Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein 油断禁物です 2号炉でまた 核燃料がすべて露出との報道です。 ここまで赤裸々に情報が出ているのですから まずはきちんと情報把握に努めましょう。 Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein 繰り返します。福島第一2号機で圧力槽の「減圧弁」が何らかの理由で閉まって(しまい)、また炉心が露出した状況にあるらしい報道です。 今正に、命がけで 対圧注水を行っている最中と思います。現場は大変な努力です。情報を確認します。
岩上安身 @iwakamiyasumi 相変わらず、携帯電話がつながりにくい状態が続いています。これから、外国人特派員協会で、原子力資料情報室の記者会見。同情報室の原子炉安全問題担当の上澤さん、元東芝の技術者である後藤さんのお二人。Ust中継します。チャンネル1から。 2011-03-14 19:28:41 岩上安身 @iwakamiyasumi 始まりました。もと東芝の技術者の後藤さんの話。「今日の福島第一原発3号機の水素爆発について。噴煙を見る限り、厳しい爆発である。建屋は吹き飛んだが、格納容器は機能を維持している。しかし、損傷の可能性もある。24時間、圧力鍋を計測し、外に放射能が漏れているか、測る」 2011-03-14 19:41:28 岩上安身 @iwakamiyasumi 後藤さんの続き。「通常であれば、格納容器の0.5%分だけ、水蒸気とともに外に漏れる。それが基準以下なら敷地
(,,゚д゚)ウマー @pianist_danna 枝野寝ろ、もそうだが、そろそろ東電の広報担当のおじさん(特にあの眼鏡のおじさん)も休ませてやれよ…もうボロボロじゃないか…
恐怖の生中継 福島原発の2度目の爆発を知り、「逃げたほうがいいか?」と動揺するCNNのアンカー(仙台) YOUTUBE 大災害は人間の本性をあらわにし、その強さを試す。一瞬にして日常が非日常に取って代わられたとき、人はどう振る舞うか。泰然と構えて冷静さを保ち、周囲に気配りを見せられるか──それとも、パニックに陥って取り乱し、自分のことだけを考えるのか。 メディアも同じだ。戦争や災害で、報道機関としての度量が試される。戦場や被災地といった危険が伴う場所で、いかに冷静に行動し、事態をあおらずに現場の生々しい情報を伝え、正確かつ思慮ある報道ができるかが問われる。 これまで、日本には外国メディアに対するある種の尊敬の念があった。ジャーナリズムの理想とあがめ、その権威に頼ることさえあった。新聞などが日本に関する論評を求める際、今でも頻繁に「米紙ワシントン・ポストによると......」といったくだりが
2階の会議室でも、菅氏は第1原発のベント実施を求めて出席者に厳しく問い詰めた。吉田昌郎所長(同)は「決死隊をつくってでもやります」。菅氏の口調は、東電側にだけでなく、福島県の内堀雅雄副知事や班目春樹原子力安全委員長にも厳しかった。 菅氏の振る舞いを見た池田氏は同行した寺田学首相補佐官(同)に「首相を落ち着かせてくれ」と頼み、同席した関係者に「不快な思いをさせてしまった」と陳謝したという。 当時を「戦場の指揮官のような心境だった」と振り返る池田氏は、最高指揮官だった菅氏の言動について「僕もあきれた」と述懐する。覚書には「指導者の資質を考えざるを得なかった。指導者は短い時間であっても沈思黙考することが大事だ。大局観をもって事にあたらなければならない」と記している。 原子力安全・保安院などの対応については「冷戦後いわれたデタント(緊張緩和)ぼけに陥っていた」「何となく原子力安全神話のムードに包ま
東京電力福島第1原発事故直後、政府の現地対策本部長を務めた池田元久前経済産業副大臣は、3月11日の事故発生から5日間を記した覚書を明らかにした。菅直人首相(当時)が原発視察に訪れた際、周囲に怒鳴り散らした様子などが生々しく記録されている。池田氏は産経新聞の取材に「現地対策本部がどう対応し、考えたか。ありのままを記録にとどめた」と語った。 12日午前4時すぎ、菅氏の原発視察の連絡が入った。覚書は当時の池田氏の違和感をこう伝える。 「こうした災害では人々の生存の可能性が高い初動の72時間が、決定的に重要だ。指揮官は本部(首相官邸)にとどまって対応にあたるべきだ…」 原発に到着してバスに乗り込んだ菅氏は、隣に座った東電の武藤栄副社長(同)を攻め立てた。覚書には「初めから詰問調であった。『なぜベント(排気)をやらないのか』という趣旨だったと思う。怒鳴り声ばかり聞こえ、話の内容はそばにいてもよく分か
