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isasに関するYaSuYuKiのブックマーク (406)

  • ISAS | 第5回:イプシロンロケットの推進系 / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    イプシロンの実証機E-Xの上段モータ イプシロンロケット二段階開発の第一段階では、革新的機体システム技術を早期に実証するとともに、近い将来の小型衛星ミッションの要求に応えるため、イプシロンの実証機E-Xを開発します。その第2段、第3段には、「はやぶさ」を打ち上げたM-Ⅴ型ロケット5号機の第3段モータ、第4段(キックステージ)モータの改良型、M-34cモータ、KM-V2bモータを採用します。いずれも比推力300秒台の超高性能の固体モータです。 M-Ⅴ上段モータの開発完了から10年以上が経過した今日、入手できなくなった部品や材料がある一方で、材料技術・製造技術の進歩によってコストの削減と構造の軽量化を同時に達成する改修も可能となっています。E-X開発では、設計、材料、製造工程について8項目の改修を行います。特に、燃焼ガスの流れに直接さらされる耐熱材・断熱材については、M-34cモータの4分の1

  • ISAS | 観測ロケットS-310-41号機 打上げ終了 / トピックス

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型インフレータブルカプセルの飛行実験を目的とした観測ロケットS-310-41号機を2012年8月7日16時30分00秒(日標準時)に、内之浦宇宙空間観測所から上下角81度で打ち上げました。 ロケットの飛翔および搭載機器の動作は正常で、計画どおり発射後60秒に開頭が行われ、191秒に最高高度150kmに達した後、内之浦南東海上に落下しました。 搭載実験機の小型インフレータブルカプセルは、計画どおり発射後90秒にエアロシェルカバーを開放し、95秒にガスの注入を開始し、100秒にロケットから分離・射出されました。射出後は、約20分間にわたり、温度、圧力、加速度、姿勢等のデータおよび画像データを正常に地上局へ送信しながら降下を続けました。 今回取得されたデータを用いて、詳細な解析が今後実施されます。 光学班は発射後3秒までロケットを追跡しました。 日の天候

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2012/08/08
    ばっちりだな
  • ISAS | 第91回:必死に考え、こだわっていこう / 宇宙・夢・人

    はった・ひろし。1950年、東京都生まれ。工学博士。慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程単位取得退学。同大学理工学部助手、三菱電機材料研究所、宇宙科学研究所助教授を経て、1995年より教授。 宇宙用の耐熱材料の研究をしています。ロケットのエンジンや、大気圏に再突入する機体は、数千~1万度にもなります。そうした高温に耐えられる材料が必要です。 1回だけで使い捨てるならよくても、繰り返し使おうとすると十分な性能、信頼性のものがない、というのが現状です。 2011年に引退したスペースシャトルも、弱点の一つが耐熱材料でした。飛行のたびに、2万枚以上もあるセラミックス製の耐熱タイルを点検し、異常があれば交換していました。それにかかる時間と労力と費用は莫大でした。また、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの表面温度は、大気圏再突入のとき1万度を超えました。それほどの高温に耐える材料はな

  • ISAS | X線で探る超新星残骸 / 宇宙科学の最前線

    超新星と超新星残骸(SNR) 空に突如明るく輝き出す「超新星」。あたかも新たな星が出現したように見えるためその名が付いたのですが、実際には星の終焉を飾る大爆発です。爆発エネルギーはすさまじく、最大光度は銀河1個分にも匹敵します。長い歴史の中では、地球近傍で起こった故に昼でも見えるほど明るくなった例もあります。歴史書には2世紀から17世紀の間に7例の記録が残っていますが、その中で最も明るかったものは西暦1006年の超新星と考えられており、その光度は満月の4分の1にも達したそうです。世界各地でその観察記録が残っており、日では藤原定家が、伝聞をもとに『明月記』に記述しています。 超新星は出現後1年もすれば、ピーク時の1000分の1以下にまで暗くなり、肉眼では見えなくなります。その一方で、爆発に伴う爆風は、10000km/s(1秒間に地球を4分の1周する)ほどのすさまじいスピードで周囲の星間ガス

  • ISAS | 第4回:イプシロンの基本諸元と機体構成 / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    イプシロンロケットには、全段固体モータによる3段式の「基形態」のほか、第3段の上にポスト・ブースト・ステージ(PBS)が追加された「オプション形態」が用意されています。PBSは、搭載された小型の液体推進系(M-Vの姿勢制御用エンジン程度のコンパクトなもの)と航法誘導制御系により液体ロケット並みの軌道投入精度を実現させるステージです。M-V型ロケットまでは衛星側で行っていた軌道調整をロケット側の輸送サービスに含めることによって、多様なミッションへの対応能力と利便性を高めて需要の拡大を図ろうというわけです。 全備質量約91トンのイプシロンは地球周回低軌道に1.2トンの衛星を運ぶ能力があり、同じ条件で1.8トンであったM-Vの3分の2の規模となっています。打上げ費用は、推進系や搭載機器の一部を基幹ロケット(H-IIA、H-IIB)と共通化すること、材料を最新化し製造プロセスを効率化すること、射

