タグ

ブックマーク / www.cyzo.com (12)

  • 「とにかく既存のファミコンの音を壊したかった」影山雅司”音のサンソフト”を支えた男

    シンプルだけど無限の可能性に満ちていたレトロゲーム。 「一日一時間!」というお母さんの監視の目をかいくぐり、大冒険を繰り広げた僕らの傍らにはいつもゲームミュージックの存在があった! そんなレトロゲームのサウンドを、21世紀に蘇らせようと今年から活動をスタートさせたレーベルが「クラリスディスク」だ。 同レーベルは、『アトランチスの謎』『東海道五十三次』『リップルアイランド』など、一度プレーしたら忘れられないサンソフト製ファミコンソフトのゲームミュージックを、何と200曲以上も収録した『Rom Cassette In SUNSOFT』を6月29日にリリースする。 そこで、今回から3回にわたってサンソフトに縁の深い人物へのインタビューを通じて、テレビゲームが熱かったあの時代を振り返ってみたいと思う。 ■「ゲームミュージックのおかげで、当に必要な音が分かるようになった」 「音のサンソフト」とレト

    「とにかく既存のファミコンの音を壊したかった」影山雅司”音のサンソフト”を支えた男
  • "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 - 日刊サイゾー

  • 「マンガを正当なビジネスにしたい」マンガ家・佐藤秀峰 爆弾発言の裏にある思い(前編)

    電子書籍デバイス「iPad」「Kindle」の誕生により、過渡期を迎える出版業界。隆盛を誇るマンガ雑誌も2007年に「月刊少年ジャンプ」(集英社)、08年に「週刊ヤングサンデー」(小学館)が休刊し、その後、新雑誌が創刊されるなど各社再編が相次いでいる。そんな中、”脱出版社”に向けて、作品を1話10円から販売するオンラインコミックサイト『漫画 on Web』で新たなマンガの可能性を模索するのが『海猿』『ブラックジャックによろしく』で名を馳せるマンガ家・佐藤秀峰氏。 昨年2月に公式サイトを立ち上げ、『ブラよろ』が「モーニング」(講談社)から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)へ移籍した顛末のほか、編集部によるネームの無断改変、必要経費の実情、アシスタントからの賃上げ要求までも暴露。さらに広告用のマンガを描くも代理店の不義理な対応から掲載を拒否し、ギャラ540万円の受け取りを放棄した話や、編集

    「マンガを正当なビジネスにしたい」マンガ家・佐藤秀峰 爆弾発言の裏にある思い(前編)
  • 5,000人が注目した「非実在青少年」の行方 東京都は何を隠したか?

    性描写のある作品のゾーニングは青少年の健全育成のためなのか、それとも表現規制なのか。 今年2月から始まった都議会に、東京都青少年問題協議会の答申案に基づき、石原都知事が提出した東京都青少年健全育成条例の改正案は当初より出版関係者のみならず、一般市民からもその正当性が疑われていた。 問題視されているのは、かいつまむと以下の点だ。 ・インターネット、携帯コンテンツ事業者に対するフィルタリングの強化 ・非実在青少年を相手方とする性交、および性交類似行為を描写したコミック、アニメ、ゲームを含む不健全図書販売についての自主規制の要請 ・児童ポルノの単純所持規制 結局、3月の都議会では審議継続となり、可決は今のところ見送られている形となっているが、6月から始まる都議会において、再び論議されることなる。 規制反対派にとっては、いまだ予断を許さない状況である。 そんな中、5月17日、東京都青少年健全育成条

    5,000人が注目した「非実在青少年」の行方 東京都は何を隠したか?
  • 誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年

    たとえば中二人口は、団塊の世代が14歳前後にさしかかった1963年に247万人というピークを迎えるが、そのとき彼らが熱心に読みふけっていたのは、サンデー、マガジンの二大週刊少年マンガ誌だ。当時はマンガが若いメディアだったのだ。そのままマンガを読み続け、世代がスライドしていくに従い、青年向け、大人向けのマンガ誌が創刊されていったのはご存知のとおり。 オタクメディアの成否は、いかにして14歳以下の子供たちを捉えるかにかかっていることになる。 ■「少子化」がアニメの訴求対象をシフトさせた 次の波がアニメだった。74年の『宇宙戦艦ヤマト』に始まるアニメブームは多くの若者を巻き込む。サブカル誌「OUT」が特集を組み、のちにアニメ専門誌へと変貌していくほどのパワーがあった。森川氏はこの衝撃を「STUDIO VOICEがエヴァ特集号を発行した時に似ている」と、昔を知らない人にもわかりやすく表現したが、つ

    誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年
  • 「どうにでもなれと思った」 “VOCALOID”の2年を人気声優とともに振り返る2時間

    学祭シーズンに突入した11月1日、明治大学ではトークショー「VOCALOIDまつり IN 明大祭」が催された(主催:アニメ・声優研究会)。初音ミクで有名なバーチャル歌手音源ソフト「ボーカロイドVOCALOID CVシリーズ」にてサンプリングキャラクターボイスを演じた声優と制作開発元のクリプトン・フューチャー・メディアを招き、ボーカロイドについて洗いざらい語ってしまおうというもの。主役は言うまでもなく、キャラクター・ボーカル・シリーズ各タイトルのボイスを吹き込んだ藤田咲さん(初音ミク)、下田麻美さん(鏡音リン・レン)、浅川悠さん(巡音ルカ)のお三方だ。 「VOCALOIDまつり」というタイトルは、去る8月31日に開催されたライブイベント「ミクFES’09」と意味するところはほぼ同じである。要するにアイドルフェスなのだが、アイドル歌手のお祭りイベントとちがうのは、当の歌手であるミク、リン、レン

    「どうにでもなれと思った」 “VOCALOID”の2年を人気声優とともに振り返る2時間
  • “恋人たちの祭典?”「ラブプラス」同人誌即売会潜入レポ

    2009年のゲーム・シーンにおける最大の問題作。それが、これまで何度か日刊サイゾーにおいても紹介してきたニンテンドーDS用恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」だ。発売から2カ月が経過し、そろそろ熱狂的なブームも落ち着き始めた……と思いきや、紳士たちの情熱は一向に冷めやらないようだ。 11月1日、東京都の大田区産業プラザPiOにて「ラブプラス オンリーイベント”ラヴ・インクリメント”」が開催された。 イベントは、ジャンルを「ラブプラス」に限定した初の同人誌即売会、通称・オンリーイベントである。ジャンル限定というだけでも作の人気ぶりがうかがえるが、ソフト発売からわずか2カ月でのオンリーイベント開催という期間の短さも、まったくの新作タイトルとしては異例である。 これはもう実際に会場に足を運んで、熱狂ぶりを確かめるしかない! ということで会場に足を運んだところ、予想以上の大盛況ぶり。なんと

    “恋人たちの祭典?”「ラブプラス」同人誌即売会潜入レポ
  • 非モテもイケメンもごちゃごちゃ言わずに『モテキ』を読め!

    童貞の絶望と希望を描いた傑作ドキュメンタリー『童貞。をプロデュース』の監督・松江哲明。ディープなマンガ読みとしても知られる彼が、愛してやまないマンガたちを大いに語る──。 僕の十八番は大江千里の『格好悪いふられ方』。シングルは発売日に買った。深夜、布団を被ってウォークマンで熱唱していたら、寝ていた母親から「泣いてんの?」と心配されたのも懐かしい中2の夏。大江千里が好きだった理由は、徹底して失恋ソングだったから。恋に焦がれ、キスやそれ以上のごにょごにょに憧れて、女子とは二言三言交わしただけで惚れちゃって、けどフラれ、モテなんてものとは遠くて、大江千里の「♪いつかばったり出会ったら友達みたいに笑えるさ」に「そういうもんだよな」とカッコつけていたあの頃。彼は僕の心の代弁者だった。 しかし『モテキ』(久保ミツロウ/講談社)を読んでハッと気付かされた事実。大江千里が歌っていたのは「モテない男の歌なん

    非モテもイケメンもごちゃごちゃ言わずに『モテキ』を読め!
  • 「醜悪な社会だからこそ美しいものを」漫画家・新井英樹が見る現代

    『ザ・ワールド・イズ・マイン』や『愛しのアイリ ーン』など、数多くの話題作、問題作を発表 し続けている新井英樹。絶版になっていた彼 の初連載作品『宮から君へ』が太田出版 より復刊されることになった。撮影/尾藤能暢 1991年から94年まで「モーニング」(講談社)で連載された、『宮から君へ』(以下、『宮』)。不器用で熱い生きざまを前面に押し出し、「大人の世界」で生きていくことがヘタなサラリーマン・宮浩を描いた作品だが、彼のウザいキャラクターや波乱のストーリー展開などで、轟然たる反響を巻き起こしたことでも知られている。たとえば、「マルコ・ポーロ」(文藝春秋)などの当時の雑誌で、「『宮』はなぜ嫌われるのか?」といった特集まで組まれているほどである。バブル期の日で最も嫌われたマンガ(帯コピーより)の作者は今、何を考えているのだろうか。 ――まず、『宮』の復刊に際してのお気持ちは? 【

