新潟県の沖合いに浮かぶ、佐渡島。 国内では沖縄本島に次ぐ大きさで、外周が263キロ、約855平方キロメートルという東京23区の約1.5倍の面積を持ちます。 東西南北で気候が異なり、島内に北海道と沖縄の植物が混在するという不思議な一面も。豊かな海に囲まれ、山、川、湖、里が織り成す郷愁の風景が広がります。そこから生まれる多彩な食も大いなる魅力です。 日本海に浮かぶ島、佐渡島。化学肥料や農薬を減らした農法の田んぼには生き物が根付き、トキがエサを求めて舞い降ります。環境保全の全島の取り組みは、平成23年に世界農業遺産に登録されました。 安全・安心の米作りは、牛たちの飼料となる稲わらにもつながっています。島の風土と佐渡の人々の想いを受けて、大切に育てられるのが佐渡牛なのです。 佐渡和牛の定義 1 佐渡生まれであること。 2 佐渡育ちであること。 3 佐渡で収集した稲わらを飼料とした安全・安心の飼育