伊ローマで、バチカンのすぐそばにオープンした米ファストフード大手マクドナルドの看板。奥はバチカンのサンピエトロ大聖堂(2017年1月3日撮影)。(c)AFP/Tiziana FABI 【1月4日 AFP】ローマ法王のお膝元であるバチカン市国のサンピエトロ広場(Saint Peter's Square)の目と鼻の先に、カトリック教会の枢機卿らの反対にもかかわらず、米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)の店舗が昨年12月30日についにオープンした。 店舗が入った建物の階上に住む枢機卿らは、欧米の消費主義の象徴といえる同社の出店に対し猛烈に抗議していた。また地元住民らも、歴史的なエリアが壊されると懸念している。 しかし、そうした反対をよそに新店舗はオープン。ローマ法王庁(バチカン)の不動産管理などを担う聖座財産管理局(APSA)がマクドナルド側へ敷地を貸与することで、月3万ユー