    「醜悪な社会だからこそ美しいものを」漫画家・新井英樹が見る現代
    Masao_hate
    Masao_hate 2009/03/30
    「宮元から君へ」、花沢健吾の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が影響を受けていると聞いて、いま復刻版を読んでるとこ。
  • <若者論>対談【速水健朗×後藤和智】若者を"食い物"にしているのは企業? メディア? 論壇?(前編) : 日刊サイゾー

    ワーキングプア、ニート、フリーター……こんなキーワードとともに、2000年代以降、社会状況を背景に、盛んに論じられるようになった若者論。いわく「若者は劣化している」らしい。そこで、若者論の現状を探るべく、巷に溢れる若者論を「俗流」と一蹴し、一部から喝采と罵声を浴びた後藤和智と、自己啓発やケータイ小説にハマる若者を詳細にルポルタージュし、同じく一部から喝采と罵声を浴びた速水健朗の両氏に対論してもらった。 * * * 「世界最古の紙・パピルスに最初に書かれた文章は『最近の若者は……』である」なんてジョークがあるように、古今東西、世の大人たちは若者のあり方を嘆きがちだ。 こと国内メディアにおいては、秋葉原通り魔事件ニートひきこもり、学力低下など、若者にまつわる問題が噴出したここ数年、社会学者や精神科医、評論家など、各界の識者によって「若者が変質・劣化した」と語られる機会は多い。 しかし、『お

    <若者論>対談【速水健朗×後藤和智】若者を"食い物"にしているのは企業? メディア? 論壇?(前編) : 日刊サイゾー
  • 新時代・あらゆるコンテンツは「ニコ動」でイジられる!(前編)

    テレビなんか見ない」と言うわりには、やけに最近のテレビ番組に詳しい奴がいる。彼らが見ているのは「ニコ動」である。コンテンツへの接し方、楽しみ方が激変する現状をめぐって、ネット社会と著作権問題に詳しい白田秀彰氏にお話しを伺った。 ――白田さんは著作権問題の第一人者として知られていますが、2011年の地上波デジタル化によって、テレビコンテンツと著作権の関係性はどのように変化すると考えていますか? 白田 コピーによる情報の拡散と共有を基的な仕組みとするインターネットが、一般化して定着してしまった以上、コピー禁止を中心的な仕組みとする従来の著作権法は、実質的な効力を失うだろうと考えています。また私は、ここ60年ほど支配的なメディアであったテレビ放送は現在、その支配力を失いつつあるか、すでに失ったと考えています。ですから、私は、テレビコンテンツと著作権の問題について、真剣な議論をする実益があるの

    新時代・あらゆるコンテンツは「ニコ動」でイジられる!(前編)
  • 『ジョジョ』荒木飛呂彦先生は永遠に美しいッッッ!?

    10月18日発売の「週刊文春」(10月25日号)にて、『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦先生の自宅リビングが公開された。撮影に広角レンズを使っているとしても、その広々とした空間は、まさに豪邸。しかし、それよりなにより目を奪われるのは、荒木先生の若々しすぎる風貌だ。 公式プロフィールによると、1960年6月7日生まれの先生。現在47歳のはずだが、シワひとつ見えないツルツル肌にフサフサの頭髪の先生は、どう見ても30代だ。荒木先生がいつまでたっても老けないことに対しては、作中(特に第一部「ファントム・ブラッド」単行1巻~5巻収録)のキャラクターや用語になぞらえて「吸血鬼【註1】なのでは?」「波紋【註2】を使っているのでは?」など、ファンの間でこれまでにもたびたび話題になってきた。 荒木先生は、10月20日に「ジョジョ好き」を公言するアイドル・中川翔子の初コンサートを観覧したよ

    『ジョジョ』荒木飛呂彦先生は永遠に美しいッッッ!?
    Masao_hate
    Masao_hate 2007/10/29
    プライヴェートがリアル岸部露伴な荒木先生。そこにシビれる、憧れる。
  • 1