組織に関するNao_uのブックマーク (250)

  • リストラなう!その15 文芸書が陥った地獄 後編 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    今日、ついに早期退職優遇制度の応募状況が明らかになった。会社の公式発表ではないが、あちこちで人数がささやかれている。 「三十九人」 そうか、定員の五十人には満たなかったか…。 だが間髪入れず「追加募集が始まったよ」と聞いた。僕は今日は午後外出してて会社のイントラネットを見てないので知らなかったのだが、対象者を「編集部門の四十歳以上も含む」に広げるらしい。 これならきっと、あと十一人なんて埋まるな。 噂では、編集部でも真剣に「応募したいが、なんで自分は対象じゃないんだ」と苦悶していた四十代がいたと聞く。選択肢が与えられることで救われる者がいるはずだ。一方で、自分も対象になったことで不安になる者も出てくるだろうが。 ちなみに、追加募集では個別面談はやらないらしい。あれは受ける側もやる側も疲れるからな。それもいいだろう。 なんとなく、なんとなくだが、再建案に見通しが立ってきた気がする。当初は、殺

  • 負担のしわ寄せと想像力 - レジデント初期研修用資料

    間に合っている状況に、何か新しいやりかたが導入されると、誰かが楽になる代わり、どこかにしわ寄せが行くことが多い。みんなが楽になれれば、もちろんそれが一番いいんだけれど、負担の総和を減らすのは、やっぱりなかなか難しい。 負担の総和が減らない前提で、新しい仕組みをそこに入れるときには、だから導入後の負担デザインがどうなるのかが想像できないといけないし、そもそもその導入を決断した人が、現状の負担デザインに、どんな問題を感じていて、それをどういうデザインに作り替えたいのか、きちんとした考えかたを持っていないと、たぶんたくさんの人が不幸になる。 オーダリングシステムとか、電子カルテの話。 うちの病院 自分が今働いている病院は、伝統的な伝票システムをずっと引き継いでいる。医師として仕事をしているかぎり、このやりかたは古くさいけれど、やりやすい。 書けば記録が残るし、手描きの伝票は柔軟性に富んでいて、そ

    Nao_u
    Nao_u 2010/04/17
    自分たちの仕事の業務内容の移り変わりと、そのときの仕事の負担の移り変わり、についても再考してみる
  • リストラなう!その14 文芸書が陥った地獄 前編 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    ますますコメント欄が盛り上がる拙ブログですが、「その11」に「sn」さんがつけてくれた長文のコメント、これは個人的にグサッと刺さりました。「同一労働・同一賃金」「市場価格」という考え方。これでないと未来はない、というのは前に城繁幸の著作読んで唸ったとこです。実は、読んだとき感銘は受けたけどやっぱり他人事だった。いまは違う。キリキリと痛みを伴って「同一労働・同一賃金」「市場価格」という言葉が胸に迫ってくる。リアリティ。会社辞めるって決めなきゃこのリアリティを感じることができなかった。なさけないことです。「45歳のくせに幼い」と言われるわけだ。 それと、「その13」にコメントくれた「sato」さん、同じ会社とのこと。不安と恐怖を感じているとのこと。家族にも話してないとのこと。ダメじゃん!すぐに奥さんに話さないと! 話さないから不安になるんだよ。俺が呑気にブログ続けてるってか? ふざけんじゃない

    リストラなう!その14 文芸書が陥った地獄 前編 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々
  • Googleは20%ルールによってイノベーションのジレンマを回避している:In the looop:オルタナティブ・ブログ

    「イノベーションのジレンマ」は破壊的技術革新が大企業を衰退させるというイノベーション理論だ。 1997年にクレイトン・M・クリステンゼンによって提唱されて以来,特にメーカーやITエンジニアに極めて大きな影響を与えつづけ,その書籍は10年以上たった今でもAmazonで400位前後と異例のロングセラーになっている。 ■ イノベーションのジレンマとは では題に入る前に「イノベーションのジレンマ」の意味するところをシンプルにまとめておこう。 1.技術革新が激しい業界において優良企業が衰退していくのには共通のパターンがある。それは顧客の声に耳を傾け,既存製品・技術の改良を行い,さらなるシェア向上を目指す「持続的インベーション」に集中してしまうことに原因がある。 2.革新的技術による「破壊的イノベーション」が生まれても,それは自らのビジネスモデルを破壊するものであり,かつ当初は量産している既存技術

    Googleは20%ルールによってイノベーションのジレンマを回避している:In the looop:オルタナティブ・ブログ
  • http://twitter.com/hirosaki710/statuses/10594785215

    http://twitter.com/hirosaki710/statuses/10594785215
    Nao_u
    Nao_u 2010/03/18
  • 武徳について - レジデント初期研修用資料

