日本では女性が初潮を迎える平均年齢は11~12歳ですが、体も大きく一見、早熟に見える欧米の子供は13歳前後です。 日本の子供がより早く初潮を迎える大きな原因として塾通いや携帯メール、パソコンなどを使用する事で夜遅くまで起きている事が指摘されています。 寝ないで長く光を浴びていると光に左右され暗くならないと分泌されないメラトニンの分泌が制御されます。メラトニンには入眠作用、解毒作用、抗酸化作用、抗腫瘍作用の他に性的成熟を抑制する働きもあります。従って、メラトニンの分泌が抑制されると性的成熟は早くなります。 さらに、初潮年齢が下がると女性ホルモンのエストロゲンにさらされる期間が長くなるため乳癌のリスクが高まります。 また、エストロゲンは光を浴びてメラトニンの分泌が抑制されると逆に増えますので、夜更かしをするとメラトニンの分泌が抑制される一方で、エストロゲンが必要量よりも多く分泌され、さらに乳癌