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ブックマーク / xtrend.nikkei.com (54)

  • ドンキ流、売れまくる「販促6大奥義」 衝動買い生む棚づくりの秘訣

    スペースの限界まで商品を積み上げる「圧縮陳列」や、店員の音のメッセージを手書きでつづった大型POP――。独自の世界観による売り場づくりで買い物客がつい楽しい気分でいろいろ買ってしまう、ディスカウント店「ドン・キホーテ」。トライアル購入比率が比較的高い一般消費財において、その店頭販促手法はお手の一つと言っていいかもしれない。同社が例年行っている陳列の社内大会で2023年に部門優勝したバイヤーが、6つの奥義を披露する。 「驚安の殿堂」で知られるディスカウントストア最大手の「ドン・キホーテ」。運営会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が35期連続増収・増益を達成した一因として、同社が販促にたけていることが挙げられる(画像/yu_photo/stock.adobe.com) 世の中に流通しているであろう、わさび関連のありとあらゆる商品をメーカーや卸会社からかき集

    ドンキ流、売れまくる「販促6大奥義」 衝動買い生む棚づくりの秘訣
  • 国民的キャラ「ちいかわ」が僅か4年で天下を取ったワケ

    ちいかわ」の快進撃が止まらない。公式SNSアカウントは多数のフォロワーを抱え、今なお成長。グッズは人気商品となり、ポップアップショップやコラボカフェには多くのファンが詰めかける。なぜこれほど愛されるのか――。その秘密について、キャラクター史を踏まえてエンタメ社会学者の中山淳雄氏が分析する。 かわいいだけじゃない、現実的で不条理でときに不穏な世界観に引き付けられる大人が続出。各地でポップアップショップやコラボカフェが展開され、多くの人が訪れている(上写真は、池袋PARCOの常設店「ちいかわレストラン」のプレスリリースから) 「ちいかわ」だけがなぜこれほど広がったのか? ゆるキャラを今という時代が求めているのだろうか。 日は世界でも例を見ないゆるキャラ大国。、犬、動物キャラの量産にかけては、他国の追随を許さない。半世紀以上、何万キャラという歴史の厚みがある。 だが急激に流行するものは、急

    国民的キャラ「ちいかわ」が僅か4年で天下を取ったワケ
  • 完売したコクヨ「本に寄り添う文鎮」再発売 中高生の意見から開発

    コクヨは「に寄り添う文鎮」を2024年1月に発売した結果、年間販売計画を約1カ月で達成したことを明らかにした。真ちゅう製の文鎮で、開いたのページを押さえる際に使う。に沿うよう湾曲した形状で、分厚いでも開いた状態を保持しやすい。社会人や学生の仕事や勉強など幅広い用途を狙った。価格は5500円(税込み、以下同)。2月には2200円と安価にした鉄製も発売した。

    完売したコクヨ「本に寄り添う文鎮」再発売 中高生の意見から開発
  • 300kmの“散歩”配信でプロゲーマー・梅原大吾が感じたこと

    プロゲーマー・梅原大吾氏は、格闘ゲーム界の第一人者であり、eスポーツ界のフロントランナーでもある。10代後半から世界を舞台に活躍。日はもちろん、海外ファンからも“Beast(ビースト)”のあだ名で、熱い支持を受けている。その梅原氏が近年、積極的に活動しているのが動画配信の場だ。 格闘ゲームにおいて15歳で日を制し、17歳で世界タイトルを獲得。2010年4月に米国企業とプロ契約を締結。同年8月には「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネスブックに認定された。現在はレッドブル、HyperX(ハイパーエックス)、Hit Box(ヒットボックス)のスポンサード・アスリートとして世界で活躍。著書に「勝ち続ける意志力」(小学館、12年)、「勝負論 ウメハラの流儀」(小学館、13年)、「1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」(KADOKAWA/中経出

