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jaxaとscienceに関するYaSuYuKiのブックマーク (145)

  • 月の化学組成に新しい発見 - お知らせ|月・惑星探査プログラムグループ

    月周回衛星"かぐや"のデータを用いた月の地殻形成過程に関する研究成果がNature Geoscience誌に掲載されました。なお、この研究成果はNature Geoscience誌のオンラインバージョンでも公開されています。(http://www.nature.com/ngeo/journal/vaop/ncurrent/full/ngeo1458.htm) マグマの海で覆われていた月の表面はどのように固まっていったのか ――。この研究成果により、これまで謎とされてきた月の地殻形成の成り立ちがわかってきました。 太陽系の天体のうち地球、月、火星など表面が岩石(地殻)で覆われた固体天体は、形成された直後は表面が非常に高温のマグマの海で覆われていたと考えられています。ただしマグマの海がどのように冷え固まったのか、古い時代のことだけに、解っていない事が数々あります。今回の研究では、月周回衛星

  • ISSから見る

    2012年6月6日午前7時過ぎから午後2時頃にかけて、金星が太陽の前を横切る"金星の太陽面通過"(日面通過)が見られました。 この天文現象を楽しみにしているのは地球に住む我々ばかりではなく、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の宇宙飛行士も同様でした。 5月21日の金環日における地球に写った月の影の撮影に続き、第30次/第31次ISS長期滞在クルーとしてISSに滞在中のNASAのドナルド・ペティット宇宙飛行士が、キューポラなど、ISS内の観測場所から撮影にチャレンジしました。 ISSのキューポラから撮影された太陽面を通過する金星

  • ISAS | 観測角度による月の明るさと色の変化 / 宇宙科学の最前線

    可視・近赤外光による月の光学観測は、月表面の鉱物組成を調べる上で非常に有用です。ただし、その詳細解析には「測光補正」が必要とされます。稿では、月周回衛星「かぐや」搭載スペクトルプロファイラ(以下、SP)における測光補正法の研究について紹介します。 可視・近赤外データの測光補正 我々が自分の目で見ている光(可視光)の波長は0.4~0.75μm(1μm=1000分の1mm)ですが、それより長い波長の光は赤外線と呼ばれます。中でも可視光より少しだけ長い波長(3μm程度まで)は近赤外線と呼ばれ、月表面にある主要な鉱物は、それぞれこの波長帯で特有の反射スペクトル(広い意味での「色」)を持っています。ですから、月面で反射された太陽光の「色」を詳しく調べることで、表面の物質が分かるのです。観測される反射光の明るさ(光の強度)は、光源(太陽)・月面・観測者の三者がなす角度条件によって変わります。どの波長

  • 石英質の塵粒が輝く恒星を発見、惑星形成の途上か - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    発表のポイント HD15407Aと呼ばれる恒星の周りに大量の石英質の塵を発見しました。 石英質の塵は宇宙空間では珍しい鉱物で、地球に類似した微惑星の存在の可能性があります。 太陽系以外の星の周りで、惑星が作られていく過程の解明につながることが期待されます。 発表概要 国立天文台と東京大学の研究者を中心とする研究チームは、日の赤外線天文衛星「あかり」と米国の赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」の観測から、石英質の塵が周囲に豊富に存在する恒星を発見しました。この塵は、恒星の周囲で惑星が形成される過程で、惑星の材料となる「微惑星」が非常に活発に衝突することで放出された可能性があり、今後、太陽系外惑星の形成過程やその材料物質についてのさらなる解明の手がかりになると期待されます。 発表内容 図1:(左)「あかり」により観測された HD 15407A の赤外線画像 (視野0.15度×0.15度)。(右)

  • ISAS | 突如出現した未知の赤外線天体: 赤色巨星からの突発的質量放出の瞬間か? / トピックス

    数多くの天体のデータを一度に解析する研究では、時として、思いもよらなかった発見をすることがあります。JAXA宇宙科学研究所の研究者が、通常では説明出来ない不思議な性質を持つ赤外線天体を発見しました。この天体は、もしかすると今からおよそ50億年後に、我々の太陽に起きるかもしれない突発的なガスやちりの噴出現象かもしれません。この結果は、5月20日発行予定のアメリカの天体物理学専門誌 The Astrophysical Journalに掲載されます。 JAXAトップヤングフェローのポシャック・ガンディー研究員、宇宙物理学研究系の山村一誠准教授、瀧田怜研究員からなる研究グループは、NASAの赤外線天文衛星 WISE(註1)によって観測された2億6千万個の天体のデータを、地上から観測された 2MASS と呼ばれる4.7億個の天体リストと見比べていて、一つの奇妙な天体を見つけました。WISE J180

