記録は残っているが、その題名から柳田の遺言のように受け止められてきた。 死の二年前のことである。死後、柳田が残した物の「遺言」には彼の学問については何も語られていなかったとされる。 柳田はその晩年、彼の創り上げた学問が彼の望んだのとは違う形になってしまったことに、憤っていたといわれる。あらためて、そのことが伝わってくる題名である。聴衆の一人・菱田忠義によってノートがとられ、後に、柳田のいささかかわった弟子であった千葉徳爾によって公開されている。それを読むと、興奮して声もかすれ

    【寄稿】連載第1回:柳田國男で読む主権者教育 『青年と学問』を読む/柳田國男と日本国憲法/大塚英志 - atプラスweb
    Imamu
    Imamu 2016/12/02
    「昔の校閲なら、そこまで調べたが、いまはWikipediaで、表面的な事実をさらうだけだ」
  • メディアミックスの時代・番外編 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    いろいろあって、とあるサイトで掲載を止めた原稿をしかし、せっかく書いたし、面倒な原稿は全部、星海社行きといういつものパターンです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『感情化する社会』書き下ろしインタビュー 1 なぜ「ユーザー」は「わかりやすいこと」をもとめるのか? 最初のあなたの質問は『感情化する社会』というの中身を「まだ読んでいない記者にわかり易く説明してくれ」ということでした。けれどもそもそもそうやって書物を含むあらゆることばに「わかりやすさ」を当然のように要求するという態度そのものをぼくがこので問題にしてはいませんでしたか? ゲラの時点でインタビュアーである君のセリフが妙に「キャラ」になっていたのも含め「ユーザー」に対しての「わかりやすさ」の工夫だと思うけど、だったらいっそLINEでインタビューして欲しかった

    メディアミックスの時代・番外編 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
    Imamu
    Imamu 2016/11/25
    「いろいろあって、とあるサイトで掲載を止めた原稿をしかし、せっかく書いたし、面倒な原稿は全部、星海社行きといういつものパターンです。」
  • 日文研30周年特設サイト|日文研の終らせ方(大塚英志教授)

    日文研に来て、ひたすら困惑するのは日文研の最大の関心が組織としての延命にある、という印象だ。何故、日文研が必要なのかの議論はない。苦肉の「大衆文化プロジェクト」なども一つ間違えばコスプレする政治家のごとき中途半端さになりかねない。それが危機を叫ばれる人文科学の却って首を絞めないか。延命策でなく、「日文研の終らせ方」をも覚悟を決めて視野にいれなければ未来など描けないと思うが。 大塚英志教授 紹介ページ http://research.nichibun.ac.jp/ja/researcher/staff/s043/index.html

    Imamu
    Imamu 2016/11/24
    「日文研に来て、ひたすら困惑するのは日文研の最大の関心が組織としての延命にある、という印象だ。何故、日文研が必要なのかの議論はない」
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
    Imamu
    Imamu 2016/11/22
    「最初は白夜書房に持ち込みに行きました。そこで大塚さんに会って初めての担当編集者になって」「愛憎関係ってのが一番しっくりきますね」
  • 青土社 ||ユリイカ:ユリイカ2016年12月臨時増刊号 総特集Ω『シン・ゴジラ』とはなにか

    ■巨災対から――キャストインタビュー 映画界の異端児が、学界の異端児に / 塚晋也 (聞き手・構成=切通理作) 安田のスタイル / 高橋一生 (聞き手=編集部) ■あるゴジラの記憶 極私的『シン・ゴジラ』論 / 原 一男 原ゴジラから新ゴジラへ / 辻 真先 ■詩 春とシ / 川口晴美 ■怪獣王の帰還 帰らないゴジラ 『シン・ゴジラ』の熱線と変わらない首都東京 / 猪俣賢司 私たちの今日と『シン・ゴジラ』 / 切通理作 ゴジラはなぜ都市を目指すのか / 橋爪紳也 ■人新世の主権 『シン・ゴジラ』の政治学 主権についての不安な意識 / 関 曠野 『シン・ゴジラ』が逆照射するもの / 小泉 悠 立ち尽くすノモス 夢と《現実》のあわいに / 谷口功一 ニッポン、この厄介な虚構 / 辻田真佐憲 ゴジラが想像/創造する共同体 「属国」としての「科学技術立国」 / 中尾麻伊香 ■黙示録の咆哮 巨神と

    Imamu
    Imamu 2016/11/22
    大塚英志と佐倉綾音が並ぶ
  • 「ポスト真実」と感情化社会 どうして嘘つきがまかり通るのか(2) - 日比嘉高研究室