    300kmの“散歩”配信でプロゲーマー・梅原大吾が感じたこと
  • 日高屋「PayPay率13%」の軌跡 紙のクーポン廃止で分かったこと

    ラーメン店チェーン「日高屋」を展開するハイデイ日高が思い切った決断をした。2019年11月から、キャッシュレス化を強化。中でもコード決済「PayPay」は、現金を含む全決済の13%を占める規模になっているという。それに伴い、22年4月には、約18年間続けてきた紙のクーポンを廃止し、PayPayのクーポンを中心に完全にデジタルに移行した。この決断を指揮したのが青野敬成社長だ。その裏側に迫った。 ハイデイ日高は2019年11月からキャッシュレス化を強化し、中でもコード決済「PayPay」は、現金を含む全決済の13%を占める規模になっているという ハイデイ日高のキャッシュレス導入は、極めて険しい道のりだった。現社長の青野氏はキャッシュレス推進派。急速に利用者が広がるPayPayの導入を経営会議で進言したものの、「幹部の9割から反対にあった」と当時を振り返る。 キャッシュレス決済への反対意見が多か

    日高屋「PayPay率13%」の軌跡 紙のクーポン廃止で分かったこと
  • 40~50代で「スマホ左手持ち」が多いワケ 若者は右手持ちが主流

    あなたはスマートフォンを操作する際、どちらの手で持ち、どの指で操作するだろうか? おそらく誰しも基の「型」があるはずだ。「みんな自分とだいたい同じでは?」と考えている人が多いかもしれないが、実はかなり異なっている。コンテンツ提供サイドとしては操作感への影響を意識しておく必要がある。 スマホの操作スタイルという、これまであまり気にしたことがなかった盲点ともいえる調査リポートを、調査会社のインテージが2023年1月27日に公開した。調査対象は日を含む11カ国(日中国韓国、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、英国、米国)。サンプルサイズは各国500人だ。 ▼関連リンク(クリックで別サイトへ) 日人のスマホの持ち方は独特?-国際比較調査でみるスマホ操作の国別傾向- 調査の趣旨は、タイトルの通り諸外国との比較で違いを浮き彫りにすることである。だがそれ以前に、「

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  • 「クラシル」が3カ月でネットスーパー撤退 その理由と誤算とは

    Zホールディングス傘下でレシピ動画サービス「クラシル」を展開するdely(デリー、東京・港)は、2022年10月28日にネットスーパー事業「クラシルマート」を終了した。22年7月のサービス開始から、わずか3カ月での撤退となる。最大の要因は「利益率」だ。仕入れ値が下げられない一方、他社との競争から安価に販売したため、低利益率の構造に陥った。投資した費用を回収するのに時間がかかると考え、早期撤退を決めたという。今後は業である、コンテンツを生かした事業と小売りの支援事業に注力する。 delyが展開していたクラシルマートは、スマートフォン向けアプリから注文を受け付けた後、配達員が配送拠点である店舗から商品を集め、顧客の自宅に商品を配達するダークストア型ネットスーパーだ。2022年7月21日に1号店を東京・五反田にオープン。スーパーマーケット並みの充実した品ぞろえを手ごろな価格で提供し、最低注文金

    「クラシル」が3カ月でネットスーパー撤退 その理由と誤算とは
  • 米でギター爆売れ フェンダーの楽器学習サブスクが日本で本格化

    ギターメーカーの米フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ(以下、フェンダー)のサブスクリプション型オンラインレッスンサービス「Fender Play(フェンダープレイ)」が22年5月、日格上陸した。米国で先行して開始され、新型コロナウイルス禍の中で多くの利用者を獲得。楽器というリアルの商品とデジタルの融合でLTV(顧客生涯価値)を高めた好例だ。巣ごもり需要を捉え、2020年にフェンダーが過去最高の売り上げをたたき出す原動力になった。 米フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツは2017年にサブスクリプション型のオンライン楽器レッスンサービス「Fender Play(フェンダープレイ)」を開始。22年5月から日でも格展開を始めた Fender Playはギターやベースの初心者に、オンライン動画で弾き方を教えるサブスクサービス。17年に米国などで開始したサービスで、日でも