  • 第3回深宇宙探査学シンポジウム開催 - JAXA大学・研究機関連携室

    JAXAでは、東京大学との連携協力協定のもとに「深宇宙探査学分科会」を設置し、連携協力を進めています。このたび「深宇宙探査学分科会」に関連するシンポジウムの開催が決まりましたのでご案内いたします。 第3回深宇宙探査学シンポジウム 太陽系探査の明日 ~ 小惑星・小天体の世界への招待状 ~ 日時:2012年5月14日(月)午前10時30分~ 場所:東京大学柏キャンパス柏図書館メディアホール Access 主催:東京大学大学院新領域創成科学研究科 共催:宇宙航空研究開発機構(JAXA) ポスター(PDF) 1回1天体をテーマにした深宇宙探査に関するシンポジウムシリーズです。第3回は「小惑星・小天体」をテーマに、サイエンスからエンジニアまで国内外の動きを広く俯瞰する内容となっています。今回は、海外からの講師をお迎えして、講演は全て英語で行われます。同時通訳サービスを提供致しますので、これまで通り、

  • 太陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた - Press Release 2012.4.19

    2012年4月19日 自然科学研究機構 国立天文台 理化学研究所 宇宙航空研究開発機構 米国航空宇宙局 (NASA) 英国科学技術会議 (STFC) 欧州宇宙機関 (ESA) 国立天文台と理化学研究所の研究者を中心とした国際研究チームは、太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により太陽極域の磁場観測を定期的に行ってきましたが、このたび、極域磁場の極性が通常より早く反転しつつあることを世界で初めて捉えました。これは、可視光・磁場望遠鏡が持つ高空間分解能・高精度偏光解析能力と長期間にわたり安定的に行われた「ひので」衛星運用による成果です。 現在、太陽活動は極小期を過ぎ、やや上昇してきています。今回の極小期の太陽磁場は、大局的に見ると、太陽の北極がマイナス極・南極がプラス極となっています。太陽の南北両極の極性は、2013年5月に予想される太陽活動極大期(黒点の平均的数

  • ISAS | 「すざく」で探る銀河団プラズマの運動 / 宇宙科学の最前線

    はじめに:天体の運動を測る ハッブルは1929年に、遠くの銀河ほどより高速で我々から遠ざかっていることを発見しました。これは、宇宙が「ビッグバン」で始まり膨張している証拠になっています。1960年代には、我々の銀河系のガスの回転速度が、星が存在しないようなずっと外側に行っても落ちていかないことが、ルービンらによって発見されました。これは、銀河系の質量の大部分が星やガスではない未知の物質で占められていること、すなわち「暗黒物質」の発見です。また、1995年にメイヤーらは、ペガスス座51番星の運動を精密に測り、星のまわりを何かが回っていること、すなわち「太陽系外の惑星」を発見しました。これらの3つの発見に共通していることがあります。それは、ドップラー効果を用いて、それまで困難と思われていた精度で天体の運動を測ったことです。 ドップラー効果とは、ある速度で動いている物体からの光が、元の波長と異な

  • URL変更のお知らせ |JAXA 第一宇宙技術部門 地球観測研究センター(EORC)

    【重要なお知らせ】このページは過去に公開された情報のアーカイブページです。更新を終了しているため、リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。 最新情報については、新サイト Earth-graphy (earth.jaxa.jp) をご利用ください。

