新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…
その朝は大雪だった。 大学1年生の冬。まだマジメさの残る学生だった私は、1限目の物理化学を受けに登校した。 閉まっている校舎の外で、何人かの学生と待っていると、先生もいらした。 先生は鬼教官(試験の評価が厳しいこと)で有名だったが、ニコリともせずに進められる授業はとても丁寧で、わかりやすいものだった。 校舎はなかなか開かず、みんなで寒さに足踏みしながら待っていると、「すばらしい科学の発見というものはね」と先生が話し出した。 「すばらしい科学の発見というものは、花火みたいなものだと、ぼくは思う。 その花火を自分の手で打ち上げられれば、これに勝る幸せはないだろう。 しかし、その花火を上げるための手伝いができるだけでも、やはり幸せだ。 そしてね。実は、同じ時代にその花火が上がる瞬間を見られること、それを美しいと思えることも、この上ない幸せなんだと思うよ」 それから今に至るまで、
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 精神科医にして心理学者で、『夜と霧』という著書でも有名なヴィクトール・E・フランクルは、第二次大戦中、アウシュビッツの収容所に捕虜としてとらえられた経験があります。 言葉では語り尽くせぬほど過酷な環境の中で、彼は考えます。自分は人類の誰も経験したことのない壮大な心理実験の渦中にある。いつかこの収容所を出て、いま自分が体験していることを、オーストリアの大学の教壇に立ち、後世の人々に伝えていこう。どれだけ外側の自由を剥奪されたとしても、内側の自由を奪うことは何人にも決してできないということを。それが紛れもない事実であることを今まさに自分は証明しようとしている、と。 その彼が遺した言葉があります。 Between stimulus and resp
衆院選が終わった。事前にマスコミが想定したとおり民主党の地滑り的な圧勝となり、政権交代が実現する。自民党は大敗した。国民選択の結果である。それがもたらす成果も国民が享受していくことになる。日本国憲法に書かれているように(そう書かれているのを知ってましたか?)、民主主義とはそのような制度だという以上はない。個人的には、二大政党による政権交代を目指し、自民党を割って出た小沢一郎氏を長期にわたり、それなりに共感をもって追ってきたので、達成の日を見ることには感慨がある。が、政治とは所詮妥協の産物であるとはいえ、ここまで大きなを国家を志向する政府の実現を素直に喜ぶこともむずかしい。 私は前回の小泉郵政選挙を支持した。いわゆる小泉改革も、それが小さな政府を志向している面において支持した。その後の自民党政権は、小さな政府志向から逸脱し、しかも年ごとに入れ替わる短期政権でもあり、期待感は失せた。麻生政権が
先日花火に行ってきた。派手にうちがある物、キャラクターの再現を試みた物、伝統的な色合いを強く残す物など、様々なモチーフが夜の空を1時間にわたって彩った。打ち上げ場所では良い具合に風も吹き、取った場所は障害物もほとんどなくよく見え、満喫した。一番印象的だったのは、自転車の形を再現した物だったろうか。美しさという点では、他のモチーフが勝っていたけれども、いったいどうやって球形じゃない形を作ったのか、仕組みをしりたいものである。 それはさておき、その帰りのこと。花火っつーのは、人混みがつきもので、帰りには交通整理がつきもので、そんなに人がいるのだから、必然的に迷子放送なんかもついてくる。その日も迷子の方法がかかっていた。のだが、こいつがひと味違って驚いた。 スピーカーから女性の声が聞こえてきた。 「○○くんのお父さんから○○くんに伝言です」 「○○くんは」 「自分でお家に帰ってください」 会場に
⇒『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠 反論とかではまったくなく、勝手に思ったことをつらつらと。 『世界に一つだけの花』をマイノリティ・ソングと私は思っていた。「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」と、名実ともにナンバーワンのSMAPが歌ったことが大ヒットの秘訣と私は考えていた。「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」であることを謳い上げる曳かれ者の小唄は、名実ともにナンバーワンであり圧倒的にマジョリティの側にいるSMAPが歌うことによって、普遍性、と言って言い過ぎなら一般性を獲得した。 あの歌は曳かれ者の小唄じゃないか、という指摘は当然あるし至極妥当な指摘と思う。しかし槇原敬之は、そのすぐれてポップなメロディメーカーとしての才能をもって、曳かれ者の小唄を歌い続けている音楽家である。 たとえば、槇原敬之は美輪明宏へのリスペクト