    米でギター爆売れ フェンダーの楽器学習サブスクが日本で本格化
  • 今さら聞けない「NFT」と法律、著作権

    クリスティーズのオークションでデジタルアート作品が6900万ドル(約75億円)で落札されるなど、マーケットの急拡大と新規参入が続くNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)。でも何度説明を聞いてもよく分からないという人もいるだろう。いったいどんなもので、どんな法律問題があるのか。福井健策弁護士に聞いた。 Q1 NFTについて教えてください。 A1 いやだな。そんなの私に聞かなくても、ずっと良いやコラムがもうたくさん出てる。そっちを読んだら? Q2 それじゃQ&Aになりません! 教えてください。 A2 知らないよ……。まあ、NFT関連の相談は確かに急増してるし、ではできるだけ簡単に「さわり」だけね。目標2500字。 まず、NFTが「非代替性トークン」の略だというのは知ってるね。「トークン」とは、ここではデジタル資産だと理解すればいいだろう。まあ言ってみれば「何らかの価

    今さら聞けない「NFT」と法律、著作権
  • 「これは広告です」老舗町工場が正直すぎるSNS広告で売り上げ3倍

    大阪府八尾市の老舗せっけんメーカー、木村石鹸工業は、2019年12月にヘアケア商品を新発売した。認知拡大を目指し、広告を出稿したのはInstagramやTwitterだ。その結果、売り上げは3倍に増加した。消費者の心を動かしたのは、内容の「正直さ」だった。 木村石鹸工業(大阪府八尾市)に、2019年に中途で入社したばかりの広報・マーケティング担当、鹿嶋友莉江氏は困っていた。 <前回(第3回)はこちら> 同社は、せっけんメーカーとして初のヘアケア商品「12/JU-NI(ジューニ)シャンプー&コンディショナー」を開発。19年12月に開始したクラウドファンディングでの先行発売では、目標金額30万円を大きく上回る510万円の支援金が集まったが、その後、売り上げは伸び悩んでいた。 「商品の知名度もブランドの知名度もない。さらにジューニ シャンプーは、ターゲットやコンセプトありきで開発した商品ではなく

    「これは広告です」老舗町工場が正直すぎるSNS広告で売り上げ3倍
  • 350万部の児童書『銭天堂』シリーズ ヒットを呼んだ2つのカギ

    累計350万部の大ヒットとなっている児童書シリーズ、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』。選ばれた者の前にだけ神出鬼没に現れる謎の駄菓子屋「銭天堂」を訪れた客たちが、不思議な力を持つ駄菓子を手にしたことで翻弄されていく様を描いた短編連作だ。シリーズが子供心をがっちりとつかんだ人気の秘密は何なのか。著者の廣嶋玲子氏をはじめ、関係者に話を聞いた。 児童書ジャンルから、累計350万部超えの大ヒットシリーズが誕生している。『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(偕成社)だ。廣嶋玲子氏による、主に小学校中学年以上の子供を対象とする児童書で、2021年4月に出た最新刊(第15巻)は初版15万部。通常は、初版5000部ほどの児童書にあって桁違いの数字だ。 タイトルになっている「銭天堂」は、選ばれた人の前にだけ姿を現す、神出鬼没の奇妙な駄菓子屋。赤紫の着物を着た妖しげな店主・紅子が、訪れた客の悩みや願いをかなえる、不思議な力を

    350万部の児童書『銭天堂』シリーズ ヒットを呼んだ2つのカギ
  • 8回連続で即日完売! 2年前に終売した「nasne」がまさかの復活

    バッファローが2021年4月に発売したネットワークレコーダーの「nasne」の出足が好調だ。アマゾンのネット販売では、入荷するたびに1日で売り切れる現象が何度も起きている。バッファローもこの品薄は予想外だと語る。その人気の裏には、「継承」を意識した製品開発と、機械学習を用いたユニークな価格決定プロセスがあった。 バッファローのネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」は、アマゾンでこれまで受注のアナウンスを8回したが、いずれも24時間以内に完売している。これは、AV家電に詳しい人にとっては意外かもしれない。それは、nasneが9年前の2012年からある製品で、今でもできることはほとんど変わっていないからだ。また、そもそもnasneを開発したのはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で、19年に出荷が終了している。つまり1度は終わった製品なのだ。 バッファロー版のnasne