  • ISAS | 金環日食 / イベント

    [2012年5月21日12時更新] 日は曇り空に覆われましたが、相模原キャンパスには335名の方がお越しくださいました。相模原では、直前には小雨が降るあいにくの天気でしたが、の最大となる7時33分頃から2分間程度金の環が出現しました。 その後も断続的に太陽を観察することができ、そのたびに歓声が上がりました。 金環日:観望会のご報告 2012年5月21日の朝、首都圏をはじめ日各地で金環日を見ることができます。 首都圏では実に173年ぶりの現象となります。JAXA相模原キャンパスでは、この天文イベントを通して宇宙を身近に感じて頂き、より安全に楽しんでいただくための活動を行っています。 みんなで観よう!金環日(当日のイベント) JAXA相模原キャンパスにて、観望会を行います。 【日時】5月21日(月)午前7時00分~8時30分 【場所】JAXA相模原キャンパス(門衛所にて受付を行って

  • 「ひので」太陽黒点半暗部形成の前駆構造を初めてとらえた

    2012年3月8日 宇宙航空研究開発機構 京都大学 自然科学研究機構 国立天文台 米国航空宇宙局(NASA) 英国科学技術会議(STFC) 欧州宇宙機関(ESA) 概要: 太陽観測衛星「ひので」は、太陽黒点が誕生から大きな黒点に成長する様子を連続的に観測することに成功しました。これまで、半暗部の無い小黒点(英語でポアと呼びます)から半暗部をもつ黒点に成長する過程はよくわかっていませんでした。「ひので」による観測の結果、小黒点の誕生直後に、小黒点をとりまく半暗部に相当する構造(前駆構造)が、小黒点のある光球ではなくその上空の彩層で既に形成されていることを発見しました。太陽光球内部から浮き上がってくる磁力線が形作ると考えられている黒点の成長において、磁力線が上空の彩層から下がってくることによって黒点の構造の一部が形作られるとは専門家も予想していませんでした。この発見は、太陽黒点が

  • 「はやぶさ」微粒子 初の一般公開 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2012/02/28
    0.05mmもあるのは、まだ比較的大きい方の粒子だよな
  • JAXA|かにパルサーから吹き出す超高速のパルサー風をとらえた

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所インターナショナルトップヤングフェローのDmitry Khangulyan(ドミトリー・カングリヤン)研究員らは、「かにパルサー※」周辺で観測された、周期的に変化する超高エネルギーガンマ線放射を解析した結果、それが、これまで検出不可能と考えられていたパルサー風(電子・陽電子の流れ)に由来する放射であることを突き止めました。これは、パルサー風の存在を初めて直接的に示したものです。また、パルサー風がパルサーにきわめて近い領域で光速度の99.999999999%もの速度に到達していることも分かりました。これらは従来の理論モデルでは説明の難しい重要な解析結果であり、これに関する論文が2012年2月23日付の英科学誌『ネイチャー』に掲載されました。 ※ パルサーとは、数秒以下の周期で規則的に電波を発する天体で、その正体は超新星爆発で生じる超高密度天体の中

  • ISAS | BepiColombo MMOの熱制御系 / 宇宙科学の最前線

    はじめに BepiColombo――多くの方には耳慣れない言葉だと思いますが、これはESA(欧州宇宙機関)とJAXAが協同で進めている水星探査ミッションの名前です。太陽に一番近い惑星である水星はいくつか特異な性質を持っており、自転と公転周期が2:3の関係になっていることもその一つです。それを最初に指摘したのがイタリアの応用数学者Giuseppe Colombo(1920~1984年)でした。太陽に最も近い惑星であるために、水星は地球からの観測が難しく、また探査機による観測も米国のマリナー10号(1974~1975年)とMESSENGER(2011年~)によるものがあるだけです。マリナー10号は金星スイングバイを利用して水星に3回近づきましたが、この方策をNASAに提案したのが、このColombo博士でした。 彼の名前にちなんで名付けられた「BepiColombo」(BepiはGiusepp

  • JAXA|「はやぶさ」サンプル国際研究公募の実施について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、小惑星「イトカワ」の微粒子(サンプル)の初期分析※を進めてきましたが、この度、微粒子(サンプル)の分析について国際公募を開始する運びとなりましたのでお知らせいたします。 国際公募は複数回に分けて行うことを予定しており、研究成果が期待できる研究者にサンプルを提供いたします。第1回目の公募を2012年1月24日より実施いたしますので、別紙の公募概要をご参照ください。 ※小惑星「イトカワ」の代表的なサンプルのカタログ化(同定・分類・採番)に資する情報を得る為に行う分析のことを指す。初期分析は、今回の国際公募をもって終了する予定。 国際公募の目的 広く世界の専門家から「イトカワ」サンプルの研究提案を募り、より優れた研究を選定することで、「はやぶさ」プロジェクトの科学的成果の最大化を図る。これによって世界の惑星科学の発展に貢献