    自分たちの業界だと「やる気」や「正義感」みたいな言葉であったり、あるいは生産の現場だと「現場力」だとか仕事の丁寧さ、といった言葉になるんだろうけれど、世の中のあちこちには、「軍人の武徳」に連なる何かというものがどこにでもあって、今はこれが失われたことになっている。 武徳は「あると便利なもの」 武徳を備えた軍隊は、恐ろしく強力になる。命がけで相手に立ち向かっていくし、容易なことでは戦線を崩さない。国のため、目的のため、武徳を備えた軍人は、それこそ死ぬ気で働いてくれる。 軍隊は、軍人は、武徳を備えていることがもちろん望ましいし、普段から武徳を発揮できるような訓練を受けるのだけれど、クラウゼヴィッツは、「武徳はあると便利だが、将軍は、兵士に武徳を求めてはいけない」と説いていた。武徳を備えた軍隊が勝った事例はもちろんたくさんあるのだけれど、武徳を持たない軍隊が、グダグダしながらも、それでも勝った事

    Nao_u
    Nao_u 2010/02/22
    「武徳というのは、あくまでも「あると便利なもの」であって、それを必須であると考えたり、あるいは失敗したときの原因として「武徳の不足」を挙げるようになってしまうと、たぶんおかしなことになる」
  • 世界に偏在するクソゲー圧力にあらがえ - FutureInsight.info

    ちょっと前に読んだエントリーですごく心に残っていたのが以下のエントリーです。 糞ゲーはだいたいこういう流れでプロジェクトが進む。 とも限らない。 島国大和のド畜生 師匠筋の言葉だが 「世界はクソゲー力(ちから)に満ち溢れていて、 普通にゲームを作れば必ずクソゲーになる」 というものがある。 これは真実だと思う。 これはかなり入ってくる言葉です。このゲームという言葉をプラットフォームに置き換えて、「普通に作るとプラットフォームは使い物にならなくなる」でもいいのですが、この「普通に作るとだめなモノになってしまう問題」を見かけたり、出くわしている気がします。 例えば、ゲーム開発における目標である「ゲームとしての面白さ」という、定量化が難しい複合的な指標から構成されている要素は、個人として感覚として持つことはできても、チームとして達成すべき指標にすることは難しいです。この難しさに挑戦するとき、個人

    世界に偏在するクソゲー圧力にあらがえ - FutureInsight.info
    Nao_u
    Nao_u 2010/01/26
    「この指標をどのチームが担保するかというのが現在の組織論の重要なトピックだと思うのですが、ここをトップダウンにするか、ボトムアップにするか、カリスマに頼るか、外部にアウトソーシングするかということを意
  • 天守閣上司 - kokokubeta;

    私の恩師(というか元上司)は、入り口の一番近くに座っている。狙いはわからないけど、これは偉いと思う。偉い人は、多くの情報を知らなければいけない立場で、それを集めなければならない立場というのが普通だと思う、それを実現しようとするとこうなる。しかし、ふつうの企業だと、偉い人はどんどん奥へ引っ込んでいく。もっと偉くなると、個室になったり、専用フロアとかになったりもする。もしかすると、これは城壁の考え方というか、天守閣的な考え方なのかもしれない。でも現代では、敵軍が攻め込んでくる可能性は低い。あるいは、「席の究極は個室」という考え方なのかもしれない。平社員の席は個室の途上である、的な。個人的には、偉い人はただでさえ話しかけづらいので、あんまり天守閣には行ってほしくない。社内SNSでもメールでも社内Twitterでもしくみ作りにはなっているとは思うけど、物理的なしくみっていうのも強い効果を生むのでは

    天守閣上司 - kokokubeta;
    Nao_u
    Nao_u 2010/01/26
  • アドレナリンジャンキー: わく☆すたブログ

    わく☆すた,美月です。 今日は,DFDを作ったトム・デマルコ氏達の新刊,「アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン」の紹介です。 プロジェクトマネジメントに関する,「あるあるネタ」って感じのです。 開発プロジェクトをいろいろ見てると,「確かにそう言う組織,あるある!」って感じのネタが満載です。中級者~上級者向けですので,プロジェクトマネージャ受験者ぐらいのレベルの人におすすめです。 といっても,1話2~3ページぐらいのショートストーリーのかたまりですので,結構気楽に読めると思います。試験に使える部分としては,プロジェクトマネージャの論文での,「いかにもあるある」ネタとして使う感じだと思います。 表題にもなってる,「アドレナリンジャンキー」は,アドレナリン中毒になってる組織のことで,とにかく猛烈に忙しく,死にものぐるいで急ぐことが美徳とされる企業文化です。

    Nao_u
    Nao_u 2010/01/03
    「実際には,その組織は,「仕事ができないから遅れてる」のに,切迫した事態に対応するため,「自分たちは追い込まれてもうまくやる,見事な機動力がある」組織と勘違いしていたりします。」
  • プロジェクト・アンチ・パターンの集大成「アドレナリンジャンキー」

