名古屋大学平和憲章(1987.2.5制定) http://kyoshoku.coop.nagoya-u.ac.jp/kakehashi/0201/36p.html わが国は、軍国主義とファシズムによる侵略戦争への反省と、ヒロシマ・ナガサキの原爆被害をはじめとする悲惨な体験から、戦争と戦力を放棄し、平和のうちに生存する権利を確認して、日本国憲法を制定した。 わが国の大学は、過去の侵略戦争において、戦争を科学的な見地から批判し続けることができなかった。むしろ大学は、戦争を肯定する学問を生みだし、軍事技術の開発にも深くかかわり、さらに、多くの学生を戦場に送りだした。こうした過去への反省から、戦後、大学は、「真理と平和を希求する人間の育成」を教育の基本とし (略) 名古屋大学は…(略)平和の創造に貢献する大学をめざして、ここに名古屋大学平和憲章を全構成員の名において制定する。 (略) 大学は、戦争