セクシーすぎる車両基地 萩原雅紀
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うんめー、うんめー。コーラだいすき。だって冷たいから。しかし、ある日ハッときづいた。 (……そもそもこれ何味なんだ?) ああ一体私は何をしていたのか。何味かわからないものをうまいうまいと飲んでいたなんて。あほの魔法がとけた私はメーカーにきいた。 「私、デイリーポータルZの大北と申しますが、そもそもこれ何味なんですか?」 未だあほの魔法はとけぬようだがとにかくきいた。
当サイトのライター5人で愛媛県の今治に取材に行った。全体的な模様は当サイトのこの記事なんかを見ていただけると分かりやすい。 で、僕が今治まで向かった取材の目的はとある工場の見学が目的だったのだが、その取材に向かう前に今治の街をうろちょろしていると、どこもかしこも「みかんジュース」ばかりで面白かった。 喫茶店やホテルの個室の冷蔵庫など、通常はオレンジジュースが置いてあるべき場所がことごとくみかんジュース。さすが愛媛である。 せっかくなので旅行中みかんジュースを見つけたら買って、すっかりさまざまな種類になったみかんジュースを飲み比べてみることにした。甘酸っぱい記事です。 (text by 梅田カズヒコ) 今治のスーパーへ 僕は地方に観光に行くと必ず行く場所が2つある。ひとつは「書店」、もうひとつは「スーパー、コンビニ」である。書店は、主に地元で人気のタウン誌を読んで、地元民のホットな話題を楽し
出張で愛媛県の松山に行った。何かおいしい地元の食べ物があるかな、と思って調べていると、松山ラーメンというのを発見。その名前は今回初耳だったのだけど、その特徴も今まで聞いたことがないものであった。どうも甘いらしいのだ。甘いラーメン…!? それはそれとして、松山の人は夏でも鍋焼きうどんを食べるらしい。へー、と思って調べてみると、これまた聞いたことがないような特徴があるらしい。甘いらしいのだ。甘いうどん…!? インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:数学の図形問題を日常生活にいかす > 個人サイト nomoonwalk 取材前に地元出身の人と話す機会が
すっかり有名になった軍艦島だが、一応ザッと説明すると、長崎の南端に浮かぶ無人島。正式名称は端島(はしま)。明治時代から炭鉱の島として開発が進められ、幅160m、長さ480mという狭い島内に5000人もの人が住み、世界一の人口密度を誇った。昭和49年に炭鉱が閉山。まもなく無人島となり、現在のような廃墟の島となった。
子供の頃からコンクリートで固められた人工的な川が好きだった。 などと書くと、少し神経を疑われるかも知れない。もちろん緑に囲まれたせせらぎは美しいと思うけど、それと同じくらい、コンクリート3面張りの川、というか水路にも癒しを感じてしまう人間がここにいる。物心ついたときから身近にあったんだから仕方ない。 静岡県の伊豆の国市に、そんな僕と同じような子供が育っているんじゃないか、と思える場所があった。
電車の乗り換えはかったるい。なるべく少ないほうがいい。 といっても、たとえば都内の移動で10回も乗り換えなきゃならないってこともない。 実際のところ、どれくらい乗り換えればいいものなのか?調べてみました。
ずっと気になっていたんだがや。 東海道新幹線で大阪方面から東京に向かうとき、名古屋に着くちょっと手前で、進行方向左側に一瞬だけ見える駅が。 一見ふつうのホームが2つ、そしてその両側に線路が4本。でも、ホームの上には屋根も階段も何もなくて、人が立っているのすら見たことない。 あの駅はなんなのか。営業しているのか。どうして屋根も何もなくて人もいないのか。それが知りたくて、行ってきました。 (萩原 雅紀) 気になる駅の名は西枇杷島 新幹線の窓から目撃した、だいたいの位置を元に地図で調べると、どうやら名鉄線の「西枇杷島駅」というらしい。営業してた!あまりの何もなさに、実は空襲で焼けたまま放置されてるのかも、というのも僕の予想の中にはありました。 そこで、実際に行ってみることにしたのですが、名鉄の名古屋駅で路線検索すると次の電車は30分後。目の前のホームからは各方面に行く電車が2、3分おきにバンバン
地図を眺めてて気づく、明らかにあやしい形の道。それは元水路だった可能性が高い。 いきなり結論を言ってしまった。 「あやしい道」とは、まっすぐだったり、歪んでいたり、大きく湾曲していたり、周囲の道と比べると、ちょっと浮いている感じを受ける道のことだ。 そんな道を探して巡ってみる、というのが当初の予定だったけれど、まわり道がかなり多くなってしまったうえ、取材中に全く関係ない話でもらい泣きまでしてしまった……。
出かけたついでとはいえ、切符を買いに行くのは暑かった。あと、集めてきたきっぷをノートに貼って満足してたら、同僚から「鉄ちゃん(鉄道マニア)」だとさんざん言われたのが嫌だった。
完成した作品は新橋にあるタミヤプラモデルファクトリーにて、5月23日~29日の期間展示される予定です。実物を見たい方はぜひ! タミヤプラモデルファクトリー新橋店
