ミシュラン2つ星和食、食べログ第一位(当時)と巷の評価は最高の和食店。 特に食べログでは、評価数三千を軽く超えるヘビーレビュアーはじめ5点満点評価の連発。 さぞかし料理が美味しいだろうと期待して訪問した友里、これほどの期待はずれは人生ではじめてかと思うほどの食後感で店を後にしたのであります。 この店は常連重視、いや正確にはあの「壬生」と同じく自店しか知らない井の中の蛙客を常連として取り込んでいるパフォーマンスだけの創作和食店。客単価1万円台半ばの自称和食店であります。 カウンターは10席ほど。蛙の常連が多いからか一見客は1日1組しか入れないのではないか。予約時に一見か否かを先に確認され、訪問まで1ヶ月以上を要してしまった。9500円と1万2000円の2コースから当然ながら我々は高いコースを選択しました。 まずはイチジクの餡を乗せた茶碗蒸しでスタートです。連れがすぐ塩味に青カビチーズを使用し
いい物は高いという価値観も… 川久保玲2009年12月21日10時49分 川久保玲 42年、東京生まれ。73年、会社設立。81年パリ・コレクションデビュー=鈴木好之撮影 2010年春夏の作品=大原広和氏撮影 コムデギャルソンが創設から今年で40年を迎えた。常に新しい創造性を打ち出すことで前衛派の旗手としての役割も果たし続けている。長引く不況で一部の低価格ブランドを除いて売り上げが低迷する中、コムデギャルソンはその反骨精神をあえて示すかのような策を次々と打っている。突破口は開けるのか? デザイナー兼経営者としてブランドを率いる川久保玲に聞いた。(編集委員・高橋牧子) ――服を売らないアートスペースを大阪で8月に、博物館のような店を東京で11月に開いた。 服以外のものにも少し考えていることをプラスして「ああ、ここの服はこういうものなんだ」と思ってもらえる場にしたかったのです。遠回りですが服を買
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