米国インターネット視聴率調査会社の大手、ComScoreが2007年6月についに日本に上陸した。コムスコア・ジャパンを設立し、8月には国内ウェブサイトのトッププロパティおよびその増加率のランキングを発表、9月には検索を対象とした調査「qSearch 2.0」を公開している。 国内ではすでにネットレイティングスとビデオリサーチインタラクティブが長年にわたってサービスを提供しているなか、いかにして存在感を高めていくのか。米国ComScore 社長兼最高経営責任者および共同創設者であるMagid Abraham氏と日本法人コムスコア・ジャパンの代表取締役を務める佐藤英丸氏に、同社の世界戦略を聞いた。 --ComScoreではどういったサービスを提供しているのですか。 佐藤:基本的にキーメジャーズという20項目ぐらいの指標、例えばいま話題のトータルミニッツや、トータルページビューが、日本のデータで