菅直人首相は29日、原子力工学を専攻する多摩大大学院の田坂広志教授を内閣官房参与に任命した。東日本大震災発生以降の参与起用はこれで6人目。参与は計15人を数える。まさに「船頭多く」なり「船山に登り」かねない状態だ。首相の指導力不足もあいまって、機能不全に陥ろうとしている現政権の姿を象徴している。 「また混乱しますよ!」 たちあがれ日本の片山虎之助氏は29日の参院予算委員会で、参与を増やし続ける首相に忠告した。「総大将がうろうろしちゃいかんのですよ」とも諭した。 「東電と経産省原子力安全・保安院だけでなく民間のセカンドオピニオン、サードオピニオンも必要だ。今こそ衆知を集めたい」 政府高官は首相の意図をこう解説する。だが、相次ぐ専門家起用は、首相が頭の整理をつけきれず、一方で東電や官僚が伝える情報に不信感を募らせている実態を浮き彫りにする。 人事の乱発で、周辺の人間関係を壊し、自ら孤独感を募ら
東日本大震災で被災し深刻な事故が相次いでいる東京電力福島第1原発。東電の不手際が問題視されているのとは裏腹に、注水作業などにあたる現場の作業員をたたえる声がインターネット上で広がっている。自らを犠牲にし、危険に向き合う作業員。そんな高い“プロ意識”がネットユーザーの琴線に触れるようだ。 《今、被害を最小限にとどめるために体を張って作業をしてくれている》《おえらいさん方は安全なところで報告を待っているだけでしょうが、現場では必死の対応が続いているはず》 単文投稿サイト「ツイッター」などでは、原発のトラブルが表面化した当初から、作業員をねぎらう声が絶えなかった。 そんな中、《逃げずに作業を続けているのも東電です》などという東電女性社員のものとおぼしき日記(現在は削除)が16日にツイッターやブログで“拡散”。《現場で命を懸けて作業にあたっている職員も大勢いることを忘れてはいけない》などとする称賛
昨年6月の就任直後から、首相補佐官として菅直人首相を支えてきました。首相はよく「俺が辞めて、バラ色になるんだったら身を引く」と言っていましたよ。ただ、党内外で内閣不信任決議案可決を狙う動きがありますが、今はその時ではないでしょう。 首相自身は、正直言うと人の使い方は上手ではありません。人の感情を傷つけたり…。おそらく女性を口説くのもヘタでしょう。近くにいて、「すごい」と思うところと、反面教師になるところの両面がある。世間の菅直人像と違い非常に謙虚なので、首相は今、結構反省していますね。 しかし今、民主党内の造反で仮に不信任案が可決されても、数の足し合わせや急ごしらえでできあがった理念以外なく、安定的な何かはない。「菅直人はよくねぇ」という声が出ていることは否定はしませんよ。でも、今は「首相を引きずり降ろしたら、何か始まるさ」という悠長な時期ではないですね。 もし首相退陣を求めるなら、選挙で
東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の事故を巡り、政府と東京電力にずれが生じている。 政府と東電による「福島原子力発電所事故対策統合本部」は、菅首相が本部長だが、首相官邸ではなく、東京・内幸町の東電本店に設置され、海江田経済産業相や細野豪志首相補佐官が常駐することになっている。政府は海江田氏らを「東電に対する事実上の『お目付け役』だ」と位置づけており、不信感の根強さが透けて見える。 14日に起きた2号機の燃料棒露出を受けた対応でも、両者はすれ違った。 14日夜、東電の清水正孝社長と枝野官房長官、海江田氏が電話で連絡を取り合った。政府側は「燃料棒露出を受け、東電側が作業員全員の撤退を申し出てきた」としている。これに対し、東電関係者は「一時退避はあっても、撤退ということはありえない」と反論する。 政府側は、作業員が全員退避すれば原発の制御は不可能になると
かつてない事故の収束に向け苦闘が続く東京電力福島第1原発。労働現場で何が起き、作業員は日々どんな思いで臨んでいるのか。 ◆3・12~15 連続爆発 ◇俺たちに、ここで死ねっていうことか 大地震発生翌日の3月12日午前3時過ぎ。「圧力上昇を続ける1号機の原子炉格納容器から、放射性物質を含んだ水蒸気を放出する」と政府は発表した。50代の東電男性社員はそのことを伝える非常用ラジオのニュースに聴き入った。構内には屋内退避の指示が出されていた。 「屋内にいるだけで大丈夫なのか。放射線を浴びるとこのまま隔離されるんじゃないか」。一刻も早く逃げたかった。 菅直人首相が視察のため作業拠点の「免震重要棟」に現れたのは、その日の朝。原発の「頭脳」に当たる中央制御室にいた若手社員(21)は、同僚たちが首相に「何やってんだ。何とかしろ」と怒鳴り散らされたと聞いた。「俺たちに、ここで死ねっていうことか」 午後3時3
