国民新党は18日、党本部で開いた定例記者会見の際、13日に発表した同党の緊急経済対策を報じなかったとして、一部報道機関の記者の出席を拒否した。 党職員が会見場の隣室で待機していた各報道機関の記者に「綿貫民輔代表ら三役からの伝言」として、報じなかった報道機関の出席拒否を一方的に通告。記者側は抗議したが、会見場への入室を拒まれた。 亀井静香代表代行は会見で、拒否の理由について「徹夜で考えた経済対策を報じないのはおかしい」と主張。野党記者クラブは(1)会見は開かれた環境で行われるべきだ(2)取材、報道の価値判断は報道機関が決める-として、国民新党に抗議することを申し合わせた。