  • ISAS | 「ひので」から見た金星の太陽面通過 / トピックス

    6月6日に日各地で観測された「金星の太陽面通過」は、太陽観測衛星「ひので」からも観測することができました。 「ひので」衛星がとらえた金星の太陽面通過の一部を公開いたします。 最新の公開画像、「ひので」衛星による観測の詳細は以下のページをご覧下さい。(観測画像は順次公開していく予定です。) 新しいウィンドウが開きます「ひので」から見た金星の太陽面通過(「ひので」プロジェクトサイト) 可視光・磁場望遠鏡(SOT)で見た第2接触前の金星 2012年6月6日7時30分頃(日標準時)に、金星が太陽の内側に入って見える「内蝕」の始まり前後に撮影した画像です。金星が太陽の北東の縁から太陽面に入り込む直前に太陽光が金星大気で屈折して金星の縁が光の輪のように光る現象が捉えられています。

  • ISASニュース 2012.5 No.374

    お知らせ ロケット・衛星関係の作業スケジュール(5月・6月) 第11回「君が作る宇宙ミッション」参加者募集 ISAS事情 川口淳一郎教授,宇宙功労賞を受賞 西村純先生,IAA基礎科学部門賞を受賞 「宇宙科学講演と映画の会」開催 「有人月探査を見据えた科学・ 利用ミッションワークショップ」開催 「スペーステラヘルツ技術国際シンポジウム」開催 「ひので」が衝突回避のために緊急軌道制御を初めて実施 MAXIが定常運用を終了し,後期運用へ移行 「宇宙最初の星を探査する」ロケット実験CIBER 第3回打上げ成功 観測ロケットS-310-41号機 噛合せ試験 イプシロンロケット模擬射点音響環境計測試験,第3シリーズ 相模原キャンパス展示ロビー,一部リニューアル 4月1日,ユーザーズオフィス誕生 イプシロンロケットが拓く新しい世界 第5回 イプシロンロケットの推進系

  • ISAS | 第3回:すべては衛星ミッションのために / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    イプシロンロケットの開発には「7日間」と「3時間」という重要なキーワードがあります。今回はこれらについてご紹介します。 7日間:ロケットの起立から打上げ翌日まで 衛星をロケットに搭載すると、作業エリアや作業時間の制約が衛星の作業に対して生じます。そのため、衛星をロケットに搭載した後は極力早く打ち上げることが望まれます。 そこで、イプシロンロケットでは衛星を搭載した後の作業期間を大幅に短縮し、1段ロケットを発射台上に立ててから打上げ翌日の後処置作業が完了するまでを7日間にすることを開発目標としています。 ロケットを発射台の上に組み立てた後は電気系の点検を行います。従来は、その点検に多くの時間を割いていました。イプシロンロケットでは、ROSEという愛称で呼んでいる即応型運用支援装置をロケットに搭載します。このROSEが発射管制設備と連携してイプシロンロケットの点検を行い、点検完了と同時にその評

  • ISAS | 観測角度による月の明るさと色の変化 / 宇宙科学の最前線

    可視・近赤外光による月の光学観測は、月表面の鉱物組成を調べる上で非常に有用です。ただし、その詳細解析には「測光補正」が必要とされます。稿では、月周回衛星「かぐや」搭載スペクトルプロファイラ(以下、SP)における測光補正法の研究について紹介します。 可視・近赤外データの測光補正 我々が自分の目で見ている光(可視光)の波長は0.4~0.75μm(1μm=1000分の1mm)ですが、それより長い波長の光は赤外線と呼ばれます。中でも可視光より少しだけ長い波長(3μm程度まで)は近赤外線と呼ばれ、月表面にある主要な鉱物は、それぞれこの波長帯で特有の反射スペクトル(広い意味での「色」)を持っています。ですから、月面で反射された太陽光の「色」を詳しく調べることで、表面の物質が分かるのです。観測される反射光の明るさ(光の強度)は、光源(太陽)・月面・観測者の三者がなす角度条件によって変わります。どの波長

