先週末に一部で話題となり、週明けの18日に大手メディアらに報じられて大きく騒がれた「iOSデバイスの“バックドア”問題」にようやく終止符が打たれたようだ。 もともと犯罪科学の専門家でiOSセキュリティに詳しいJonathan Zdziarski氏が米ニューヨークで開催されたハッカー会議で発表したもので、PINコードの有無関係なしにユーザーのデータを抜き取り可能な秘密の仕組みが全iOSデバイスに搭載されており、これがバックドアとして意図的に用意された可能性があると指摘していた。 折しも元米情報局のエージェントだったEdward Snowden氏がNSAによる盗聴プログラムの存在を暴露した後でもあり、「Appleが政府機関らと共謀してバックドアを仕掛けたかもしれない」と話題が広がったからだ。 一方でAppleもすぐに反論を出し、Zdziarski氏との論戦を開始した。今回、数日にわたる両者のや
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