武州児玉郡保木野村(現在の埼玉県本庄市児玉町保木野)に生まれる。塙は師の雨富須賀一の本姓を用いたもので、荻野(おぎの)氏の出自。近世に帰農した、百姓の家系であるという。父は宇兵衛、母は加美郡木戸村(現在の上里町藤木戸)の名主斎藤理左衛門家の娘きよ。弟卯右衛門(うえもん)。 幼少の頃から身体は華奢で乳の飲み方も弱く、丈夫ではなかった。草花を好み、非常に物知りであったという。5歳のときに疳の病気(胃腸病)にかかったのが原因で、目痛や目やにの症状が出て徐々に視力が弱っていき、7歳の春に失明した。あるとき、虎之助のことを聞いた修験者が「生まれ年と名前の両方を変えなければ目が治らない」と進言し、名を辰之助と変え、年を二つ引いた。しかし、目痛や目やには治ったものの、視力が戻ることはなかった。その後、保己野村のすぐ近くの池田村に住む修験者の正覚房(しょうかくぼう)に「自分の弟子になれば治らぬ病気はない」
言葉で表現し辛いんだけど、前向きに捉えかけた自分を自分自身で即座に否定してしまう。 どこか、「否定せねばならない」という思いにかられている気がする。 「現実も捨てたもんじゃないな」って考えて明るく前を向く自分を、どうも更に奥底の自分は「けしからん」と思っているようなんだ。 「もっとこの酷い現実を直視しろ。直視していたら、そんな明るい気持ちになれるはずがない。客観的に見て今のお前の状態は全くダメダメなのだから。明るい気持ちになってるのは単なる逃げだ。逃げだ。逃げだ」って思いがじわっと盛り上がってくる。明るい事を考えた直後に。 結局、いつもたいてい低いところで安定している。軽く絶望を覚えたようなところで安定している。 そうした状況が長く続くもんだから、また余計に、軽い絶望状態の方がいっそ(矛盾してるような感じだけど)安心している、そんな感じになっている。でも不安で絶望していることには変わりはな
尾形 亀之助(おがた かめのすけ、1900年12月12日 - 1942年12月2日)は、日本の詩人。宮城県柴田郡大河原町出身。東北学院普通部中退。 近代に活躍した詩人で、「歴程」の創刊同人。大河原町の繁昌院に墓がある。 1920年石原純、原阿佐緒らの歌誌「玄土」に参加して短歌を発表。1921年(21歳)に結婚して上京、妻タケの叔父、木下秀一郎 のすすめで未来派美術協会第2回展(上野 青陽楼)に出品、〈競馬〉〈朝の色感〉は『中央美術』の批評に取り上げられる。1922年、会員となり同第三回展「三科インデペンデント展」〈コンダクター〉など7点。 同年、仙台の個展で発表したとされる〈化粧〉が、現存するただ1点。 1923年村山知義らとマヴォを結成、マヴォ第1回展(浅草 伝法院)に作品50点出品。 1924年、マヴォがアナーキーな芸術家の拠点になるに従い彼らから離れ、絵筆を捨て詩作に専念する。 19
辻 潤(つじ じゅん、1884年〈明治17年〉10月4日 - 1944年〈昭和19年〉11月24日)は、日本の翻訳家、作家、思想家。俳号は陀仙。 日本におけるダダイスムの中心的人物として世に知られ、ダダイスト、エッセイスト、劇作家、詩人、哲学者、僧侶(虚無僧)、尺八奏者、俳優と評される。「1920年代という日本史の中で物議を醸す時代、作家にとって危険な言論統制の時期に、検閲や警察のハラスメントを経験し乍ら幅広く執筆翻訳した。現代日本の歴史的人物の中で最も興味深い人物」として現在も時代や国境を越えて注目、評価される。 伊藤野枝との間に長男一(まこと)、次男若松流二。 伊藤野枝、辻潤、息子の一(辻まこと)。1914年頃撮影。 辻潤(1930年から1931年にかけて) 1884年(明治17年)10月4日に東京府東京市浅草区向柳原町(現:東京都台東区浅草橋)、祖父の辻四郎三の隠居屋敷で長男として生
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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