  • ISAS | 「あかり」が検出した謎の遠赤外線放射とは? / 宇宙科学の最前線

    2011年8月10日、宇宙科学研究所ホームページのトップに「『あかり』宇宙からの謎の遠赤外線放射を検出!」※1という見出しが踊りました。何やら怪しげな研究をしているのかといぶかしむ向きもあろうかと思いますが、れっきとした科学成果です。稿では、このニューストピックに関して、もう少しだけ詳しく解説させていただきます。 赤外線の宇宙背景放射 このニューストピックの概略は、赤外線天文衛星「あかり」が遠赤外線で宇宙探査をしたところ予想外に大きな宇宙背景放射が見つかった、というものです。宇宙背景放射とは、遠方宇宙からやって来る一様に広がった淡い光です。知られた天体の向こう側にあるという意味で「背景放射」です。 宇宙背景放射として最も有名なものは、ビッグバン直後の灼熱の宇宙が出した光の名残である、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)です。これは、名のごとくミリ波~マイクロ波の波長(1~10mm)の電磁波と

  • JAXA|S-310-40号機 打上げ結果について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、夜間中緯度電離圏領域における電波伝搬解析を目的とした観測ロケットS-310-40号機を平成23年12月19日23時48分00秒(日標準時)に、内之浦宇宙空間観測所から上下角76度で打ち上げました。 ロケットの飛翔および搭載された機器の動作は全て正常で、計画どおり発射後60秒に開頭が行われ、観測を開始しました。ロケットは、発射61.5秒後にNEIプローブ伸展、62秒後にFBPセンサ伸展、62.5秒後にFLPプローブ伸展、210秒後に最高高度180kmに達し、全ての観測を終え、内之浦南東海上に落下しました。 中波・長波電波受信機、磁力計、インピーダンスプローブ、高速ラングミューアプローブ、固定バイアスプローブ、地平線センサー等の搭載観測装置は、上昇時下降時を通じて観測を行いました。発射から約80秒後に高度103 km付近において電子密度の高い領域を観測し、

  • JAXA|X線天文衛星「すざく」(ASTRO-EII)の観測成果について -「すざく」宇宙で最重量級の衝突現場を検証する:X線で探る銀河団の衝突と合体

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  • ISAS | 「すざく」が捉えた銀河団の衝突と合体について / トピックス

    X線天文衛星「すざく」が、Abell2256という銀河団をX線で観測し、大小二つの銀河団が秒速約1500kmという高速で衝突している証拠を捉えました。この測定は、銀河団プラズマ同士が衝突・合体している現場を世界で初めて直接的にとらえたものです。 これまでプラズマ同士がこれほど激しく運動しているとは考えられておらず、プラズマの圧力だけを支えていると仮定して推定されていた銀河団中の暗黒物質の質量は、実際にはさらに大きい可能性があります。 今後このような銀河団プラズマの運動の測定を系統的に行うことで、その運動を支配している暗黒物質の総量や分布を正確に推定することができます。 研究は、田村隆幸 宇宙科学研究所助教を中心とする研究グループによる成果です。 詳細につきましては、下記WEBページに掲載しましたのでお知らせいたします。 新しいウィンドウが開きます 「すざく」,宇宙で最重量級の衝突現場を検

  • ISAS | 金星探査機「あかつき」の軌道制御用エンジンの第2回テスト噴射の実施について / トピックス

    金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の軌道制御用エンジン(OME)の第2回テスト噴射(注1)を9月14日に実施し、取得したデータの解析を進めていたところ、噴射による加速度が、9月7日の第1回テスト噴射時と同様に想定よりも小さな値を示していることが分かりました。 今後の対応については、これまでの2回の試験噴射のデータをふまえて検討していきます。 なお、第2回テスト噴射後の衛星の状態は正常です。 注1:OME噴射状況の再確認等を目的とし、噴射時間は約5秒であった(計画通り)。