オープンデータは本当に利用されているのか、利用目的は？（記事紹介） | 科学技術情報プラットフォーム
SageBionetworksは、3月23日、"Do Scientists Reuse Open Data?"と題する記事を掲載した。 本記事は、オープンデータの再利用について、期待とは違う現実があることを指摘。 著者が4年間行ったインタビューから得た知見として、オープンデータは、調整や他のデータとの比較、アルゴリズムの強化やテストに使われるのがほとんどで、新たな研究課題のために利用されることは稀であること。人気の高いデータセットは集中的に再利用されるが、ほとんどのデータは稀にしか利用されないことなどを記している。 ［ニュースソース］ Do Scientists Reuse Open Data? ― SageBionetworks 2019/03/23 (accessed 2019-04-25)
5つの国際的オープンアクセスイニシアティブがオープンアクセスに関するサンパウロ声明を公表
2019年5月1日、ブラジル・サンパウロで開催中であったGlobal Research Council（GRC）の2019年総会において、African Open Science Platform、AmeLICA、cOAlition S、OA2020、SciELOの5つの国際的オープンアクセス（OA）イニシアティブが会合を開き、OAに関するサンパウロ声明（São Paulo Statement on Open Access）を公表しました。 声明では以下の5点が述べられています。 ・5機関は科学的知識は国際的な公共財であると考えている。公的資金によって生み出された科学的知識への自由なアクセスは普遍的な権利である。 ・5機関は学術情報に対する普遍的で、制限のない、即時のOA（人および機会による利用・再利用を含む）を提供する、という究極の共通目的を共有している。 ・5機関はこの共通目的はさまざ
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