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ラカンに関するMeat_eating_orchidのブックマーク (3)

  • 2007-06-04

    交渉論と去勢否認の関係で、ラカンの「三人の囚人の話」を取り上げ、少しだけ触れるつもりだったのですが、考えているうちにどんどん深みにはまりました。今後も参照する機会が多いと思うので、以下に資料として引用しておきます。 ジャック・ラカン『エクリ 1』 p.263-4より。強調は引用者。 論理的問題 刑務所の所長が三人の囚人をとくに選んで出頭させ、次のような意見を伝えた。 「きみたちのうち一人を釈放することになった。その理由はいまここで言うわけにはいかない。そこで、もしきみたちが賛成するなら、この一人を決めるために或る試験をしたいと思っている。 いまきみたちは三人いるが、ここに五枚の円板がある。そのうち三枚が白、二枚が黒というふうに、色だけによって区別されている。わたしはこのうちどれを選ぶか理由を言わないできみたちの背中に一枚ずつ円板を貼る。直接これを見ることはできない。ここには姿を映すようなも

    2007-06-04
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/05/27
    そっか、さいたま先生、本で取り上げてたんだ
  • サイファとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな

    goo辞書より cipher━━ n. 零 (zero); つまらぬ人[物]; アラビア数字; 暗号(文); 暗号を解くかぎ. 「サイファ覚醒せよ」p180より引用 「世界の未規定性」を、いわば一ヶ所に寄せ集めて、「世界」の中の特異点(特別な部分)として表象する。この特異点を社会システム理論では「サイファ」(暗号)といいます。これは、典型的には、「世界」の創造主としての「神」といった形をとりますが、その結果「神」だけが未規定性を一身に体現する代わりにーーーいわば毒を吸収する代わりにーーー、「世界」の残余(残りの部分)は未規定性を免れることになるわけです。 社会学の用語。 一つの語を一つの語・記号・絵に変換する暗号の一種。推理小説ではアナグラムに次ぐ頻度で使われる。 このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいて

    サイファとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/02/11
    要するにデリダのいうところの「否定神学」ですね。にしても、これ社会学用語じゃなくて宮台用語だろw
  • 派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録

    大変ばかげた議論なので、きちんと封じ込めておく必要があると思い、書く。 とくに金美齢氏は、己の自己責任を恥じ入るべく、100回は読み直すように。 すこし迂回するが、「悪」の問題からはじめる。 「悪」の矛盾 「悪人」には矛盾がある。 1)彼は生まれながらにして、その性質、その気質が「悪人」であるから、彼は悪人である、と言える。 2)しかし、彼が行った行為は、彼の「自由意志」で行われた−「善」なる行動も選択できた−ものでなくては、「悪」とは言えない。 かれが自分の「自由意志」とは別に行動したのだとすると、彼に責任は問えないのだ−つまり「心神耗弱」状態と同じだということだ。 だから、 1)悪人は元々「悪い」ことしかできない 2)にもかかわらず、彼は「善行をなす」可能性を持っているから、その行為に責任を持たなければならない ということになる。 必然的に悪事をはたらく悪人が、善行をなす可能性を持って

    派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録
    Meat_eating_orchid
    Meat_eating_orchid 2009/02/10
    「すでに知っているはずの何者かの立場に立たせる」――この手口ラカン自身も使ってたんだけどね
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