経理部門でまとめられる各事業部の売上高や営業利益などの会計数値は、戦略立案の際の重要な指針となります。しかし、数値だけでは会社が抱える問題を解決するには至りません。 大切なのは、その会計数値から何を読み取り、どのような行動を起こすかです。会計数値から現場が何をするべきかを導き、実際の行動計画に展開する手法として注目されているのがバランススコアカード。 これから経営者の右腕を目指す経理担当が学んでおきたい手法です。 投稿日:2017/03/09 更新日:2021/09/17 バランススコアカード(BSC)とは? バランススコアカードは、1990年代の初めにハーバード大学ビジネススクールの管理会計学者、ロバート・S・キャプランと経営コンサルタントのデビット・P・ノートンが考案したもの。 バランススコアカードは、企業が掲げる財務目標に対して、どう行動計画に落とし込むかを明確にすることができます。