  • ISAS | 第90回:種子島に恩返しがしたい / 宇宙・夢・人

    おのせ・まさみち。1977年、東京都生まれ。大東文化大学法学部政治学科卒業。2000年、宇宙開発事業団(NASDA)入社。種子島宇宙センター会計課、筑波宇宙センター契約2課、同センター研究開発プロジェクト研究協力室を経て、2011年10月より現職。 小学~高校生を対象に、学校の先生と協力して、宇宙を取り入れた授業の支援を行っています。理科の授業の一環として行うことが多いのですが、ほかの教科の宇宙授業支援も行っています。先日は家庭科の授業として、宇宙農業の研究者が、カイコのサナギを混ぜた「火星クッキーづくり」を指導しました。火星環境で自給自足するためにカイコを育て、サナギは貴重な動物性タンパク質として料に、繭は絹糸を紡いで洋服にするというアイデアです。宇宙飛行士の訓練を取り入れて心身を鍛える「ミッションX」という保健・体育に関係するプログラムも進めています。理科が苦手な子どもたちにも、

  • ISAS | 第2回:イプシロンが目指すもの / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    我が国の固体ロケットは50年余りにわたって独自技術として進化し続けてきましたが、2006年にM-Ⅴロケットが運用終了してから、衛星打上げという表舞台から遠ざかっています。しかし、我が国独自に蓄積されてきた固体ロケットシステム技術を維持することが必要不可欠であるという国家方針のもと、これまでの固体ロケットの伝統を受け継ぎ、活発化してきた小型衛星計画に対応することを目的として、イプシロンロケットの開発を着々と進めています。 イプシロンロケット開発での我々の狙いは、シンプルな固体ロケットとコンパクトな射場の組み合わせで宇宙開発の未来を拓こうというものです。その中でも、打上げ前の準備作業が少ないため射場における運用性が良いという固体ロケットの強みに着目し、この強みを最大限に活用して世界一の運用性を目指すことをイプシロンロケットの目標にしています。具体的には、第1段ロケットを発射台に立ててから打上げ

  • ISAS | 第89回:“人類初”を見つけたい / 宇宙・夢・人

    やだ・とおる。理学博士。1971年、福岡県生まれ。九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻博士課程修了。学術振興会特別研究員(PD)として、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、アメリカ・ワシントン大学(セントルイス)に在籍後、台湾・中央研究院PD研究員を経て、2006年より現職。専門は、始源惑星物質科学、同位体宇宙化学。

  • ISAS | 「すざく」で探る銀河団プラズマの運動 / 宇宙科学の最前線

    はじめに:天体の運動を測る ハッブルは1929年に、遠くの銀河ほどより高速で我々から遠ざかっていることを発見しました。これは、宇宙が「ビッグバン」で始まり膨張している証拠になっています。1960年代には、我々の銀河系のガスの回転速度が、星が存在しないようなずっと外側に行っても落ちていかないことが、ルービンらによって発見されました。これは、銀河系の質量の大部分が星やガスではない未知の物質で占められていること、すなわち「暗黒物質」の発見です。また、1995年にメイヤーらは、ペガスス座51番星の運動を精密に測り、星のまわりを何かが回っていること、すなわち「太陽系外の惑星」を発見しました。これらの3つの発見に共通していることがあります。それは、ドップラー効果を用いて、それまで困難と思われていた精度で天体の運動を測ったことです。 ドップラー効果とは、ある速度で動いている物体からの光が、元の波長と異な

  • ISAS | イプシロンロケット模擬射点音響環境計測試験の実施結果について(第3シリーズ) / トピックス

    宇宙航空研究開発機構は、イプシロンロケットプロジェクトチームを中心に設計解析を実施して設定した発射台形状による音響環境を確認するため、ロケット音響環境のピーク周波数帯をカバーする実機換算で500Hz相当までのロケット機体近傍場および遠方場の音圧データを取得することを目的として、スケール比1/42の模擬射点と小規模固体モータによる模擬射点音響環境計測試験を下記のとおり行ないました。 試験は、音響計測技術を有するJAXA 航空プログラムグループ(APG)と音響解析技術を有するJAXA情報・計算工学センター(JEDI)の協力のもと、イプシロンロケットプロジェクトチームからの要請に基づき、宇宙科学研究所が主体となって能代ロケット実験場にて実施したものです。 【試験実施日】2012年4月10日(火)、12日(木)、13日(金)、14日(土) 【試験場所】 宇宙航空研究開発機構 能代ロケット実験場

  • ISAS | 第1回:飛び出せイプシロン / イプシロンロケットが拓く新しい世界

    我が国における宇宙開発は、糸川英夫博士らの手によるペンシルロケットの水平発射実験に始まったとされますが、それに先立って示された博士のロケット輸送機の研究提案にこそ原点があるといえます。このころすでに英国ではジェット旅客機「コメット」が就航しており、「いまさらジェット輸送機の研究をしても追い付き追い越すまでにはなかなかなるまい。それなら後塵を拝するよりも、いっそのこと欧米に一歩先んじた研究に取り掛かろう」という見事な発想の転換です。これこそが糸川精神であり、常に世界一を目指す我々のエネルギーの源流をなすものです。 日の固体ロケット開発は以来、一貫して国産技術として着実な発展を積み重ね、ラムダロケットによる我が国初の人工衛星「おおすみ」の打上げを皮切りに、M-3S-II型ロケットによる我が国初の太陽系探査ミッションである「さきがけ」と「すいせい」、さらに「ひてん」の実現、そしてM-Vロケット

