死刑判決うけた被告、自殺 仙台拘置支所2008年12月30日6時27分印刷ソーシャルブックマーク 岩手県一関市で昨年6月、寺の住職と母親を殺害し現金約15万円を奪ったとして強盗殺人罪に問われ、盛岡地裁で死刑判決を受けた千葉正子被告(46)が、仙台市の仙台拘置支所で自殺していたことが29日、わかった。 宮城刑務所などによると、28日午前11時35分ごろ、千葉被告が独居房の窓枠にシーツを結びつけ、首をつっているのを巡回の刑務官が発見した。約1時間後に病院で死亡が確認された。午前11時20分に確認したときには異状はなく、被告は読書をしていたという。独居房内からは、自殺をほのめかす遺書が見つかったという。宮城刑務所の朝倉太総務部長は「決められた規則通り(15分ごとに)巡回していた。事故を起こしたことは誠に遺憾だ」と話した。 千葉被告は公判で殺害の事実を認め、10月8日に死刑を言い渡されたが、弁護士