放射能汚染の恐怖と闘いながら、決死の作業が続く。15日朝に大きな爆発が起きた2号機。東電や協力企業の作業員ら800人が水の注入作業を行っていたが、爆発に伴い、「必要最小限」という50人を残し、750人が一時、現場から離れた。被曝(ひばく)を避けるため、放射線量が高くなると作業を中断しなければならない。15日午前、隣接する3号機付近で観測された400ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は15分が限度。津波による被害で、停電も続く。照明がつかないため真っ暗な建屋内で、作業効率はあがらない。余震が続く中、津波警報で作業の中断を余儀なくされることもある。400ミリ・シーベルトを記録したのは、作業員が携帯する放射線監視装置だった。 12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃すための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ
経済産業省原子力安全・保安院は24日夜、東京電力福島第一原子力発電所事故が発生した3月11日以降、5月末までに東電からファクスで受け取った約1万1000ページ分の報告資料を同院のホームページで公表した。 報告は原子力災害対策特別措置法に基づくもので、国際原子力機関(IAEA)への政府報告の裏付け資料に当たる。 この資料には、3月15日早朝に2号機で爆発が起きた際、東電が第一原発から緊急時対策本部を撤退しようとした経緯も記されている。東電側は爆発直後のファクスで「2号機で大きな衝撃音。対策本部を第二原発に移し、避難する」と報告、その後に「監視、作業に必要な要員を除き、一時退避」と訂正していた。菅首相はこの日朝、「撤退すれば東電は100%つぶれる」と叱責(しっせき)した経緯がある。
北朝鮮が金正恩氏の母、故高英姫(コ・ヨンヒ)氏の在日出自を「最高機密」とし、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との関係見直しに着手したとされる問題は、「後継者の母」の高氏をひそかに誇りとしてきた朝鮮総連に大きな動揺を与えそうだ。3代世襲に反発しながらようやく正恩氏支持を打ち出した矢先に、本国とのはしごを外された形となる。(桜井紀雄) 金正日総書記の国葬に参列する朝鮮総連の弔問団の第1陣として南昇祐(ナム・スンウ)副議長ら4人が23日、東京から経由地北京に出発した。26日には各地方本部の代表ら約50人が平壌に向かうという。 朝鮮総連は制裁で訪朝後の再入国が禁じられている実質トップの許宗萬(ホ・ジョンマン)責任副議長の渡航を22日、日本政府に申請したが、不許可とされ、本国に対し難しい立場に置かれていた。今回の見直し方針が下れば、決定的な打撃となりかねない。 朝鮮総連内部にとって正恩氏の指導者就任
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メルトダウン(炉心溶融)が進む原子炉内の実情が分からず、推移も予測できないまま、水素爆発の連続で事故は拡大。一番危なかったのは3月11日の発生からの最初の10日間だった―。 長期化する東京電力福島第1原発事故。菅直人前首相が「緊迫の10日間」を振り返った。首相官邸と東電の連携は機能せず、事態深刻化を伝える重要情報も届かぬまま。「首都圏3千万人退避」の最悪のシナリオすら脳裏をよぎった。事故時の“最高司令官”のインタビューを通じ、危機管理の問題点を検証した。 ▽命脈断たれる 「東電からは『電源車を持っていけば何とかなる』との話があった。関係機関を通じていろいろ探して、ヘリコプターでの輸送も調べた」 11日午後4時36分、全電源喪失で1号機、2号機の緊急注水ができなくなり冷却機能が停止。「これは本当に大変なことになった。冷却しなければメルトダウンに陥る」。菅氏は東電の要請を受けて、まず、電源車の
東日本大震災発生から11日で7カ月。死者・行方不明者は1万9748人(7日現在)に達した。政府は大震災と東京電力福島第1原発事故対応の教訓を踏まえ、首相官邸の危機管理センターに「高度情報集約システム」を導入する方針を固め、東日本大震災復興対策を柱とする平成23年度第3次補正予算に必要経費を計上する。同センターへの情報集約と初動対応の迅速化を目指すが、真の危機管理体制の確立にはほど遠い。(半沢尚久、千葉倫之) 政府はこれまで、災害や重大事故が発生した際、各省庁から電話やファクスで集めた被害状況などを、危機管理センターの職員が一括入力していた。この方式だと時々刻々と変化する被害状況との時差が生まれる。新システムではオンライン上で複数の職員が同時並行で入力したり、省庁の担当者に直接入力させたりすることを想定している。 ただ、震災と原発事故対応で浮かび上がったのは、システムの問題だけではない。官僚
