楽しいときも苦しい時も,光が見えないときも,家族と,そして君とともに。 今春,君は9歳。 よろしく,の背中に・・・感謝を。
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適当ジビエ料理シリーズ。つらつらと眺めなくても,毛が生えているのが分かる「皮付き猪肉」。イノシシの美味しさを味わおうと思うとこれが最高と猟師さんがよく言われるところ。毛付きの皮の下のゼラチン質の部分が絶品。
調査中,完全キャンプなら食当としても,あまり悩まない。カボチャ持っていってポタージュスープとか,フライパンでケーキ焼くとか,何でも遊んでみるから。 問題は,それが出来ないとき。安価で,栄養バランスが良くて,適量。それを外食でということになるとたいてい無理。立ち寄ったフィールド近くでないと食べられない店,メニューがあると,その誘惑には簡単に負ける。 地方ほど,外食せずに,皆自宅でまともなものを食べるから,特に夕食での外食は無理。飲み屋で,うまい酒の肴をつまみながら,ちびちびやれるタイプではない。必ずご飯におかず,野菜を食べないと落ち着かないタイプなので,キャンプでない限り,宿を取ってそこの夕飯を食べるというのが定番になる。
今年の始め,2010年1月,こちらでは滅多にない降雪で驚いたが,今日の今もそれにも勝る降雪で驚いている。 雪の中のマナヅル(クロヅルが1個体混じっている)の画。今の騒ぎは,私も含め少なくない研究関係者が警鐘を鳴らしていた。後の祭りの始まりに自らが巻き込まれるとは,この時点ではあまり考えていなかった。 ‘WINTER WONDERLAND’ 年の初めに,このエントリを書いたときには,野生動物保護管理で,大きな騒ぎが起こるとは思っていなかった。未だに分野外の人たちから問い合わせがあるので,既に死に絶えつつあるトンデモ説で(最初に聞いたのは今から15年以上前だった),問題にならないと思いつつも,こういう話に仕立てて,大切なことを生態学徒であることに関係なく,学生さんとかに伝えておいたらどうだろうと思って書いた「チコにラット・コントロール・エージェントが務まるわけ 」,このエントリが,今年の状況を
狩りの女神ディアナのごとく毎朝狩りに出掛けていく,我が家の耳の尖った姉妹の片割れであるユッチ。 毎日通ってお隣の農家の天井裏に入り込んでいたクマネズミを殲滅させて,「ウチの娘にならない」とそのお宅の奥さんに言わしめた,まあ,プロですな。 この何か考え込んでいるような顔して,明日の有害鳥獣捕獲計画を練っているのかも知れない。人間の娘だったら,狩猟弓でも弾いているかも知れない。「お父さん獲れたよー」ってシカを担いで帰ってくる娘を持っていたら,ちょっと自慢するかも。と妄想は膨らんでいく。 彼女が猫ドアから戻らず,玄関に回り込んで鳴くので長男が中に入れてやろうと見に行けば,しっかりお供え物的に本日の収穫物が。 本人は,家に連れ戻されると思って,そのまま啼きながら逃げていって,後でしらっと猫ドアから帰ってきた。いつものこと。 尻尾を見ると幼獣でこの尾率だし,太くて器用そうな尻尾ではないので,見聞の結
ともかく,半端なもらい方をするのも相手に失礼なので,段ボール一箱貰ってきた。小柄な島嶼のシカだが,あばら肉は巨大だったので,砂糖醤油+七味唐辛子の漬けタレに浸そうとした鍋が肉だけでいっぱいになった。タレを大量に作るのも何だったので,かけ回した。中央に見えているのはそれで,血液が溜まっているわけではない。本当は燻製にして,少しずつ削って楽しもうかとも思ったが,手っ取り早くタレに漬けて焼いただけという料理未満。 食材商品化における鹿肉利用のボトルネックの一つは,精肉にするための鮮度を確保するような狩猟の流れがかなり大変だということと解体などの作業自体の負担で,後者においては慣れた猟師さんでも一日潰れてしまう。結果的に一種の趣味,ボランティアに等しい。当然売り物にしようとしたら人件費として反映されるわけだが,実際かなりの手間がかかる。 農水相は,既存の牛豚の解体処理施設のラインに野生鳥獣を流さな
