結論から言おう。僕の現状の意見としては「超心理学の中で研究されている超能力(ESPやPK)は存在しないだろう」というものである。 現在まで超心理学の研究結果から得られている結論は「超能力は存在する可能性がある。しかし、それは検出が非常に難しいほど効果の小さいものである*1」といったものだと理解している*2。 超心理学には懐疑論者と超心理学研究者の間でのあまり褒められないような議論の歴史がある。懐疑論者が超心理学の研究を否定してきた歴史である。懐疑論者の中には「黒歴史」扱いしたり、懐疑論者の恥ずべき失敗という評価をする者もいる。だからこそ、超心理学の研究自体の否定に対し厳しい意見が出ることもある。 ただ、僕自身はそれほどこの歴史について詳しくない。概要をなんとなく知っている程度である*3。なので、ここではその歴史の話はしない。 超常現象論争を眺めていた方ならどこかで見たことがあるかもしれない