<贓物は元の場所に戻すのが原則だ> 日本の対馬市で韓国人窃盗団が仏像2点を盗んでから1年が過ぎた。その間、贓物をめぐり返還か没収かと各界各層から意見が出てきた。さらに対馬市観音寺から盗んできた観世音菩薩坐像が観音寺の仏像ではなく、さらに本物ではないという声まで出ている。時間がさらに経過すれば、またどんな話が乱舞するか分からない。 この事件は最初のボタンから掛け違えた。釜山国際埠頭で贓物が無事に通関し、韓国の領土に入ったという点からだ。入国の際、文化財鑑定官室の鑑定官が、造形的な文化財の真偽や価値などを判断することになっている。私たちの貴重な文化財が海外に流出するのを防ぎ、海外からの文化財搬入について調べるためだ。当時、盗んできた仏像が鑑定官に摘発され、贓物と判断されていれば、犯人はその場で逮捕されたはずだ。また、贓物である仏像は直ちに返還され、今日のような姿は見られなかったはずだ。当時、犯
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