Mozilla Foundationは、現地時間9月26日にブラウザの最新版となる「Firefox 118」をリリースした。 今回のアップデートでは、ローカル環境で動作するウェブコンテンツの自動翻訳機能を搭載。ウェブオーディオにおける匿名性の向上、Google Meetにおける背景のぼかしに対応するなど、機能強化を図った。 さらにCVEベースで9件の脆弱性を修正。今回のアップデートに重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。 重要度が上から2番目にあたる「高(High)」とされる脆弱性が6件。域外メモリへの書き込み「CVE-2023-5168」「CVE-2023-5169」や、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-5171」などに対処した。 さらに重要度が1段階低い「中(Modera