    一兵卒は必携、プロジェクトの腐臭を嗅ぎとれるようになる一冊。むしろ、「アドレナリンジャンキー」だったわたしに読ませたい 「アドレナリン・ジャンキー」とは、モーレツ社員(死語)、もしくはモーレツ社員で構成された組織のこと。すべての仕事は最優先で、全ての送信メールは、【!緊急!】で始まる。作業の順番は重要性ではなく、切迫度によって決められる。したがって、長期的な見通しは存在せず、全ての仕事は、ある日突然、「緊急」になるまで放置される。 こういう人や組織があることを知っておくと、「そこに染まりやすい」危険性も予測できる。だから、回避も可能だ。そもそも知らなければ、回避する/しないの判断をすることなく、あなたもアドレナリン・ジャンキーの仲間入りとなるだろう。 あるいは、「死んだ魚プロジェクト」。人は結構いるのに、妙に静かなオフィス。入ったばかりのあなたに対し、チームメンバーは気の毒そうな顔で応ずる

    プロジェクト・アンチ・パターンの集大成「アドレナリンジャンキー」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    Nao_u
    Nao_u 2009/11/02
    『トップが「持続的イノベーション」に危機感を持つ』『技術者が「裏のプロジェクト」を持つ』『トップが逆線表を引いてしまう』
  • お役所でバイトして分かったこと

    みんなすごく真面目に働いてる。よくある9時5時のイメージとは大違い。 残業するのがデフォルトだし、終電帰りも全然珍しくない。 しかも、残業代は予算に限りがあるから、50時間残業しても20時間分しか出ない。それでも文句言わず働いてる。お疲れさまです。 賄賂とか横領みたいな不正も全然ない。それどころか、文房具とか交通費とか、持ち出しで職員個人が負担していることも多い。財産が動く時はものすごく煩雑なチェックを受けなきゃいけないから、私利のために使うのは不可能なのだ。 ただし、やっぱり仕事は無駄が多いと思う。 具体的にどんな無駄が多いのかというと、「自分たちが不正を働いていない証拠を作る仕事」が異様に多い。 どうでもいいと思うようなことまで全部記録してファイリングして保存する。たとえば、役所からは毎日何百何千の郵便物を送るんだけど、その宛名と担当課を全ていちいち記録している。 確かにこれで、職員が

    お役所でバイトして分かったこと
    Nao_u
    Nao_u 2009/09/16
    組織が大きくなればなるほどこんな感じになっていく
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

    正しい管理の四つの質・適切な人材を雇用する。 ・その人材を適所にあてはめる。 ・人々の士気を保つ。 ・チームの結束を強め、維持する。 (それ以外のことは全部管理ごっこ) 安全と変更・変更は、あらゆるプロジェクトの成功のために(ほかの大抵の物事についても)必要不可欠である。 ・人は安全だとわからないと変更を受け入れない。安全が保証されていないと、リスクを避けようとする。 ・リスクを避けることは、それに伴う利益をも逃すことになるため、致命的である。 ・人は、面と向かって脅されたときはもちろん、自分に対して不当に権力が行使されるかもしれないと思ったときにも、安全ではないと感じるようになる。 負の強化・脅迫は、結果を上げさせる手段としては不完全である。 ・どれほど強い脅しをかけても、最初に割り当てた時間が足りなければ、やはり仕事は完成しない。 ・さらに悪いことに、目標を達成できなければ、脅迫の内

    デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 「グダグダ」駆動型の問題解決手法 - レジデント初期研修用資料

    厚生労働省が、まだ感染の拡大を阻止する時期だ、なんていう立場を崩していない中、大阪と神戸の人たちは、もう感染は蔓延しているから、発熱外来に患者さんを集中させても意味がない、という認識を表明して、「蔓延期」のやりかたに舵を切った。 恐らくこれからは、全ての一般病院で通常の診察が始まって、タミフルだとか、検査キットだとか、今まで派遣のレベルで流通を止めていた道具が解禁されて、あのエリアは落ち着いていく。 このままお話しが弱毒のまま進む、という前提が崩れない限り、あの人たちがやろうとしていること、あるいは、大阪の橋府知事が最初から言っていたような、「そんなに重たく考えるの止めようよ」という立場が正しくて、そっちのほうがお金がかからないから、他の県もこれから、神戸や大阪に続くんだろう。 ぐだぐだではあったけれど、結果として日は、だいたい1週間ぐらいの経過で、それでも世界レベルの、常識的なやりか

