自己申告によるロイヤルティ測定や意識調査の不正確さ ユーザーを購入に関するロイヤルティや製品・サービスに対する意識によってセグメントする場合、購入履歴を参照するか、自己申告をしてもらう必要がある。(後に述べるターゲティングとフィルタリングという方法もある)自己申告のアンケートから情報を取得する際はその「不正確さ」を考慮するべきだ。 アンケートに対し、ユーザーは正しい答えを提供する義務はなく、多くの場合そのモティベーションすら無い。答える面倒臭さに加え、インセンティブを提供して行うアンケートに対しては当選に対する意識も回答内容を左右させかねない。回答の不正確さはこういったアンケートだけでなく、プロフィール等にも発生する。生まれ年や居住地が長いプルダウンからの選択である場合、ユーザーが正しい答えを選択してくれる可能性は落ちる。データの取得項目の設定はもちろんだが、その回答方法も可能な限りユー
あなたは会社のウェブサイトの姿が見えていますか? 目指せ給料アップ! 悩める担当者を救うアクセス解析「基本中の基本」 その2 ~どうやるの? ウェブビジネスにおいてアクセス解析はなくてはならない存在だ。というのも、現実の商売とは違い、ウェブサイトをただ眺めていても、どれだけの人がどんな興味をもってウェブサイトに来てくれたのかはわからないからだ。 ところが、まったくアクセス解析をしていないという企業は決して珍しくない。アクセス解析ではいったい何ができて、どれだけ大切なのかを基礎から理解していこう。 アクセス解析はどうやって実施するのかでは実際にはどうやってアクセス解析を実施していけばいいのだろうか。最近ではさまざまなツールやサービスがあるので、これを利用するのだ。ツールやサービスは後ほど紹介するのでこの中から選ぶ。無償で利用できるツールもあるので検討してみてほしい。 アクセス解析には主に3つ
あなたは会社のウェブサイトの姿が見えていますか? 目指せ給料アップ! 悩める担当者を救うアクセス解析「基本中の基本」 その1 ~なぜ必要なの? Web担でも繰り返し言っていることだが、ウェブビジネスにおいてアクセス解析はなくてはならない存在だ。というのも、現実の商売とは違い、ウェブサイトをただ眺めていても、どれだけの人がどんな興味をもってウェブサイトに来てくれたのかはわからないからだ。 ところが、まったくアクセス解析をしていないという企業は決して珍しくない。アクセス解析ではいったい何ができて、どれだけ大切なのかを、まず基礎から理解していこう。 「基本中の基本」その1は、アクセス解析をするのがなぜWeb担当者の給料アップにつながるのか、なぜWeb担当者の仕事を楽にするのかの入り口だ。 予算獲得、人手獲得の第一歩――それがアクセス解析アクセス解析と聞くと難しそうと思うかもしれないが、まずこの「
INTERVIEW 石井 研二氏(有限会社いなかどっとコム) 解析結果とマーケティング的判断で 訪問者が辿りたい「道」づくりが可能に 「アクセス解析カンファレンス」を発展させる形で2006年から始まった、アクセス解析とウェブマーケティングの展示会+カンファレンスイベント「WAIS Japan(ワイズ・ジャパン)」が、12月5日(水)に開催される。 WAIS Japan運営委員であり、Web担の連載「ウェブサイト“見える化”&“カイゼン”講座」でもおなじみ、「日本一のログ読み男」として企業サイトのアクセス解析をリードし続ける石井氏に、新人ウェブマスターが最低限把握しておくべき企業サイトのアクセス解析を伺った。 業種や規模にかかわらず、企業にとってウェブサイトが果たす役割は、以前とは比較できないほど大きく、多様なものになっている。そのためウェブサイトの制作や運営に対して、予算だけでなく人的リソ
2005年末に、Googleが無料のウェブ解析ツールをリリースした事により、ウェブ解析というツールの認知度と、企業の積極的な導入は加速度を増してきたように思われる。無料のツールがある一方、エンタープライズ系のウェブ解析ツールはより高度に進化し、それらを使いこなす先駆的企業は、新たな付加価値を生み出している。 ウェブ解析ツールによる、ビジネス最適化のコンサルティングを生業とする筆者が日々感じているのが、ウェブ解析版“デジタルデバイト(情報格差)”である。ウェブ解析ツールを、業務プロセスにおける重要な基幹システムであるという認識を持って活用している企業は、ますますコスト削減や利益向上などの価値を生み出している。その一方で、いまだウェブ解析ツールの価値を見出せない企業は、ツールを導入するだけで何も変わらないばかりか、そのツールを無用のコストとして止めてしまうケースもある。 ウェブ解析の価値を決め
本連載でも何度か登場していますが、Webサイトのユーザビリティ調査に欠かせないツールとして、アイトラッキングの存在が挙げられます。アイトラッキングというのは、ユーザーの眼球の動きを読み取り、ユーザーがWebサイトのどこを見ているのかを明らかにする装置です。 アイトラッキングは非常に便利なツールですが、この機材さえあれば、Webサイトのユーザビリティ上の問題点がすべてリストアップできる、というわけでは決してありません。今回は、そうした点も踏まえて、アイトラッキングツールを利用するメリットについて、お話ししたいと思います。 ● ユーザーの視線データを取得して分析 ユーザーの視線を分析し、マーケティングデータとして活用する手法は、広告業界を中心に長らく用いられてきました。雑誌やポスターでどの領域がよく見られているかを分析し、訴求ポイントをユーザーの目が届きやすいところにレイアウトし、広告の効果を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く