米Intelは8月8日(現地時間)、同社製CPUに脆弱性(CVE-2022-40982)が見つかったと発表した。同社のメモリ最適化機能を悪用することで、CPU内部のレジスタファイルを意図せずソフトウェア側に提供できてしまうという。すでにIntelがアップデートを提供しているが、修正の適用により一部処理のパフォーマンス低下を招く可能性がある。 メモリ内に散在するデータへのアクセスを高速化する命令「Gather」が引き起こす問題という。この脆弱性により、信頼できないソフトウェアが、通常はアクセスできないはずのデータにアクセスする可能性がある。脆弱性の影響を受けるのは第6世代Skylakeから第11世代Tiger LakeまでのCPU。 脆弱性を発見した米Googleの研究者ダニエル・モギミ氏は、脆弱性を悪用することで、同じコンピュータを共有する他ユーザーのパスワード、電子メールのメッセージ、銀
Intel製の一部プロセッサに複数の脆弱性が明らかとなり、同社はファームウェアのアップデートをリリースした。マイクロソフトやVMwareなども、脆弱性の影響を緩和するアップデートを提供している。 プロセッサの「MMIO(Memory Mapped I/O)」において、バッファやレジスタのクリーンナップが不完全である脆弱性「CVE-2022-21123」「CVE-2022-21125」「CVE-2022-21127」「CVE-2022-21166」が明らかとなったもの。 ハイパーバイザや仮想マシンにアクセス権限がある場合に、サイドチャネル攻撃によって情報を窃取されるおそれがあるとしている。 共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、今回明らかとなった脆弱性においてもっとも高い「CVE-2022-21123」が「6.1」と評価されている。他脆弱性はいずれも「5.6」から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く