    このブログ記事が元となった書籍『「ポスト真実」の時代 「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界をどう生き抜くか』を、祥伝社から刊行します。「ポスト真実」についてより詳しく知りたい方は、こちらもご覧下さい。 今月16日、オックスフォード辞書が、「今年の言葉」に「post-truth」を選びました。日では「ポスト真実」と訳されることが多いようです。この言葉について、今日J-Wave のJam the World という番組で津田大介さんとお話をすることになりました。この言葉については前回の記事 どうして嘘つきがまかり通るのか――「ポスト事実の政治 post-truth politics」の時代にどう向き合うか - 日比嘉高研究室 でも書いていますが、その後考えたことを加えて、もう少しまとめておきます。 キーワードは、「デマ」「音」「感情」です。 「post-truth ポスト真実」とは何か コ

    「ポスト真実」と感情化社会 どうして嘘つきがまかり通るのか(2) - 日比嘉高研究室
    Imamu
    Imamu 2016/11/21
    「問題は「ポスト真実」の時代が、反既得権益層、反権威の時代という側面も~いまやリベラルは~弱者の位置にはいないとみなされ~リベラルは、理論的であればあるほど、「事実」や「真実」を真顔では主張しにくい」
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
    Imamu
    Imamu 2016/11/21
    「なお、このcakes編集部制作のインタビュー原稿に対して、大塚英志さんの確認の返信は1万字にわたるこのインタビューへの注釈でした。」
  • 【書評】『太陽の季節』を強い日本の象徴と錯誤してきた戦後

    書評】『文學界』10月号  対談「死」と睨み合って/石原慎太郎×斎藤環/文藝春秋/定価970円 【評者】大塚英志(まんが原作者) このコラムをスタバで書き始めたら、外の通りをマリオの格好をした小学生が通り過ぎた。無論、ハロウィンであるからだが、安倍のアレのコスプレかと思った。今年は小池百合子が「リボンの騎士」。そう考えると石原慎太郎は田中角栄をチャネリングしたとはいえコスプレはしなかったし、それどころかかつては「慎太郎刈り」といって石原のコスプレ(じゃないか)を世間にさせたのだから、立派か。 しかし、豊洲市場以降の石原に対する世間だけでなくメディアの掌返しは何なのか。コスプレしないからか。作家は文春に叩かれないと林真理子が『週刊文春』のコラムで書いた直後の文春石原叩き。そしてこのタイミングで『文學界』での時事放談。 いつもながらの石原の放言なのに相模原の一件で今回はたちまち足を掬われる。

    【書評】『太陽の季節』を強い日本の象徴と錯誤してきた戦後
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

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  • 【寄稿】連載予告:柳田國男で読む主権者教育 トランプの勝利と感情化する世界/大塚英志 - atプラスweb

    ぼくは近著『感情化する社会』の中で以下のように記した。 現在の日において、左派の立場から言えば、安倍政権や日会議が北米のティーパーティーやヨーロッパの極右政党に相当する反知性主義的な政治勢力だ、という見立てはおそらく間違ってはいないだろう。しかし、イギリスのEU離脱が国民投票で実現し、その結果にEUからの独立を訴えた政治家たちがうろたえ、トランプがティーパーティーさえ置き去りにして、共和党候補になってしまったように、民意が政治勢力としての反知性主義グループを置き去りにする、という事態が新たに見られる。その点で政権与党やそのバックボーンにある日会議的な右派を、「お気持ち」と国民感情が一体化することで置き去りにしてしまった今回の事態も同様の現象だといえる。知性と権力の結びつきを嫌悪する感情を利用して政治に影響力を持ちえた旧「反知性主義」勢力を抜きにして、感情が権力抜きで国民化してしまって

    【寄稿】連載予告:柳田國男で読む主権者教育 トランプの勝利と感情化する世界/大塚英志 - atプラスweb
    Imamu
    Imamu 2016/11/11
    「日本でもこの先、ポピュリズムによる更なる「右派の置き去り」が始まるだろう。その意味で興味深いのは、ヤフーニュースのコメントの変化だ」
  • 【書評】「アメリカに罪はない」 被爆者が語る「物語」

    書評】『オバマ広島演説』/『CNN English Express』編集部・著/朝日出版社/700円+税 【評者】大塚英志(まんが原作者) 広島におけるオバマのスピーチに異を唱えることは政権与党のなさることに意義を唱えてはいけないこの国では当然NGであるだけでなく、国際社会は「外交を通じて紛争を防ぎ、すでに起きてしまった紛争を終わらせる」ように「戦争そのものに対する考え方を変えなくてはいけない」という、まるで憲法前文のごとき言い方さえするものだから、左派も隣に安倍がいても突っ込めなくなる。 しかし、おかしいだろ、その構図。プラハの時には、アルカイダに核が渡らないように国際管理に向け4年をめどに動き出す、という核廃絶をテロとの戦いにすり替えてのいかにもアメリカなビジョンがそれでもあったが、今回の提言は「人類に共通する人間性を描く物語」を語りつたえることだった。 5分で原爆資料館の見学を終え