    8回連続で即日完売! 2年前に終売した「nasne」がまさかの復活
  • 「売らない店」なのに併売率がECの1.5倍の謎 驚異のシャンプーD2C

    月額制パーソナライズシャンプーなどのD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)ブランドを展開するSparty(スパーティー、東京・渋谷)は、有楽町マルイに常設店を構える。髪質・頭皮診断を通じたカウンセリングサービスを売りとし、購入自体はECサイトで行う「売らない店」だ。店舗を訪れた人の実に約8割が定期購入の会員となり、併売アイテムの購入率はネットオンリーの顧客と比べて1.5倍に達する。好調のワケを探った。

    「売らない店」なのに併売率がECの1.5倍の謎 驚異のシャンプーD2C
  • スバル「レヴォーグ」の独自戦略 SUVでないのになぜ好調?

    2020年10月にモデルチェンジをしたSUBARU(スバル)のワゴン車「レヴォーグ」が好調だ。月販計画台数2200台に対して、21年3月末までに累計2万2000台を販売している。最新の運転支援システム「アイサイトX」がよく注目されるが、売れる理由はそれだけなのか。スバルに刷新の狙いを聞いた。 スポーツワゴンやステーションワゴンといえば、かつて一世を風靡した人気車種だった。しかし近年は、多目的スポーツ車(SUV)などの人気に押されてほとんどのモデルが消滅している。そんな中にありながら、今や唯一無二の存在として気を吐いているのがSUBARU(スバル)の「レヴォーグ」だ。 2020年10月15日に発表された新型レヴォーグは、初年度の月販計画台数が2200台に対して、先行受注だけで8290台を記録。21年3月末までの累計販売台数も約2万2000台と好調を維持し、スバルで最も売れるクルマとなっている

    スバル「レヴォーグ」の独自戦略 SUVでないのになぜ好調?
  • 科学マンガ「Dr. STONE」がヒット 「読ませる戦略」を原作者らに聞く

    週刊少年ジャンプ(集英社)の科学をテーマに扱うマンガ「Dr. STONE(ドクターストーン)」がヒットしている。新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校中に注目が集まり、2020年3月度(3月2日~4月5日)のオリコン調べでは42.5万部の売り上げ。1巻発売から現在までに累計発行部数800万部以上を達成した。なぜ、今科学なのか、徹底した「読ませる」戦略を、原作の稲垣理一郎氏と科学監修を担当するくられ氏に聞いた。 ※日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成 「Dr. STONE」は、2017年に連載を開始し、18年には「SLAM DUNK」や「名探偵コナン」などが受賞した「小学館漫画賞少年向け部門」に選ばれた。19年7月、テレビアニメがスタートし、最終回で2期の製作決定が発表されると、Twitter上で「#ドクターストーン」がトレンド入り。21年1月から2期が放送予定。写真左はコミック1

    科学マンガ「Dr. STONE」がヒット 「読ませる戦略」を原作者らに聞く
  • 日本の消費を変える「Loop」ついに始動 大手22社参加の衝撃

    【4位】「Loop」 サステナブルプロジェクト始動 大手企業が続々参加。「ぜひ使いたい」容器が企業への愛着を生む 紙ストロー、マイボトル、植物肉バーガー……。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の重要性が叫ばれるが、大半の人の音は「エコは大切だし実践したいが正直、ちょっと面倒」というもの。そんな日人消費者をサステナブル消費へと向かわせる一大プロジェクトが2021年に始動する。 それが3月にスタートする「Loop(ループ)」だ。アース製薬、味の素、江崎グリコ、エステー、大塚製薬、キッコーマン、キヤノン、キリンビール、資生堂、P&Gジャパン、ユニ・チャームといった大手消費財メーカーやスーパーなど22社が大同団結する。取り組むのは、容器のリユースだ。 仕掛け人は、米国のスタートアップ企業テラサイクル。商品の入った容器を企業の財産と再定義し、使い終わったらメーカーに返却してもらい、これを

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  • うちの会社に「偉い人」はいらない 星野リゾートの組織論(1)