久しぶりにシカ肉を頂く。凄くスキルのある猟師さんの手によるものだったので,上質の牛肉並に,いや,癖がない分,上質の馬肉に近いか。 ヤクシカの場合は,エゾシカに比べて脂肪分が少ないのだが,特に今は秋の繁殖期に備えて栄養を蓄えているから旬なので,ぱさつくことはない。焼き肉とカレー,で禁断の刺身も,私だけ試す。べらぼうに美味かった。刺身に出来るレベル肉を使っているので,不味かろうはずはないけれど。この時のシカ肉も,不味くはなかったが,それでもまるで別物。単純に焼き肉にした分は,もっと好評で,そちらは撮影する前に消えた。 タマネギをフライパンで炒めて,シャーウッドのカレー粉をまぶして更に炒め,これに肉と野菜を足して更に炒めたら,トマト缶をぶちまけて,缶の中を味醂とナンプラー,無いときにはめんつゆを入れて水を1/3程足してフラッシュするように,フライパンに入れて一煮立ちしたらお仕舞い。まぁ,舌で味を
本日,未明,公陳丸の体調が急変した。老齢で体力は落ちていたが,食欲は3日前まではそこそこはあった。急に内蔵不全が進み,昨日の点滴や抗生剤の注射などの治療も虚しく,1ヶ月移譲前から,ワイフと一つ部屋,僅かなペントスペース付きのワンルームマンションで彼とワイフと同居していたときと同じ状況に戻し,最期,ワイフに看取られて,静かに旅立った。 ワイフと彼の軀を整え,一通り算段して,一旦,うとうとしていた早朝,チコではなく次男の泣き声で再び目が覚めた。そうか,お母さんに教えて貰ったか。長男には,ぎりぎり彼が逝ってしまう前に先に教えて覚悟させてあった。末っ子は,ショックを受けていたが,長男同様,既に受け入れている状況。 ずっと,彼が戻ってこないなんてことはないと信じるために,全員普段通り普通にやっていたが,彼は,次の旅先を決めてしまったようだ。 彼を連れたワイフが私と出会い,息子たちが次々生まれて家族に
末っ子は,自他共に認めるカメ・ファン。学校の工作でも何やらいろいろ先生に解説しながら,各種カメを作っているので,カメ博士の称号を貰っているらしい。学校の蓮池にも捨てるに捨てられなくなったミシシッピアカミミガメが居るが,ワカメとかやってちょくちょく世話をしている模様。外来種問題でややこしくなるし,ともかく巨大になる,クサガメも室内で飼うには匂いが強力なので,そういったのはちょっと止めようかといいきかせていたが,カメ熱はどんどん上がるので,まあ,イシガメをちゃんと飼おうと言うことで納得させた。只,狭い家の中,飼うスペースはない。 で,諦めて父親としては,ちょっと思いついたカメ・トープを猫の額ガーデンの真ん中に製作。まあ,見たとおり,コンクリ捏ねる舟を使っただけ。中心部にはもう一寸アクアテラリウムっぽく何か生やそうと思っている。総工費3,500円。60cm水槽より安い。亀が逃げ出さないようにして
NHKの動物番組でビーバーの歯が木材を囓って伸び続ける無根歯をメンテしているという古来からの説明がでてきた。柔硬の二重構造はノミでも包丁でも同じなのだが,ものを削って刃が立つならこんな楽なことはない。齧歯類の顎と歯の構造を見れば,そこのすりあわせははっきり分かるし,そうやって歯を摩耗させ切っ先を尖らせるメンテをしているだろうと考える方が無理がない。顎を(追記:「左右」か「前後」か両方か、このダイレクションについては検証が必要)に摺り合わせる行動は観察すれば分かる。小型齧歯類では昆虫食が好きな種も多くて,囓ることができないケージに入れて昆虫やソフトフードだけで飼えるが,勿論歯が伸びすぎて死んだりしない。囓ることによる摩滅の延長線上で歯がメンテされるわけではない。もの囓っても確かに摩耗させることにはなるだろうが,実際に無根歯が伸びることに抗するだけの効果があるか,微妙。材料工学的に検証は可能だ