◇「250」引き上げ3日後 安全確保、防衛相が阻止 自衛隊が東京電力福島第1原発の上空からヘリで放水した3月17日、東京・市ケ谷の防衛省に首相官邸から一通の文書が届く。タイトルは<線量限度の引き上げについて>。政府はその3日前、緊急作業時の被ばく線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたばかりだった。それをさらに国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に合わせて倍の500ミリシーベルトにする--。 第1原発は爆発が続き、高線量の中での作業が必要だった。作業員の安全を守る立場の厚生労働省にすれば250ミリシーベルトが「ぎりぎりのライン」。しかし、細野豪志首相補佐官(当時、現原発事故担当相)から「250では仕事にならない。役所をまとめてほしい」と要請を受けた長島昭久前防衛政務官は関係省庁にその意向を事前に口頭で伝えていた。 15日には第1原発から約50人を除いて「撤退」
東京電力が二十二日に公表した報告書は、福島第一原発が三月に事故を起こした直後の状況を、作業員から聞き取った肉声により再現していた。そこには「死」の文字がいくつも並び、あらためて現場の過酷さが浮かび上がった。
◇「復興の鬼」の気概で--谷公一さん(59) 3月17日、石破茂政調会長(当時)から、震災対応を話し合う与野党実務者会合の自民党代表を命じられました。「谷さんは神戸の経験がある。定めと思って」と言われたのです。私は兵庫県職員として、阪神・淡路大震災復興にかかわってきました。「復興の鬼」となる気概で臨みました。 5月からは衆院東日本大震災復興特別委員会の理事として、復興関連法案の修正協議にあたりました。最も厳しかった協議は、8月中旬から3カ月続いた二重ローン救済法案です。政府案は救済範囲が狭く、零細企業や農業、水産業者を救えない。自民党は法案を提出しましたが、与野党協議は平行線でした。被災地から「融資に厳しい条件が付けられ、再建資金が借りられない」と、苦境を訴える声が次々届きました。 9月末、民主党の近藤洋介理事に「政府案に口出ししないから新法を作って」と、政府案と野党案の併存を持ちかけまし
◇「現実、圧倒的に厳しい」--辻元清美さん(51) 沿岸部にボランティアセンターを設置するのが大変でした。リュックサックを背負ってボランティアに来ても、拠点がなければどこに支援のニーズがあるか分からない。津波で建物が全部流されたところもあり、プレハブを建てるところから始めました。 現場の人たちと一緒に悩み、しんどい思いを共有していると、中央政界の動きは被災地とかけ離れていると痛感しました。だから、菅直人首相(当時)と仙谷由人官房副長官(同)の関係に隙間(すきま)風が吹いている、と感じた時、仙谷さんに現地を見てもらって、圧倒的に厳しい現実を肌で感じてほしいと思ったんです。 4月23日、宮城県気仙沼市の避難所で、仙谷さんは「本当にご苦労をかけ申し訳ありません」と言葉を詰まらせていました。ストレートに政治の限界を感じたんじゃないかな。 その後菅さんから「仙谷さん変わったんだよ。率直にいろんな意見
注水中断、明確な指示なし 東電、あいまいに「合意」2011年5月29日8時19分 印刷 Check 東京電力福島第一原発1号機の海水注入問題で、3月12日夜の東電内のちぐはぐなやり取りの実態が、関係者の証言などから分かってきた。海水注入の一時中断は本社と発電所で「合意した」と東電は説明してきたが、この合意はあいまいで、本社は明確な中断指示をしていなかった。発電所は所長判断で注水を続行。つじつま合わせが、のちに問題を大きくさせた。 海水注入は12日午後2時50分、清水正孝社長が指示。午後7時過ぎに注水が始まった。ところが、午後7時25分、官邸にいた東電幹部の武黒一郎フェローが「首相の了解が得られていない。議論が行われている」などと本社に伝えた。 本社の緊急時対策室や福島第一原発、福島第二原発、福島第一に近い現地指揮所「オフサイトセンター」などは、テレビ会議システムで結ばれ、連絡を取り合ってい
東日本大震災で被災し深刻な事故が相次いでいる東京電力福島第1原子力発電所。日増しに放射性物質(放射能)漏れが広がる中、被害の拡大を少しでも食い止める作業には一刻の猶予も許されない。だが、原子炉周辺では健康に大きな影響を与えるほどの放射線が検出されている。深刻な被曝(ひばく)が確実な長時間の作業はとても不可能。多くの作業員は危険を覚悟の上で復旧に当たっている。 東京電力や協力会社の社員らが現在、現場で復旧作業に当たっているのは1~3号機だ。使用済み核燃料を貯蔵するプールの水位が下がり、深刻な放射線漏れが懸念される4号機は、危険すぎて近寄れず、モニターで監視するしかない。 1~3号機周辺も放射線量は極めて多い。3号機西側では15日、1時間当たりの放射線量が年間被曝限度量の400倍に相当する400ミリシーベルトを計測したが、16日午前時点でもこの数値は減っていない。 福島第1原発では震災後、80
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