プラレールの人気っぷり プラレールは私が生まれた頃からある。 私は今39歳なので少なくとも40年前から…と思って調べてみたら1956年に誕生したそうだ。 今年で51才。 男パフェなどでたびたび記事に出演して頂いてる川崎さんとプラレールが同い年だった。
大阪と京都の境に、山崎という町がある。 山崎は長い歴史を持つ土地で、古くは平安時代より油の産地として栄え、戦国時代には豊臣秀吉が明智光秀を追い詰めた「山崎の戦い」の舞台にもなった。 そのような山崎には、ウイスキーの蒸留所がある。1923年に創設された日本最古の蒸留所、サントリー山崎蒸留所だ。何気なく目に留まり、ぶらりと立ち寄ってみたそこは、何とも愉快な酒飲みにとっての天国であった。 (木村 岳人) 目当ては千利休の茶室だった そもそも私が山崎を訪れたのは、山崎蒸留所の為ではなかった。待庵(たいあん)という茶室を見学しに行ったのだ。 待庵は山崎の戦いの際に秀吉が千利休に命じて作らせた茶室で、その後に妙喜庵(みょうきあん)という山崎駅前のお寺に移築された(なお、待庵を含む妙喜庵の拝観には往復はがきによる一ヶ月以上前からの予約が必要なので、ご注意を)。
世の中には何千種類ものフォントがある。 ぼくはせいぜい、明朝体とゴシック体ならその違いが分かるかなという程度だけど、印刷業界などのプロになると、「モリサワの見出ゴMB31」のようにピンポイントにその書体を識別できるらしい。 なんだか呪文のようでかっこいい。 雑誌や看板など、まちの中にあふれるフォントの名前を、詳しい人に教えてもらいました。 (text by 三土たつお) 先生はDTPをやっている友人です 今回の企画はそもそもDTP(デスクトップパブリッシング)をやっている友人との雑談から生まれたものだ。 仕事でよく使う範囲のフォントなら、たいてい言い当てることができるのだという。 というわけで、話の発端となった友人のN川さん(写真左)、そして同業のO原さん(写真右)に協力してもらい、例によってまちを歩きながら、見かけた文字についてそのフォントを調べていくことにする。
「お金をもうけろと言われたので……」 DPZにも不況の波!? 有料「友の会」オープン 9月28日15時33分配信 ITmedia News 「お金をもうけろと言われたので……。嫌ですね、不景気って。みんなすさんできちゃって」――@niftyの人気サイト「デイリーポータルZ」(DPZ)のWebマスター・ニフティの林雄司さんはつぶやく。 DPZは、どうでもいいことを真剣にリポートする日刊更新のWebサイトだ。月間ページビュー1800万、月間ユニークユーザー80万人の一大メディアだが、広告もほとんど掲載されておらず、お金の匂いがしないのが特徴。記事内容も、でっかいたばこの箱を作って隣にあるものが小さく見えるかを実験したり、食べ物を青くすると本当に食欲がわかないか試したりなど、身近でお金のかからないものばかりで、ギラギラしたネットビジネスの世界とは縁遠い。 収入源は、記事の下に申し訳程度に張っ
「今のカップ焼きそばって、めんにお湯を入れただけで、本当に焼いたわけじゃないですか? 本当に焼いたカップ焼きそばを食べたかったんです」 上の言葉はエースコックの商品開発担当の山田さんの言葉である。僕はこれを聞いたとき、何十回も「なるほど!」と手を打ちたくなった。盲点をつかれた気分だ。 確かに今のカップ焼きそばは、あげた麺をお湯で戻しているだけで、それはそれでおいしいんだけど縁日の日に食べる鉄板で焼いたあの香ばしい焼きそばとは、ちょっと違う性格のものだ。 「ホントに焼いた本焼そば」は縁日の味を目指して4年間商品開発に費やしたという。ならば、これは取材せねば。 カップ焼きそば誕生から約30年。今、カップ焼きそばに革命が起こる! のか!? (text by 梅田カズヒコ) エースコックさんに相談 本当に焼いた焼きそばが発売されると知ったのは2週間ほど前。偶然、プレスリリースを発見したのである。
よくニュースで、法廷内の様子を描いた絵が出ることがあります。 法廷内では写真撮影が禁止されているので、裁判中の様子を伝えるために絵で表現しているわけですが、あの絵を見ているとどうにも不安になります。 絵の対象が「被告人」である以上、なんとなくイヤな気持ちになってしまうのでしょう。 しかし、冷静に見ると、単なるシンプルな人物画のはず。 自分でも描けないだろうか。 しかも何気ない日常の一コマを、法廷風にできないだろうか。 ……チャレンジしてみました。 (text by 加藤 和美) ■まず準備 学生時代、デザインを専攻していた時に使っていた画材をあさり、使えそうなものを探し出した。 画材はいろいろそろっていたが、なにせ十数年前のものだ。 まだ使えるのか心配だ。 そして一番心配なのは「自分の腕」。 ここ数年、まともに絵を描いていないが大丈夫だろうか。 今回はいわば人物画だが、モデルになってくれる
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