モンスターペアレント、深刻 都内公立校調査2008年9月18日23時5分印刷ソーシャルブックマーク 理不尽な要求を繰り返す「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者らに対応しきれなかった学校が07年度、東京都内の公立学校の1割にのぼったことが18日、都教育委員会の調査で分かった。都教委は「現場の教員はかなり苦しんでいる」とみている。 都教委は6月、区市町村教委を通じて都内すべての公立小中学校、高校にアンケートした。理不尽な要求が繰り返しあり、学校だけでは解決が難しかったケースを調べた。 小学校では1316校のうち113校(9%)で126件、中学校では633校のうち55校(9%)で66件あった。「いじめていた児童を指導した担任が、児童の保護者から脅しを受けた」「虐待を児童相談所に通告したことで保護者が学校に暴言を繰り返した」「長時間の電話苦情を受けた後、電話代を払えと言われた」といった報告があ