友人夫婦に,下の娘さんが無事出産。落ち着いたところで,顔見がてらちょっとお祝いに行ってみる。こういう妹が手に入る可能性がないこともあって,良いナーと長男。 自分の世代は,驚くほどの年齢差で縦の関係で遊んでいた最後の世代かも知れない。ハンディキャップのコントラスを着けるなど学んでいたが,最近の子供はその辺りが多分苦手。私自身が一人っ子だったこともあって,どちらかというと小さな子供は苦手だったが,息子たちにその兆候はない。むしろ全員楽しそうに面倒を見たがる。息子たちは,小さな赤ちゃんをみんな可愛いし好きだという。まあ,赤ん坊は猫のように可愛いし,猫も赤ん坊のように可愛いと石坂 啓が書いていたが,全員そんな感じ。ファジーな猫好きは,哺乳類全般が得意だ。 実は私は,サルに対して小さな時から恐怖症があったが,仕事柄,一日中観察していたら,気がついたら克服してしまった。いや,申し訳ない,人様の赤ちゃん
週の初めに、ワイフが交通事故。幸い,最終的には,双方物損で済んでしかも修理せずにごまかせるレベル。警察呼んで,一通り見聞と保険屋に連絡してから、一応病院でのチェックも終わってからワイフからの電話があった。 やっぱり動揺しているようだったので、昼休み,家にもどる。 今なら書けるけれど、この時点では、結構不確定な不安要因があって、一通り説明を聞いていた私が、何を言うかと思って動揺して待っているワイフに開口一番「えーと,腹が減ったんで、飯食いに行こう。」「え?」「ともかくさ,昼だし腹減った。あ?行かない?」「・・・行く。。。」すまん、極楽モードの旦那に深い考えはない。ないけど、ご飯だ。食ってれば死なない。食わん奴は信用しない。我が父の決めた家訓だ。 行く場所は決まっていて、いつものフリークライミングのゲレンデのあるお店。1枚目は,空豆のスープ,絶品。その空豆は,スープの前の,岩塩とオリーブオイル
久しぶりにホワイト餃子を買ってきました。店舗で食べるわけではなく購入して帰る人たちがホワギョーと呼んでいるのは,業務用冷蔵庫で冷凍されたものです。それを公式の調理法に従ってで,各家庭で焼くわけです。 油を引いて,一個ずつくっついてるのをばらして(割と簡単に外れる)フライパンに並べ,火を着けると同時にあらかじめ沸騰させておいた熱湯を餃子が8分目浸るように注ぎ,蓋をして茹でます。8分ほど茹でたら,お湯の減った分,油を投入。この油はこのお店のマニュアルでは,ちゃんと前もって温めておくと書いてありました。また,餃子はびっしり並べた方が,お湯も油も最小でいけるのと焼き具合も良いようです。 3分ほどでお湯が飛んで油だけ残りますが,ここに再び油を足します。で,底が良い色になるタイミングで底入れをして,火を中火に。油を一旦フライパンから出して(これは,お店なら次ぎ焼くのにまた使う形),焦げ目を付けたらでき
フィールドで一日データ取って戻ると,頭が麻痺していて居て,込み入ったテキストを書くことが難しい。書くべきテーマが沢山あったような気がしているのだが,脳味噌疲労状態で,まるでアルジャーノンだ。アルジャーノンって辛うじて思い出せるけど,誰だっけっていう状況に近い。なんでもいいけど,そんな状態なので今日も画日記でいくことにする。 ハナウドの上の食客,ヒメアシナガコガネ。この種は変異が凄く多いらしい。マクロでじっくり撮ると金粒を埋め込んだような美しさ。
サイコ・トラベル1−ハンミョウーのエントリを書いたのは,既に3年近く前。気の長いシリーズ(になるのか?) ニホンヤモリ Gekko japonicusの捕食行動を日記に書いたのは小学校5年生の時だった。3Pにも登る「力作」で,内容の詳細は覚えていないけれど,同年,運動会の日の日記が僅か二行であったのと比べて,母が笑っていた。 Sony α700, MINOLTA α AF MACRO 100mm 1:2.8 (32) 長々と書かないけれど,丁度,折からの結婚飛行で,羽蟻がリビングの硝子に集まってきてきて,それを狙って,数匹のニホンヤモリが食事に来ていた。 最初,私を玄関に迎えた小学校5年の長男を呼んで,一緒に観察した。末っ子と次男もやってきた。次男は上と下ほど動物馬鹿ではないので,一時すると部屋に引っ込んだが,長男と末っ子は,蚊に刺されながら観察を続行した。 Sony α700, MINO
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