安倍晋三首相は10日の衆院予算委員会で、「(教科書の)検定基準に改正教育基本法の精神が生かされていない」と指摘し、教科書検定制度の見直しを検討する考えを示した。 2006年、第1次安倍内閣のとき教育基本法が改正され、「日本の伝統と文化を尊重」「愛国心、郷土愛」などが教育の目的として盛り込まれた。首相はこの日、「検定官自身にその認識が無いのではないか。初等・中等の段階で、日本人としての誇りや自信を持つことが教育の基本だ」と話した。 下村博文文部科学相も、3月に発表された2014年度に使う高校教科書の検定結果について「残念ながら新しい学習指導要領にのっとった教科書記述になっていない部分がある」と批判。その上で「日本に生まれて良かったと思える歴史認識を教科書に書き込むことは大変重要だ」と述べた。日本維新の会の中山成彬氏への答弁。 関連記事「開かれた官邸」見学会でPR 首相発案、中学生を招待(
井伊直弼画像=彦根城博物館提供(清凉寺蔵)近世義勇伝に描かれた有村次左衛門=国立国会図書館提供彦根市の地図 【片木啓】14日告示、21日投開票の滋賀県彦根市長選で、153年前に彦根藩主の井伊直弼(なおすけ)が暗殺された「桜田門外の変」の因縁が話題になっている。桜田門外の変に参加した薩摩浪士の一族の子孫が立候補を表明。これに対し、通算4期目を目指す現職が「井伊家のまちを守る」と批判を強めている。市長選は、前回惜敗した無所属新顔も絡んで激戦模様だ。市民の間には「争点にふさわしくない」と冷ややかな声もある。 4月初め、現職の獅山向洋(ししやまこうよう)氏(72)の確認団体が作成したビラ4万枚が市内で宅配された。ビラでは立候補表明した新顔の有村国知(くにとも)氏(38)の一族が桜田門外の変に参加したとし、「同氏の行動(立候補)は、とうてい容認できない」と批判。もう1人の新顔の大久保貴氏(49)
回転ずしチェーン「かっぱ寿司」は2013年2月期決算で、売上高が前年同期並みの820億円だったが、営業利益は77%も減って8億円にとどまった。業績悪化の理由は、人気を呼んでいる「新幹線レーン」。一般的な「回転レーン」よりも効率が悪く、もうけが減ったという。 回転ずしは、くるくる回る山手線のような「回転レーン」が一般的だ。だが、かっぱ寿司は、「回転レーン」とは別に、商品を新幹線型容器に乗せて注文した客に直接届ける「新幹線レーン」を入れている。 ただ、「新幹線レーン」は単線で一方通行のため、商品を届けた後、車両をいったん厨房(ちゅうぼう)に戻さないと次の商品を乗せられない。「回転レーン」よりも時間がかかり、効率が悪い。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事
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