  • 「ひので」太陽黒点半暗部形成の前駆構造を初めてとらえた

    2012年3月8日 宇宙航空研究開発機構 京都大学 自然科学研究機構 国立天文台 米国航空宇宙局(NASA) 英国科学技術会議(STFC) 欧州宇宙機関(ESA) 概要: 太陽観測衛星「ひので」は、太陽黒点が誕生から大きな黒点に成長する様子を連続的に観測することに成功しました。これまで、半暗部の無い小黒点(英語でポアと呼びます)から半暗部をもつ黒点に成長する過程はよくわかっていませんでした。「ひので」による観測の結果、小黒点の誕生直後に、小黒点をとりまく半暗部に相当する構造(前駆構造)が、小黒点のある光球ではなくその上空の彩層で既に形成されていることを発見しました。太陽光球内部から浮き上がってくる磁力線が形作ると考えられている黒点の成長において、磁力線が上空の彩層から下がってくることによって黒点の構造の一部が形作られるとは専門家も予想していませんでした。この発見は、太陽黒点が

  • ISAS | BepiColombo MMOの熱制御系 / 宇宙科学の最前線

    はじめに BepiColombo――多くの方には耳慣れない言葉だと思いますが、これはESA(欧州宇宙機関)とJAXAが協同で進めている水星探査ミッションの名前です。太陽に一番近い惑星である水星はいくつか特異な性質を持っており、自転と公転周期が2:3の関係になっていることもその一つです。それを最初に指摘したのがイタリアの応用数学者Giuseppe Colombo(1920~1984年)でした。太陽に最も近い惑星であるために、水星は地球からの観測が難しく、また探査機による観測も米国のマリナー10号(1974~1975年)とMESSENGER(2011年~)によるものがあるだけです。マリナー10号は金星スイングバイを利用して水星に3回近づきましたが、この方策をNASAに提案したのが、このColombo博士でした。 彼の名前にちなんで名付けられた「BepiColombo」(BepiはGiusepp

  • JAXA|「あかつき」の現状と今後の運用について

    宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > 「あかつき」の現状と今後の運用について Tweet 「あかつき」の現状と今後の運用について 平成24年1月31日 宇宙航空研究開発機構 日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 「あかつき」の現状と今後の運用について (PDF:826KB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: 金星探査機「あかつき」(PLANET-C) 2012年1月のインデックス © 2003 Japan Aerospace Exploration Agency

  • JAXA|あかつき金星周回軌道投入失敗の原因究明結果を受けた今後の改善事項

    宇宙航空研究開発機構 JAXA について [組織情報] プロジェクト [活動内容] ファン!ファン!JAXA! [コミュニティ] サイトコンシェルジュ [お問い合わせ・FAQ] 宇宙航空研究開発機構 English TOP > プレスリリース > あかつき金星周回軌道投入失敗の原因究明結果を受けた今後の改善事項 Tweet あかつき金星周回軌道投入失敗の 原因究明結果を受けた今後の改善事項 平成24年1月31日 宇宙航空研究開発機構 日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。 あかつき金星周回軌道投入失敗の 原因究明結果を受けた今後の改善事項 (PDF:676KB) 問い合わせ先: 関連資料: 関連リンク: 金星探査機「あかつき」(PLANET-C) 2012年1月のインデックス © 2003 Japan Aerospace Exploration Agency

  • ISAS | 第86回:失敗に学び、常にチャレンジングな発想を! / 宇宙・夢・人

    すずき・かずひろ。1962年、静岡県生まれ。1985年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同年、宇宙開発事業団(NASDA)入社。経理部予算課、科学技術庁研究開発局宇宙利用推進室、パリ駐在員事務所、総務部調査役(宇宙3機関統合事務局)などを経て、2010年より現職。 宇宙研の基盤機能は、学術研究、大学院教育、科学プロジェクトの三つを大学共同利用によって進めることです。それらが確実に行われるように事務系のあらゆる業務を担っているのが、科学推進部です。総務、労務、対外対応、予算、事業計画、国際、学事、研究推進、安全衛生……と多様です。所属している人のキャリアも多様。彼らをまとめるのではなく、多様性を大切にしつつ方向性だけは「三つの基盤機能の実現」に合わせ、各人の能力を発揮できる環境をつくることが、私の役割です。 地元や、宇宙にあまり興味がない人々へ分かりやすい言葉で広報することは重要です。しかし