    米国の教授が薦めてくれた1冊の いまや星野リゾートの代名詞となった「フラットな組織文化」。これによって、星野リゾートは軽井沢の温泉旅館から日を代表するホテル・旅館の運営会社へと成長を遂げた。代表の星野氏は会社を経営していくに当たり、なぜフラットな組織文化を選んだのか。 星野佳路代表(以下、星野) まず大前提として、星野リゾートの「フラットな組織」とは、階層がない組織という意味ではありません。あくまで、人間関係がフラットな組織だということです。通常、会社は成長するに従って階層や役職が増え、ピラミッド型の組織構造になっていきます。それ自体は役割分担の機能を担うためなので、あっても構わない。星野リゾートにも階層や役職はあります。 しかしフラットな組織はそれとはまったく異なる概念で、いわば普遍的な「組織文化」を指しています。簡単に言えば、全ての従業員が年齢や社歴、ポジションに関係なく、対等に意

    うちの会社に「偉い人」はいらない 星野リゾートの組織論(1)
  • 前代未聞! 『FGO』が47都道府県の新聞広告を作った狙い 後編

    スマホゲームの『Fate/Grand Order』が5周年を機に仕掛けたのは、47都道府県それぞれ違うイラストを使った、地方新聞の全面広告だった(詳細は「前代未聞!『FGO』が47都道府県の新聞広告を作った狙い 前編」)。新聞社が「過去これほどの問い合わせがあったことはない」と驚いた反響とはどんなものだったか。また、『FGO』が仕掛けた他の5周年の取り組みもレポートする。 ※日経トレンディ2020年10月号の記事を再構成 この盛り上がりの影響を肌で感じたのは、広告を掲載した地方新聞だ。 北海道新聞社 東京支社営業局によると、広告掲載当日の2020年6月13日には約3500部売れ、約1カ月後の7月20日に完売し、最終的な販売部数は約5700部に達した。 48種の広告を求めて地方新聞社に注文が殺到 当時、『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)を知らない社員が多かったが、先に掲

    前代未聞! 『FGO』が47都道府県の新聞広告を作った狙い 後編
  • 前代未聞!『FGO』が47都道府県の新聞広告を作った狙い 前編

    5周年を迎えた人気スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order(以下FGO)』が仕掛けたのは、なんと47都道府県の地方新聞の30段広告。20代の若者が中心のゲームにおいて、新聞広告を使った狙いとその驚くべき効果とは。 ※日経トレンディ2020年10月号の記事を再構成 2015年7月30日にリリースされ、様々な経済効果を生んできたスマホゲームの『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)。人気の理由は、奈須きのこ氏が中心となって描くシナリオと、武内崇氏をはじめ多数の作家によって描かれるサーヴァントだ。プレーヤーは、歴史上の英雄や、伝説・神話上の人物からインスピレーションを得た「サーヴァント」を従える「マスター」として、ゲームをする。そのサーヴァントのことをもっと知りたいという人が消費を生んできたというのは、誌19年12月号、20年1月号で紹介してきたところだ。 20年

    前代未聞!『FGO』が47都道府県の新聞広告を作った狙い 前編
  • ネットで物議のローソンPBデザイン nendo佐藤氏に真意を聞いた

    一部から批判の声が聞かれる一方で、それが売り上げに悪影響を与えてはいないという。冷凍品や菓子、牛乳や豆腐、納豆などすでに新しいデザインに切り替わっている商品について、切り替え後の売り上げは順調。同社によれば、例えば冷凍品は全体で、切り替え後の5月は前年同期比で3割の売り上げの伸びを記録。牛乳や卵、納豆なども1割程度売り上げが伸びている。 新型コロナ禍の影響で、自宅で過ごすことが増えた消費者が、外を避けて自宅で事を取ることになった影響もあり、この売り上げの伸びの要因すべてがパッケージのおかげ、と断定するのは早計だ。とはいえ、「現時点では、パッケージリニューアルによって売り上げが落ちている商品はほとんどない」(ローソンの梅田貴之中商品部長補佐)。 長期視点で選んだ「雑貨」的なデザイン あえてこのシンプルなデザインにした理由とは何か。「短期的な売り上げはもちろん大切だが、当の狙

    ネットで物議のローソンPBデザイン nendo佐藤氏に真意を聞いた