新東名高速道路で大型トラックが路側帯に停車していた夜行バスに追突し、バス運転手2人が死亡した事故で、現場にトラックのブレーキ痕がなかったことが3日、愛知県警への取材で分かった。県警は、運転していた斎藤信夫容疑者(57)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=が前方を注意せずスピードを出したまま衝突したとみている。 斎藤容疑者が事故を起こすまで12日間、連続で勤務していたことも勤務先の出水運輸センター(鹿児島県出水市)への取材で判明。愛知県警は過労運転が事故を引き起こした可能性があるとみて、同社の福岡営業所(福岡県須恵町)を家宅捜索した。 斎藤容疑者のトラックは1日午後4時ごろ、岡山市を出発し、同11時ごろ、愛知県一宮市に到着。休憩を経て横浜市に向かう途中、2日午前2時すぎ、愛知県岡崎市内で故障して路側帯に止まっていた中央交通バス(大阪市)のバスに衝突した。車外にいたバス運転手の大谷秀雄さん(53
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