    【書評】「アメリカに罪はない」 被爆者が語る「物語」
  • 大塚英志 世界まんが塾 3rdシーズン 転生編

    大塚英志塾長が贈る ニコニコアカデミー『世界まんが塾』 の3rdシーズン 転生編が開講!! 前シリーズへの参加をきっかけとして 講師となり世界に出て行った元塾生たちによる講義と、 世界の漫画事情をお届けします! 【出演】 大塚英志 中島千晴 谷口恵太(アシスタント) 【プロフィール】 大塚 英志(おおつか えいじ) 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。 世界まんが塾を運営、中国韓国、シンガポール、アメリカ、カナダ、フランス、デンマーク、イスラエル、メキシコの12都市で創作ワークショップを開催、今年はブタペスト、北京、アングレーム、リヨンを放浪予定。 ワークショップで一緒に海外を回った教え子は北京、トゥールーズ、アングレームなど現地の大学などにまんが創作の教員として次々赴任。 原稿料自腹のインディーズwebレーベル「大塚英志漫画」を主宰。 最新作は、西川聖蘭作画による「クウデタア2」

    大塚英志 世界まんが塾 3rdシーズン 転生編
    Imamu
    Imamu 2016/06/25
    24kgやせた
  • 【第7回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    web倫理学についての大雑把なデッサン 大塚英志 webに於ける「倫理」を扱う領域を何らかの形で構築するべきだ、という点については、このコラムやそれ以外のエッセイで短くだがこのところ述べてきた。そこで「web倫理学」という暫定的な呼称を思いつきで示したが、しかし、それ以上の具体的な構想があったわけではない。web倫理学といった瞬間、そもそも哲学や倫理学的に全く素養のないぼくには手に余るが、しかしなるべく早く、アバウトな枠組としてこれを提示しておくことだけは必要だと考えるのでやっておきたい。あとは誰かがどうにかしてくれ。 ぼくの中でのweb倫理学の議論の出発点は、プラットフォームに於いて顕在化している「フリーレーバー」の問題であった。 ぼくが「フリーレーバー」、無償労働という北米でしばしば用いられる語を表に出る形で使うのは初めてだが(なるべくなら今も使いたくないが)、例えば「ニコ動」なり「Y

    【第7回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
    Imamu
    Imamu 2016/06/11
    「「労働」という問題がwebでは問題化されにくい仕組みがある」
  • 「おたく」第一世代のトキワ荘!? 「おたく」文化転形期の目撃者となった著者が語る「二階の住人」たちの軌跡 | ダ・ヴィンチWeb

    トップニュース「おたく」第一世代のトキワ荘!? 「おたく」文化転形期の目撃者となった著者が語る「二階の住人」たちの軌跡 『二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史(星海社新書)』(大塚英志/講談社) アニメの歴史を変えたといわれる『宇宙戦艦ヤマト』の放送時、私はまだ2歳だった。見た記憶があるのは、再放送だったのだろう。続くアニメ史に残る『機動戦士ガンダム』の放送時には7歳で、クラスメイトに一人「すごいアニメが始まったぞ!」と興奮していた男子がいたが、毎回合体変形しないロボットに興味を持てず、全話通して見たのはようやく10歳になってからの再放送だった(でも、クローバー製のガンダムDX合体セットは親に買ってもらった)。 そんな遅れてきた世代の私にとって、思春期から青年期にこれらの作品に触れた「おたく」第一世代というのは、羨望と嫉妬の存在である。『二階の住人とその時代 転形期のサブカ

    「おたく」第一世代のトキワ荘!? 「おたく」文化転形期の目撃者となった著者が語る「二階の住人」たちの軌跡 | ダ・ヴィンチWeb
  • 【第6回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    二次創作」は「表現の自由」の問題なのか 大塚英志 殆ど何のための連載かわからなくなっているが、二つのことを2回にわたって備忘録代わりに書いておくことにする。 一つは「二次創作」を「表現の自由」問題として考える議論は妥当なのか、ということ。 もう一つは、この連載の最初に序章的に書いた「角川とドワンゴの合併は間違っているか」、その延長上で書き飛ばした新書『メディアミックス化する日』、そして前回、言及した「黒子のバスケ」論で提起してきたつもりの問題だが、プラットフォームに於ける疎外の問題についてである。具体的にはこの問題を包摂する枠組としてのweb倫理学についてメモをしておく。 一つ目の問題だが、webの読者の流儀に合わせて最初に短く結果をまとめておくなら、「二次創作の自由」は「表現の自由」ではなく、「経済活動の自由」「二次創作の規制緩和」についての問題で、そこをすり替え、ないし、錯誤すると

    【第6回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
    Imamu
    Imamu 2016/05/31
    「昔の左派の言葉を語るのは今の右派の一つの特徴的傾向であり、それは右派が多少なりとも論理的に現実の事象を語ろうとする時、未だ自前のことばを持たないことに一つは起因するのではないか」