  • 本当のことを言う

    「オレたち,マスゴミって呼ばれてるんだぜ,知ってた?」。向かいの席で藤堂さんが言う。もちろん知っている。小心者なので,そのことをいたく気に病んでもいる。 ゴミとか露骨に言われれば,ちょっと口を尖らせて言い訳してみたくもなる。けど,冷静に考えてみればちっとも意味があることではない。そう呼ばれるにはそれなりの理由があるわけで,弁明をしたらその「理由」がなくなるわけでもないだろうし。で,このことについて改めて考えてみることにした。 いらねーんだよ,お前ら まず,「マスゴミ」の意味である。ゴミと言うからには「不要なもの」,つまり,「偉そうにしてるけど,ちっとも役に立たないじゃないか。いらねーんだよ,お前ら」ということか。確かに年末年始のテレビ番組をつらつらと見ていて,「こりゃ,いらんと言われても仕方がないかなぁ」などと思わないでもなかった。一昔前まであったはずの,手の込んだドキュメンタリーや格ド

    本当のことを言う
  • MacBookPro が来た - レジデント初期研修用資料

    医局の先輩がMacBookPro を買った。 同じ世代のパソコンなのに、自分が使っているThinkPad のT61 が、 いきなりみすぼらしく見えて、悲しくなった。 黒が輝いていた頃 銀色のノートパソコンに人気が集まってた頃、ThinkPad は「黒は銀より輝く」だったか、 黒いプラスチックの筐体にこだわりを持っていることを宣言したりして、かっこよかった。 昔のThinkPad は、風格あった。 今も昔も、ThinkPad の筐体はプラスチックだけれど、中身には金属のフレームが入っていて、 しっかりしていた。プラスチックだけれど、まっすぐであるべきところはまっすぐだったし、 たわむところなんてどこにもなかった。 今まで使っていたA30 からT61 に乗り換えて、パソコンの性能は4倍ぐらいに上がったけれど、 見た目は安っぽくなった。T61 の筐体は、フレームを包んでいるプラスチックの薄板が微

  • 不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ

    見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること:ITpro この例のAsteriskのように、十分業務に使えるレベルのオープンソースソフトウエアは他にもたくさんあります。 システム構築に数億円の見積りを出しているベンダーで、「このシステムは大館市のような方法で820万円で構築することは絶対に不可能だ」と言い切れるベンダーはいないと思います。つまり、820万円のシステムが2億円で売られているケースは、たくさんあると思います。 では、その2億円と820万円の差はどこから生じるかと言えば、「組織の中にノウハウを蓄積するコスト」です。 意欲的な個人が自分の興味のある分野で趣味として一つのことを勉強するのと、組織が属人性を排除して、つまり、誰がやめても業務を継続できるような形でノウハウを継続的に保持することの間には、それくらいの違いがあります。 組織が責任を持って業務を引き

    不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ
  • 一流の研究者のマネージメント、21の鉄則

    一流の研究者の「先生」がいつも懐かしく語る、先生のさらに上のボスの話があります。戦後間もない時代に、学位を取ったばかりの先生を見いだしてアメリカに引き抜き、自由に研究をすることを許した、これまた伝説的な研究者です。先生はいいます: 「年度が終わる頃になると、彼は私に『今年お前が使ったコンピュータの利用料だ』とレシートを渡してくれたものです。年に2億円は使っていたでしょうか!」 これはケネディ大統領時代の話ですので、当時としては今以上に大変な金額です。当時世界にいくつも存在しない最新のコンピュータを、先生は独占的に利用でき、そのおかげで輝かしい業績が次から次へと生まれたのでした。 「しかしボスは一言も文句を言わないんですな。予算をとってくるのは自分の仕事。お前たちは研究をしろ、というわけでした。今の私がいるのも、あの人のおかげですな!」 科学者の世界も、お金と、権力と、事務作業と無縁ではいら

    一流の研究者のマネージメント、21の鉄則
  • タイム・コンサルタントの日誌から : Excelで工程表を書いてはいけない

    さる8月、翔泳社主催の「PM Conference 2008」に招かれて講演をした。テーマはプロジェクト・コントロールの技法論で、私が長い間、エンジニアリング業界とIT業界の二足のわらじを履いてきた経験から、両者の比較を論じたものだった。最近のIT業界における「プロジェクト・マネジメント」の認識の普及進展はめざましいものがある。これに対して、エンジニアリング業界は過去10年以上、EVMSの徹底化以外とくに主立った進歩はない。にもかかわらず、両者の違いはいまだ歴然としたものがあり、それはとくにプロジェクト・コントロールの基であるWBSやコントロール・リストなどの使い方で明瞭だ、というのが論旨だった。 ところで、この講演の中で、「工程表のガントチャートExcelで書いてはいけない」と強調した点が、どうも多くの聴衆の注意を引いたらしい。終わってからのアンケートでも、そこに関する感想が少なくな

    タイム・コンサルタントの日誌から : Excelで工程表を書いてはいけない