twitterのタイムラインに並ぶ彼の呟きを食い入るように眺めて今日もため息をつく。 一体いつからこんな風に彼の言葉を待ち焦がれるようになっちゃたんだろう。 彼との出会いは最悪だった。 彼と最初に出会ったのは、ブックマークで見つけた彼の罵りの言葉だった。 それは、見る人に暗い不快感を投げつける、罵りを越えた呪詛の言葉だった。 「何、この人。最悪……」 それが、彼への第一印象。 最悪だったけど、それは闇夜を切り裂く雷のように何故か心に強烈に残った。 そして、気づいたら彼の言葉を求めるように彼のブログを訪れていた。 彼のブログのページを一ページめくる。 一ページめくる毎に、彼の言葉が胸に突き刺さる。ページをめくる手は加速し、時間が経つのも忘れて、彼がこれまで発した言葉を読み漁った。RSSで更新を知れば、必ずブログに訪れて彼の言葉に触れずにはいられなかった。 相手を罵り、自分を貶め、相手を殺しな